やあやあ、さむらいである。
我輩がこちらのらぁ麺ブログを始めたのが2020年1月22日であった。
初めに立てた目標と言うのが、“ミシュランガイド東京2020”に掲載されたお店を巡り、我輩の感想を記事にすると言った趣旨で始めた“さむらい流ミシュラン道”と言う企画であった。
そして先日、“ミシュランガイド東京2021”が販売され、今年も多くの店がミシュランに選出されたのである。
中には掲載から外れたお店も有るが、本日は新たに選ばれたお店にスポットを当てたいと思う。
と言う訳で、本日は久々の
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう！
さむらい流ミシュラン道とは？
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
今回、新たにミシュランガイド東京2021が発表されたので、近日中に全20店舗を制覇させて頂く。
もちろん、“さむらい流ミシュラン道”では過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくのである。
本日はミシュランガイド東京2021で初めてミシュランビブグルマンに選出された
『ねいろ屋』
に訪問した時のお話である！
訪問日
時は師走も初めの頃。
2020年も残す所、1ヶ月を切った訳であるが、毎年この時期になると発表されるのが、ミシュランガイドである。
今年は“ラーメン部門”でいくつの店が“星”を獲得し、いくつの店がビブグルマンに選出されるのかと発表を心待ちにしているのだ。
今年は新たに5店舗がミシュランビブグルマンに選ばれたのだが、我輩がまだ、未訪問のお店が2店舗も入っていた。
行きたいと思っている宿題店はいくつもあるのだが、そこに含まれていたお店もあれば、含まれていなかったお店も。
らぁ麺を語るにはまだまだ、ひよっこの新参者である証拠。
と言う訳で、早速記事にする為にミシュランビブグルマンに初選出された
『ねいろ屋』
を訪問するのであった。
ねいろ屋
こちらの『ねいろ屋』は初訪問となるのだが、宿題店にも入っていなかったお店である。
JR中央線の荻窪駅を最寄りとするお店でらーめんとかき氷を売りにするお店との事。
荻窪と言えば『春木屋』と言った老舗に始まり、多くの銘店が名を連ねる激戦区である。
更に、こちらの『ねいろ屋』はいくつかチェーン展開をしているお店であったので、我輩が取りこぼすのも無理はない、と言い訳をした所で、こちらのお店のご案内をw
荻窪駅の北口ターミナルを前に左手へ回り込み、正面の大通りである青梅街道を渡る。
次の“まちおか”がある角を右に入り、真っ直ぐ3分程歩くと左手に店が見えてくる。
時刻は平日の13:40頃の到着であったが、外待ちはなく、店内も半分程埋まっている程度の混み具合。
テーブル席に案内されると、メニューがあり、壁の黒板には限定商品も描かれていた。
食券制ではなく、オーダー制となっていてお会計は後払い。
我輩が頼んだのは特製瀬戸内しょうゆらーめん(1100円)とビール。
サイドメニューには炙りちゃーしゅー飯(400円)と言ったメニューもあったが、黒板には白銀豚のカレーライスなるメニューがあり、ハーフでも700円の所、らーめんとのセットだとハーフが500円だと言うので、こちらを頼む事に。
注文を通してからすぐに
『ハートランド中瓶』
が運ばれた。
ビールも中瓶650円の他に小瓶450円も有り、その他にもクラフトビールを取り揃えているらしい。
クラフトビールは別メニューがある程のこだわりようであったが、値段もそこそこであったので、
我輩は大好きなハートランドで良いとなったw
ビールを半分程頂いた頃に
『特製瀬戸内しょうゆらーめん』
が配膳される。
見ると色濃いスープの上には香味油が光り、味玉の横には鶏チャーシュー2枚、、ロースチャーシュー2枚が入り、その上には青ネギが盛られ、海苔1枚とメンマ、ナルトと言ったトッピング。
スープから一口頂くと、芳醇な鶏と煮干が合わさった重層的な味わいの中、醤油のキレを感じる。
スープは伊吹いりこ、媛っこ地鶏と4種の醤油を合わせた瀬戸内の食材にこだわったスープとの事。
続いて
『麺上げ』
を行うと、細麺が顔を出す。
調べると、三河屋製麵所(?)との情報も見たが、これは未確認。
パツっとしたストレートの細麺は醤油にも良く合うが、スープの持ち上げ具合を考えると我輩はもう少し、太めが好み。
そうこうしていると、お待たせしましたと
『白銀豚のカレーライスハーフ』
が届いたのだが、見るからに美味そうw
スパイシーなカレーに、白銀豚と名が付くのも納得のこれでもかと言うしぐれ肉が入っており、ご飯はもち麦入りで美味w
らーめんと合わせて食べても喧嘩せず、主張は抑えめ。
他の具材の
『鶏ちゃーしゅー』
は良い感じにレア感を出していて、しっとりして美味しく
『豚ロースちゃーしゅー』
薄切りながら大判で食べ応えは十分であった。
総括
いつも通りの完飲完食であった。
らーめんだけでなく、カレーと相性の良い組み合わせに留まらず、かき氷まで提供しているとは頭が下がる。
どれも中途半端ではファンが付く事が難しいジャンルであるが、それぞれが結果を出しているからこそのミシュランなのだろう。
これは我輩個人の感想なのであるが、美味しかった。
ただ、ミシュランに選ばれる程の特別感は感じ取れなかったのである。
色々なお店が紹介されて良いと思うが、ミシュランが好む鶏清湯系と言う点以外、特別な事はない。
むしろ、鶏清湯系なら美味しいお店はまだまだあるではないか、と言うのが我輩の感想であった。
とは言え、世界に認められたと言っても過言ではないので、一度は訪問してみると良いのではなかろうか？
本日はこれにて御免！
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