やあやあ、さむらいである。
先日ご紹介したが、国内最高権威と称される“TRYラーメン大賞2021”が販売された。
数ある名店の中で、各部門に分けて順位付けされ、名店の中で総合点が高い店が大賞となり、昨年開店した店のみを対象とした新人大賞と言うのを決めている。
我輩が『さむらい流新店道』の中で紹介してきた新店も受賞したお店が有り、新人賞の中でも醤油部門では我輩がご紹介した『麺創庵砂田』が1位に選ばれ、煮干し部門では『中華そば堀川(削除済み)』が1位に選出されていた。
どちらも我輩が受賞間違いなしと太鼓判を押していたお店である。
『麺創庵砂田』をご紹介した記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 未だにコロナは収束を見せない中、感染者数を見ても当たり前のように聞き流せるようになった気がする今日この頃。 何となく、WITHコロナと言う生活に慣れて来たのだろう。 緊急事態宣言が4月頭に発出され、1ヶ月以[…]
しかし、新人賞の中でも総合1位に与えられる新人大賞を受賞したのは我輩がまだ、未訪のお店であった。
我輩とした事が、宿題店と言う事で候補に入れておきながら未訪のお店が新人大賞と言う事でまだまだ、未熟であると知らされた訳であるが、ならば早速と、訪問してきたのである。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店させた店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の6月に開店し、わずか開店から4カ月で“TRYラーメン大賞2021”の新人大賞を受賞した
『らぁ麺や 嶋』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は霜月も初めの頃。
この日は土日祝日と言う事であったのだが、リアル門下生(読者様)でもあり、らぁ友でもあるかば(仮字名)とらぁ活する事に。
行列にも付き合ってくれると言うので、混雑間違いないであろう
『らぁ麺や 嶋』
を提案すると、快く承諾してくれた。
実の所、『らぁ麺や 嶋』に挑戦するのはこれで2回目であった。
1回目は友人らと平日の14:30頃に伺ったのだが、20名近い行列に日を改める事にしたのであった。
いくらTRY新人大賞を受賞した直後とは言え、平日でもこの並びなら土日祝日ともなれば、並びはもっと酷いはず。
そんな行列必死を覚悟の上で訪れると、到着したのは13:25頃であったのだが、並びは何と26名の外待ちと言う状況であった。
カウンター6席程の店と言う事で、回転率は高くないと言う前情報が有ったので、軽く1時間は越えそうである。
それでもかばは構わないと言ってくれたので覚悟を決め、並ぶ事に。
結局はランチの閉店時刻である15:00を過ぎた15:15にやっとこ、着席するのであった。
実に1時間45分待ちと言う歴代でも三本の指に入る並びであった。
少々、圧倒されるが、我輩達が並んだタイミングがこの日のピークであると思われ、並びの列は徐々に減っていったので14:00過ぎ位の方が待たずに済むかも知れない。
ただ、店のTwitterを見ると時折、早閉まいしている事も有り、確実に食べるとなると並びは覚悟の上でご訪問を。
らぁ麺や 嶋
都営大江戸線の西新宿五丁目駅を降りて、目の前の方南通りを清水橋交差点方面へ進み、越えた先の徒歩5分程の場所に『らぁ麺や 嶋』はある。
看板は上の画像の小さい行燈が出ているだけなので、行列が出来ていないと分かり辛いかも知れん。
さすがに1時間45分待ちと言う事で疲れたが、店に入ると出汁と炭火焼の良い香りが広がり、疲れは一気に吹っ飛ぶ。
入口のすぐ右側に券売機があるので、まずは食券を購入する。
我輩は特製醤油らぁ麺(1180円)を頼むつもりでいたのだが、この日は特製トッピングと肉鮨が残念ながら売り切れとなっていた。
ただ、特製トッピングの代わりに雲呑2種と味玉が付いて220円のトッピングDがあったので、醤油らぁ麺(880円)とトッピングD、そして、忘れてはならないとビール(550円)も購入し、着席する。
ご飯物と言ったサイドメニューも行きたい所であったが、連食も視野に入れていたので、この日は断念するのであった。
肉鮨は売り切れであったが、コロチャーごはん(320円)とたまごかけごはん(220円)の用意はあったので、かばはコロチャーごはんを購入していた。
早速
『エビスビール中瓶』
が配膳される。
特におつまみは付いておらず、エビスビールを飲みながら着丼を待つ。
メニューにはいくつか注意書きが有ったのだが、撮影は厨房内や人が写り込む事がないよう、商品のみとされていた。
決して広くはない店内には店主を含む、従業員3人で回している。
店主の丁寧ならぁ麺作りを見ていると、程無くして我輩の
『醬油らぁ麺』
が運ばれる。
らぁ麺を前にし、これが今年の新人大賞を受賞したらぁ麺かと感動していた。
スープは少し濁った感じで、チャーシューは2種類、肩ロースとバラが入り、雲呑も海老雲呑と肉雲呑の2種類が入り、味玉と細いメンマに青ネギがのる。
ちなみに、特製トッピングとなると、これにモモのレアチャーシューと鶏の燻製チャーシューが付くと聞いていたのだが、最近、特製トッピングの内容が変更されたと言う、呟きを見たのでご注意を。
スープを一口頂くと、まずは
『で、あるか!』
が発動する。
醤油のキレをガツンと感じた後に凝縮された鶏の旨味が押し寄せる。
こちらの店主は東中野の『かしわぎ』、佐野実氏の『支那そばや』で修業されていたそうで、“支那そばやイズム”が伝わってくる。
続いて
『麺上げ』
を行うと、少し胚芽が混じった中細麺で、これは自家製麺だそう。
ここも、“支那そばやイズム”が伝わってくるが、少し柔らかめに茹で上げられた麺はしなやかで、小麦の風味も感じられ、スープとの絡みも良く、美味い。
雲呑も
『海老雲呑』
と
『肉雲呑』
の2種類が有り、どちらも身はプリプリで美味い。
メンマや、味玉と言った具材も一つ一つが丁寧に調理されているのがわかる。
チャーシューも2種類あるのだが、こちらの
『バラチャーシュー』
は七輪で炙られてから提供され、肉厚で美味い。
こちらの
『肩ロースチャーシュー』
も絶品であった。
こうなったら、特製トッピングの他の2種類も気になるので再訪確定である。
大満足の完飲完食で店を後にするのであった。
総括
丁寧なのは調理だけでなく、接客も丁寧であった。
かばが頼んだ塩らぁ麺も絶品であったので、次回はつけ麺も挑戦したい。
肉鮨も頼みたいし、特製トッピングも気になるので必ず、近い内に伺うつもりである。
並びは避けられないと思うが、こう言った極めし逸杯を食べて頂けたら、並ぶのも気にならなくなるはずなので、並びたくない人も、是非とも行って頂きたいお店である。
本日はこれにて御免!
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