やあやあ、さむらいである。
我輩の生まれは東京であるが、育ちは横浜であったので当たり前のように近くに横浜家系ラーメンがあった。
横浜家系ラーメンがご当地ラーメンであったのは昔の話で、今となっては資本系が台頭し、全国区となっている。
横浜家系ラーメン発祥の店と言うのが『家系総本山吉村家』で、そのDNAを色濃く受け継ぐ弟子に任せた店を直系とし、九州地区にも初めて、吉村家直系となる『内田家』が昨年の4月にオープンしている。
『家系総本山吉村家』から様々な分家が生まれたのだが、元は吉村家直系でありながら、直系から独立したお店があるのだが、それが『王道家』である。
なぜ、独立したのかと言うのは以前に記事にしているので、省かせて頂くが、その『王道家』のDNAを受け継ぐお店が池袋に出店したと言う情報を入手したので、早速行ってきた。
と言う訳で、本日は
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
『王道家』を詳しく扱った記事はこちらから
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さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は山手線の池袋駅を最寄りとする
『輝道家直系 皇綱家』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は霞初月も月末の頃。
前文でも触れたように『王道家』のDNAを受け継ぐお店が池袋にオープンしたと言う事でずっと、行きたいと思っていた。
正確に言うと、『王道家』出身ではないものの、教えを受け継いでいる『輝道家』と言うお店が有り、その直系を謳っているお店なのである。
これまた、複雑なお家事情なのだが、中野武蔵家系の『武道家』出身でありながら『王道家』の教えを請い、出したお店が『輝道家』なのだと言う。
その『輝道家』で修行された店主が新たに輝道家直系としてオープンさせたのが『輝道家直系 皇綱家』なのだと言う。
『王道家』と言えば、燻製チャーシューとパンチの効いたカエシで、味が濃い目なのが特徴であるが、果たして。
輝道家直系 皇綱家
この日、店に到着したのは平日の18:00過ぎであったのだが、店内は満席で外にはなんと5名程の待ち客がいるではないか。
ちなみに、訪問時はコロナ禍の緊急事態宣言下であった為、営業時間は11:00~20:00の通し営業を行っている模様。
並んでいる最中、先に食券を購入するように案内され、購入する。
実の所、この日は連食をしていて2軒目であった為、ビールも頼んでいなければ、ライスすら頼んでいないw
こればかりはただただ、申し訳ないのだが、代わりと言ってはなんだが、ラーメンはトッピング多めの皇綱特製ラーメン(1050円)を購入した。
頼んでいないが、ビールはサントリーモルツ中瓶(500円)でおつまみ付きとの事。
また、ライスは100円で食べ放題となっている。
15分程で店内に案内され、ラーメンの好みを聞かれるが、初訪問なので全て普通で頼む。
この時、友人は麺硬めでお願いしていた。
厨房の中には3名の職人がおり、テーブル持ち回り兼案内役が1人いる。
店主と思われる指示役の方がご飯のお釜辺りに立ち、若い2人が麺上げとトッピング担当との分業を行っている。
寸胴鍋で一気にまとめて麺を茹で、平ザルですくい上げるスタイルで、硬めのラーメンから作り始めた。
ここでまず一つ目の違和感なのだが、カエシの量がかなり適当な印象。
カエシをレードルですくい、丼に運ぶまでに手前の丼にこぼれ、こぼれた分を目分量で2杯目をすくって足していたりと、何の為のレードルなのか?と。
これが好みで濃い目と頼まれているならわかるのだが、誰が濃い目かもわからない自分には確認出来ない。
次にスープを入れ、鶏油を入れるのだが、これも丼に寄って量がまちまちで全然違う。
平ザルですくい上げる様は全然慣れた様子がなく、麺は飛び散ったり、丼にちゃんと収まらなかったり、どんどんと不安になっていく。
先に友人の硬めから配膳された。
そして、待ってましたと我輩の
『皇綱特製ラーメン』
が続いて運ばれた。
特製にすると、チャーシューが3枚になり、味玉、九条ネギが付き、海苔も5枚に増量される模様。
『王道家』の燻製チャーシューが好きだったので特製にしてみた。
スープからまず、一口頂くと『王道家』を思い出させるカエシ強めの醤油が立った味わいで美味い。
独特の臭みもなく、ザラザラ感も抑えたスープに仕上がっていた。
次に
『麺上げ』
を行うと、顔を出したのは『王道家』の自家製麺となる短めの中太麺。
横浜家系ラーメンと言えば、酒井製麺なのだが、『王道家』は直系を外れてから自家製麺を貫いている。
個人的には酒井製麺も良いが、『王道家』の自家製麺も好きである。
海苔をスープに浸して食べるとライスが欲しくなるが、この日は2軒目であった為、ここは我慢する。
次回訪問時は空腹で訪れ、卓上の無限ニンニクを入れ、おかわりしてやろうと思う。
残念ながらチャーシューは小さい上に切り方が薄く、3枚でやっと、『王道家』の自家製チャーシューの1枚分位の量であった。
スープが濃いのもあるが、お腹がいっぱいで完飲は出来なかったが完食するのであった。
総括
作り方が適当に見えていたが、思いの外ちゃんと出来ているものなのだと感心したのだが、否。
友人が顔を曇らせているので尋ねると、味濃いめにしていないのにめちゃくちゃ濃いと言うではないかw
なんとも、見てても不思議であったが、やはり作り手の雰囲気で当たりハズレがある模様。
それでも奥で見守っている店主らしき方は何も言わずに、弟子の成長を見届けると言う方針なのだろうか?
正直に言うと、作り手の更なる成長が求められるなと思った次第。
都内の横浜家系ラーメンレベルで考えると美味しかったので、頑張って欲しいと願う。
本日はこれにて御免!
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