やあやあ、さむらいである。
我輩は東京出身ではあるが、幼少期からは横浜で育っているので身近に“横浜家系ラーメン”があった。
とは言え、本物である『家系総本山 吉村家』を初めて食べたのは成人してからであったのだが、食べて衝撃を受けたのは記憶に新しい。
我輩が食べて来たのは“横浜家系ラーメン”らしきもの(美味しい店もあったよ!)であって、これが本家本元の味だったのである。
今となっては孫の孫店と言ったようにどんどんと店舗が増え、資本系のとても“横浜家系ラーメン”とは別物といったお店まで出て来た。
そんな中でも『吉村家』の味を色濃く受け継いでいるのが直系と言われる店舗であり、我輩も様々な店舗を食べ歩いてきた。
『吉村家』の味を受け継ぎながら店独自に進化していき、差別化も図っているのだが、そんな中で直系であったのに直系店から外れたお店が『王道家』である。
その辺の細かい話は過去に記事にしているので割愛させて頂くが、その『王道家』がいよいよ、東京進出を果たしたとあっては行かねばならぬと、早速行って来たので記事にさせて頂いた。
過去のお家騒動についてはこちらから
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と言う訳で、本日は
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は山手線の御徒町駅を最寄りとする
『王道家直系 IEKEI TOKYO』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は蘭月も半ばの頃。
7月20日にオープンしたとあって、本日は“さむらい流新店道”でもある。
お店は御徒町駅と秋葉原駅の間に有り、末広町駅から徒歩3分となっている。
我輩は御徒町駅の南口から伺ったのだが、改札を出て左へ、線路沿いを秋葉原方面へ進み、『蒙古タンメン中本』を横目に真っ直ぐ進むと信号が有るのでそこを右へ曲がると左手に見えて来る。
初日はエグい位の並びであったそうなので断念し、我輩が伺ったのはオープン2日目であった。
行列のせいで苦情が相次いだそうで、2日目からはファストパス制度を導入。
時間毎に30枚まで整理券を配り、残りは並んだお客を案内すると言うもので、時間毎に20名程が並べるそう。
2日目がどの位並んでいるのかわからないが、今の所並んだ20名も1時間以内で案内出来ていると言うTwitterを見て、様子を伺いに行くと14:00過ぎで外待ち6人で中にもベンチが有り中待ちも6人といった並び。
思ったより並んでいなかったのでファストパスではなく、そのまま並ぶ選択をする。
並ぶ際に“ファストパスをお持ちの方が戻られたら列の前に入られますので”と案内を受け、最後尾につくのであった。
王道家直系 IEKEI TOKYO
結局、ファストパスを持っている方は現れずに並んだ順で列が進んで行く。
この日は清水社長も現場に立ち、修行生達の指導に当たっていた。
清水社長は積極的にSNSを活用する戦略を取っており、YouTubeも開設した事で話題になっており、そこから『王道家』を知った方も多いはずである。
この日は滅茶苦茶暑い日であったが、そこまで待たされる事もなく、店内に進むと先に食券を購入して下さいとの案内。
券売機はプラスチックの物ではなく、紙のもので高額紙幣は対応しているが、交通系ICと言った電子マネー系には非対応のもの。
基本となるラーメンが700円となっていて、そこにトッピングをしていく形なのだが、お薦めとされるのはチャーシューメン3枚(850円)となっている。
我輩は更に追加チャーシューのチャーシューメン5枚(1000円)に味玉(100円)をトッピングにし、麺は中盛(150円)に。
サイドメニューはライス(100円)によくよく見ると購入出来るビールおつまみ付き(200円)も購入する。
緊急事態宣言下とは言え、お店は25:00まで(オープンから2週間は21:00までに並ばれたお客のみ)としているので酒類を提供しても関係ないのだろう。
