やあやあ、さむらいである。
我輩が、度々こちらの話題で取り上げている渡辺樹庵氏をご存知だろうか?
ラーメン好きだからこそ、当ブログを読んで下さっていると思うが、それならば知っておいて損はないお方である。
元は学生時代からラーメン好きで食べ歩きをされていた、いわゆるラヲタの方である。
ひょんなことからラーメン店に助言をされ、営業を立て直したのをきっかけに大学生がラーメン店をプロデュースと話題に。
昔はテレビなどにも出演されていたそうであるが、後の2002年、高田馬場に『渡なべ』を出店し、世に魚介豚骨ラーメンを広めた功労者となる。
現在もラーメンの食べ歩きを続けており、1万食を超えたのも話題となった。
日頃から食べ歩いたご当地ラーメンの再現に挑戦し、限定麺として『渡なべ』で提供しており、その完成度の高く評価されている。
現在は“渡辺樹庵のここだけの話”と言うYouTubeチャンネルを運営しており、マニアックな話題で毎日動画を投稿されている。
そんな渡辺樹庵氏が新たな店舗を高田馬場に出店され、話題となっており、我輩も早速行ってきたので、今回はその時のお話である。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2025年の4月に開店された
『札幌 六坊』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は吹喜月も初めの頃。
4月の終わりに『渡なべ』で、23周年を記念する、その名も“渡なべ23周年記念らーめん”を提供されており、こちらを頂くついでに新たにオープンした
『札幌 六坊』
にも行ってみようと言う話になったのだが、あまりの行列に断念。
オープンして最初の週末であったので、混雑はしているだろうとは予想したが、日曜日の13:45頃で40人以上の行列であった。
店前には渡辺樹庵氏ご本人が挨拶をして、お出迎えされていたので、混雑するのは無理もないであろう。
仕方がないと、“渡なべ23周年記念らーめん”だけを食べて、日を改めて出直す事に。
お次も翌週の日曜日であったが、お昼時を外せば大丈夫だろうと16:20頃に到着すると、待ちなし!
リベンジ成功と、早速入店するのであった!
札幌 六坊
まずはお店の場所であるが、高田馬場駅を最寄りとし、早稲田口を出て早稲田通りを右手、早稲田方面へ真っ直ぐ進むと、徒歩10分程で右手側にお店が見えてくる。
『渡なべ』を基準にすると、左に入ると『渡なべ』と言う路地の通りを挟んだ向かい側に、お店がある。
お店に入ると、店内の客席は5割程が埋まっており、厨房内にも4人体制でフルに回している様子。
食券制であるが、液晶タッチパネルの最新式で、現金不可の完全キャッシュレスとなっているので、ご注意を。
店名に札幌と付いているので、味噌ラーメンをイメージされる方も多いと思うが、こちらの『札幌 六坊』のお薦めは、味噌ラーメンではなく、札幌ブラックと呼ばれる札幌醤油ラーメンなのである!
なんなら、お次のお薦めは札幌塩ラーメンとされ、札幌味噌ラーメンは三番手となっているw
なので左上には札幌ブラックが位置し、価格は全種類1200円となっている。
一瞬高いと思われるかもしれないが、食べれば納得なので、ご安心を。
我輩はもちろん、札幌ブラックの味玉入り(150円)を選ぶ。
例の如く酒類の提供はないが、ご要望が多いのか、珍しくもご飯(150円)があり、サイドメニューはこれのみ。
トッピングは味玉の他に、チャーシュー(300円)、メンマ(200円)、バター(150円)、コーン(120円)と言った内容で、大盛が130円となり、何故かネギはない。
カウンター上に食券を置き、しばし待つ。
作ってくれているのが渡辺スタイルのエースである清田さんなので、安心して見ていられるw
時間あたり約30杯と言う爆速で回していたらしいので、さほど待たずして
『札幌ブラック味玉入り』
とご対麺w
波々と注がれた漆黒のスープに、中華鍋で炒めたもやしの上にはたっぷりのチャーシューとネギが盛られ、これでもかと粗挽き胡椒が振り掛けられており、メンマに味玉が隠れている。
この暴力的に食欲がそそられるビジュアルが堪らないw
まずはスープを丼から直接頂くと、ニンニクの香りが鼻を抜け、圧倒される胡椒の辛さだが、見た目程は塩っぱくなく、美味しい。
そして、中華鍋で振っているからこその香ばしさが堪らない。
続いて
『麺上げ』
を行うと、スープの色が移っているが、本来は黄色い中細麺が顔を出す。
こちらは北海道の森住製麺から空輸で取り寄せている拘りようで、暖簾には森住製麺の名が入っている。
スープとの相性もバッチリで、温度までしっかりと口に運んでくれる。
そして
『チャーシュー』
であるが、一見パストラミみたいになっているが、これは胡椒が掛かっているだけであるw
スープに負けないしっかりとした味付けで、たっぷり入っているので満足感も高いw
麺量ももしっかりと入っているようで、ご飯がなくてもお腹いっぱいになるのであった。
総括
いやはや、美味かったw
と言うか、毎年年明けにはこの“札幌シリーズ”の限定麺が始まっていたので、美味いのは知っていたw
今年は中々始まらないなと思っていたら、まさかの専門店を出すとは思ってもみなかったのであるが、以前に専門店で出しても売れると言っていたのを思い出した。
上記の写真はその後食べた札幌塩ラーメンである。
暑くなる足が向かなくなりそうではあるが、暑いからこそ汗だくになって食べたい一杯としてお薦めであるw
追伸、ネギを増せたら余計に写真映えすると思うので、トッピングに追加される事を切に願う!
本日はこれにて御免!
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