やあやあ、さむらいである。
更新が遅れてしまい、申し訳ない。
更新日を勘違いしての不手際なので言い訳のしようがない。
しかも、今週末は“GOTOトラベル”を利用して、久々の旅行に行く予定なので、次の更新も遅れてしまいそうである。
更に、らぁ麺を食べてはいるものの、記事に出来そうな店に行っていないのでネタも乏しい。
更新はさせて頂くが、まったり更新となりそうなのでご容赦下され。
さて、本日であるが
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系ラーメン”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系ラーメン”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は常磐線の柏駅を最寄りとする
『柏 王道家』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は大月も半ばの頃。
この日はお休みを頂戴していたので、何処か記事に出来そうな店に遠征するつもりでいた。
ただ、早朝に寝てしまった事もあり、起きたのは14:00過ぎと言う、昼飯時を大幅に過ぎた時間帯であった。
記事に出来そうな店で通し営業をしていそうな店と言う事で頭に浮かんだのが
『柏 王道家』
であった。
“横浜家系ラーメン”を語る上で、外せないのは『家系総本山 吉村家』の直系店舗。
どう言った基準で直系として認めているのかは定かではないのだが、少なからず、『吉村家』で修業し、吉村実氏に認められたお店のみが直系を語る事が出来ると言う点。
こちらの『柏 王道家』は元々は直系のお店であったのに、現在は直系からは外れているのである。
どう言った話なのか、歴史を振り返りながら初実食を試みるのであった。
柏 王道家
この日は土曜日と言う事もあり、何処のお店も混雑しそうな日であった。
ただ、昼時のピークの時間帯は外しているのでそこまで待たなくても行けそうな店と言う事もあっての選択。
営業時間は11:00~翌01:00までとなっているのだが、よくよく見ると、15:00~15:30はスープの調整時間となっていて、中休みが有る模様。
我輩が柏駅に到着したのは15:15頃であったので、着く頃には丁度お店が再開される時間帯であった。
常磐線、柏駅の中央口の西口を出て、駅を背にして真っ直ぐ進み、水戸街道を目指す。
水戸街道にぶつかると地下遊歩道があるので、そこを通って反対側へ渡り、水戸街道を左方向へ進むと、水戸街道の通り沿いに行列が見えて来る。
この日は雨が降っていたのだが、柏駅から徒歩でおよそ、10分程であったと記憶している。
この時、外には待ち客が16名おり、列に加わるのであった。
店の横には駐車場もあるので、車での来店も可能となっている。
15:30を過ぎた頃に列が動き出し、順に店内へ入るが食券を購入しているのでゆっくりであった。
我輩の番となり、券売機の前に立つと嬉しい事にビールがおつまみ付きで200円となっていたので、ラーメンよりも先に購入。
続けて、チャーシューメン(3枚)が850円とお値打ちであったので購入し、トッピングに味玉(100円)、麺は中盛(150円)にする。
更に“横浜家系ラーメン”と言えばライスは外せないと、半ライス(60円)を購入する。
カウンターは17名席となっていて、一応は最後の1席に座れたのだが、先に半分の客にラーメンを提供していたので我輩は2回転目。
店内の壁沿いには座って待てるスペースも有り、外にもベンチが置かれていた。
食券を渡す際に味の好みを聞かれるが、初実食であったので麺の硬さ、味の濃さ、油の量、全て普通を注文する。
先に運ばれたのは
『生ビール』
であった。
ビールは金麦と言う事なので、第三のビールであったが、海苔とチャーシューと言うおつまみ付で、値段も200円とあっては文句のつけようがない。
しかも、ラーメンが到着する頃には飲み切れる位の、小グラスと言う事で丁度良いサイズ感であった。
ビールを飲みながら厨房の様子を見ると、テボではなく、大鍋で一気に麺を茹で上げていて、麺は酒井製麺ではなく、自家製麺な模様。
この辺も直系から外れるに辺り切り替えたのか?
一体、どう言った事情があったのか、調べながらラーメンを待っていた。
『王道家』の店主である清水氏は、『吉村家』の吉村実氏に弟子にして欲しいと、1年頼み込んでやっと、弟子入りを認められたのだそう。
いち早く、独立したいと言う思いから休みなしで働き、入門してわずか1年で直系店の『王道家』での独立を果たした。
しかし、直系店は1店舗のみを経営して、そこからの独立店は認めないと言うルールがあったそうで、弟子を育て、独立させる為に直系店から外れたのだと言うのだ。
その為、『吉村家』との付き合いが強い酒井製麺は使えなくなり、自家製麺での営業を余儀なくされたが、紆余曲折あって現在では納得のいく麺が作れるようになったと言う。
要約するとこんなとこであるが、店の雰囲気や作り方を見ていても『吉村家』を系譜するお店であり、直系を外れたとは言え、『吉村家』をリスペクトしているお店なのである。
先に
『半ライス』
が運ばれたのだが、量が少なく感じる。
これなら大盛無料のライス(100円)の方が良かったか。
この辺は初訪問であると、わからない部分なので致し方ない所であるが、参考にして欲しい。
そして、ビールを飲み終えた頃に
『味玉チャーシューメン中盛』
が運ばれた。
具材はチャーシュー3枚、海苔3枚、ほうれん草に味玉と、潔い“横浜家系ラーメン”。
丼の底に溜まった鶏油を掻き混ぜさせるように、高い位置から勢い良く注ぎ入れたスープは何処か、荒々しくすら感じる。
スープを一口頂くと、ガツンと醤油のキレを感じる濃い目の味わい。
嫌な豚骨臭さもなく、ザラつきもないしっかりと仕込まれたスープで有りながら、ワイルドさが際立っている。
続けて
『麺上げ』
を行ってみると、酒井製麺のような短めの麺では有るが、啜って見ると酒井製麺の麺よりも少し、太く感じた。
自家製麺でありながらも啜り心地も良く、スープの持ち上げ感も申し分なく、店主の努力が垣間見れる。
更に『王道家』と言えば
『燻製チャーシュー』
である。
この燻製感を感じるスモーキーなモモチャーシューが堪らなく美味い。
味玉もトロっとした半熟加減で有りながら、しっかりと味が浸み込んだ一品であった。
最後の方は麺がスープを吸って、麺だけでも塩っぱく感じてしまい、スープの完飲は果たせなかったが、美味しく完食するのであった。
総括
『家系総本山 吉村家』の元直系店と言うだけあって、流石の逸杯であった。
我輩としては、次回訪問時は味薄め、麺柔めで注文し、濃い目の味付けに配慮して大盛ライスにしたいと思う。
『王道家』出身の有名店も多くあることから、弟子の為に直系を外れてでも出店させたと言う、自慢のお店にも今後は訪問していきたいと思う。
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本日はこれにて御免!
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