1人でラーメンを食べに来ている客の飲んでいるものが水かビールかで感染者が広がるとは考えられないので、我輩も緊急事態宣言下であろうが、1人飲みは推奨派である。
ベンチで待っている間に食券をお渡しするのだが、その際に好みを聞かれる。
味が濃いのはわかってはいるけど全部“普通”でお願いし、ライスは大盛可と言う事なので大盛でお願いする。
奇跡的に待ち時間は20分程で済み、席に案内されるのだが、そこはカウンターの一番奥の席となり、スープを作っている寸胴の目の前で、清水社長が直接指導に当たっていた。
店内はカウンター17席に4人掛けのテーブル席となっていて、21席有るので、回転率は良さそうであった。
早速、運ばれたのは
『ビールとおつまみ』
で、銘柄は金麦であった。
流石におつまみ付きで200円と言う事で、発泡酒かな?とは想像していたが、やはりであった。
とは言え、この金額で文句の付けようがないw
そして、海苔とチャーシューをアテにラーメンを待つ。
先に
『ライス大盛』
が到着する。
『王道家』のお薦めの食べ方として紹介されているのが卓上にある無限ニンニクと刻み生姜をのせて、マヨネーズをぶっかける食べ方w
ジャンキーではあるが、郷に入っては郷に従えと言うので
『アレンジライス』
を半分だけ作成し、ラーメンを待つ。
よくよく見ると、麺を茹でているのは『王道家』の出身である『とらきち家』の店主のようで、応援に来られた模様。
そして、待ってましたと
『チャーシューメン5枚中盛味玉』
が着丼する。
海苔3枚に青菜、とチャーシューと言った基本のトッピングに味玉がのる。
だが、よく見ると5枚で頼んだはずのチャーシューが3枚しかのっておらず、一番近くに居た清水社長に言うとすぐに別皿提供された。
写真の為にチャーシューをのせて撮影したのだが、本当はのせたくなかった。
と言うのも、チャーシューを入れる事でスープが冷えてしまうのではないかと言う懸念が有り、それが案の定、的中した。
スープを一口頂くと、まずぬるくなってしまったのが気になった。
薄味を薦めるだけあって、濃い味を構えていたのだがそこまで濃くない印象であったのだが、これは後半覆るのである。
これでもかと言うガラを使っているのは目の前の寸胴を見ればわかるのだが、カエシのキレを感じつつ、豚骨の旨味が出たスープで、『吉村家』とはまた違った主張があったが我輩が一番感動したのはやっと、本物の“横浜家系ラーメン”が東京で食べられるようになった事であった。
続いて
『麺上げ』
を行うと、短めの『王道家』の自家製麺が顔を出す。
“横浜家系ラーメン”と言えば、酒井製麺なのだが、『王道家』は自家製麺で提供している。
卓上には豊富なアイテムがあり、ニンニクだけでも行者ニンニクであったり、無限ニンニク、ニンニクチップ、生姜も刻み生姜とおろし生姜が有り、他にも粗挽きトウガラシ、すり胡麻、ラーメン酢など、味変アイテムが並んでいる。
我輩は途中でニンニクを入れたり、生姜を入れたりと日に寄って気分で変えているのだが、この日は生姜を投入。
そして、食べ進める内に底に溜まっていたカエシが混ざったようで、初めの一口とは比べようがない位濃くなっていたw
総括
流石に濃過ぎて完飲とはならなかったが満足の逸杯であったw
次回訪問時は味薄目を挑戦してみようと思う。
最後に丼に書かれた文字が印なのか、卵なのかわからず、どちらなのか一番近くにおられた清水社長に伺うと、笑いながら『しるしですよ』と、お答え頂いたのであるw
我輩が30分と待たずに食べれたのはたまたまな気がするので、しばらくは混雑覚悟で訪問された方が良いだろう。
最後に開店記念として、Twitterをフォローされているお客人に、開店記念で作ったオリジナルグッズが当たるガラガラくじが引ける。
残念ながら我輩は当てる事が出来なかったが、このガラガラくじは開店から1週間程続けるそうなので、オリジナルグッズが欲しい方は早めに訪れると良いだろう。
改めて清水社長へ、念願であった東京進出おめでとうございます!
本日はこれにて御免!
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