やあやあ、さむらいである。
2022年を振り返り、年間419杯のらぁ麺を食べた集大成として、“さむらい流らぁ麺大賞”を発表してきた。
前々回の記事では2022年に“さむらい流新店道”として紹介して来た中で、特に印象に残った美味しいお店を三店舗ご紹介した。
前回は名店部門としてご紹介して来た中で、美味しくて我輩のらぁ麺の概念を変えた三店舗をご紹介。
そして本日は、“さむらい流家系道”でご紹介した中で、美味しかった三店舗をご紹介しよう!
まず一店舗目は2022年2月16日にご紹介した『ラーメン三浦家』。
やあやあ、さむらいである。 淡麗系や清湯系を好むと言うイメージが強いせいか、それらを薦めると、友人達からはそれ系のらぁ麺をさむらぁ麺と揶揄される。 清湯系が好きな事に違いはないが、我輩は横浜出身と言う事も有って、横浜家系ラーメンも同じよ[…]
二店舗目は2022年4月10日にご紹介した『武蔵家 中野本店』。
やあやあ、さむらいである。 我輩はどちらかと言うと、清湯系のらぁ麺が好きで、そう言ったお店ばかり目に止まってしまう。 二郎系と言ったらぁ麺は苦手で、理解出来ないと思う反面、何か理由があるのだろうと、苦手でも食べ続けている。 そんな我輩[…]
三店舗目は2022年5月8日にご紹介した『横浜家系ラーメン おうじ家』。
やあやあ、さむらいである。 先日の記事で『中華そば 勝本』や、『銀座 八五』を運営していた株式会社勝本が破産の手続きを開始したと言うニュースをお届けした。 運営会社が破産と言う事で、各店舗は休業に追い込まれていたのであるが、この度『中華[…]
ご紹介した順番は記事の更新日順となっており、順位を表すものではない。
きっと、今回の記事のタイトルを見て訪問して下さった門下生(読者様)には刺さると思うので、こちらの記事も合わせてお読み頂き、お店にも行ってみてほしい。
さて、本日は流れのままに
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は線の駅を最寄りとする
『家系ラーメン まこと家』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は神無月も月末の頃。
月に一度、実家に顔を出しているタイミングを利用して、東京の南側のエリアを攻めている。
主に大田区、品川区、目黒区と言った所を中心に宿題店としているお店を回っているのであるが、日曜日である事が多いので、訪問出来ていないお店もまだまだ多い。
そんな中で、日曜だろうが深夜だろうが、はたまた緊急事態宣言が出ていようが関係なく、いつでも行けるお店があった。
それが、京浜急行電鉄本線の青物横丁駅を最寄りとする
『家系ラーメン まこと家』
であるw
場所的には第一京浜沿いなのであるが、この日は大井町駅から徒歩で向かう事に。
遠いように思うかも知れないが、我輩は歩くのが好きなので全く苦ではない。
大井町駅からだと東口を出て、通りを左へ第一京浜方面に進み、第一京浜を渡って左に曲がった先の右手に車からでも目立つ『まこと家』と書かれた黄色いテントが見えてくる。
大井町駅からも、徒歩20分と言った所であった。
家系ラーメンまこと家
日曜日の時刻は19:00過ぎと言う夕飯時であったが、待ちはなく店内も4割程が埋まっている状況となり、帰る頃には9割程となっていた。
深夜早朝でもやっていると言う安心感からか、上手く分散されているのかも知れない。
券売機はなく、メニューは壁に掲げる町中華スタイルで、何度かの料金改定があった事を伺わせるハリボテ感。
そこまでお腹が空いていた訳ではないので、ラーメン(800円)とライス小(100円)、そしてビール中(600円)をお願いし、好みは全て普通でお願いする。
そこまでお腹が空いていないのにライスは頼むんかい!と思われたと思うが、横浜家系ラーメンにライスはセットであるw
ビールを飲める余力があるならライスもイケるはずw
すぐに
『一番搾り中瓶』
が運ばれるが、特におつまみは付いてこない。
おつまみがないのが当たり前とは思っているが、ビール好きとしてはあったら嬉しいではないかw
こちらの『まこと家』であるが、『本牧家』系譜の『川崎家』ご出身との事。
余談であるが、『本牧家』が今年の5月でお店を閉めるとあったので、近々食べ納めに行って来ようと思っている。
まずはそれ程待たずして
『ライス小』
が到着。
これはらぁ麺に合わせてと言う訳ではなく、むしろビールのアテにでもしろと言わんばかりの提供スピード。
流石に米をアテには出来ないが、厨房の様子を見ながらビールを飲み進めていると、麺上げはテボではなく、大鍋平ザルスタイルで上げている。
麺量は感覚で丼に移し、硬めを注文した方から先に運ばれていく。
程なくして我輩にも
『ラーメン』
が運ばれた。
あまりの寂しさに驚いた方もおられるかも知れないが、これが『まこと家』スタイル。
横浜家系ラーメンの王道のトッピングと言えば、チャーシュー、ほうれん草に海苔3枚がデフォルト。
ほうれん草を忘れてる訳ではなく、最初から付かないのである。
もしトッピングをするとなると、200円と言う価格設定に驚きを隠せない。
ラーメンが600円の時代は、ほうれん草を追加しても800円であったので、まだ納得出来たかも知れないが、現在はほうれん草をトッピングすると1000円になってしまうのである。
これだけで行く気が失せてしまうが、待ってくれ。
『まこと家』はスープには絶対の自信を持っていると言うではないか。
ならば、是非ともそのスープを味わおうではないかと言う思いで来ているのである。
丼に目をやると、普通でお願いしたはずなのに相当な鶏油の量がスープの表面を覆っているのがわかる。
一口飲むと、その自信が伝わってくる。
かなりのマイルド系で、香りも良いので上質な鶏油を使っているのがわかる美味しいスープ。
もはや、『本牧家』を食べたのが昔過ぎてほぼ覚えていないが、それとはまた違った感じに思えた。
次に
『麺上げ』
を行うと、家系御用達の酒井製麺の短い中太麺が顔を出す。
こちらも普通でオーダーしたが、茹で上がりは硬めの仕上がり。
他の酒井製麺との違いはあまり分からなかったが、壁に書かれている案内には酒井製麺の“特製真宏麺”と言う特注麺を使用しているそうな。
続いて
『チャーシュー』
であるが、煮豚のこじんまりしたものが1枚入っていた。
何だか物足りなさを感じつつも、美味しいスープを完飲するのであった。
総括
ガツンと言った獣っぽさは皆無であり、上品なスープと言った印象で、空丼を見ても綺麗なのがお分かり頂けるだろう。
お店に寄っては、載せられないような空丼がワイルド系には多いのでw
スープは我輩好みと言えるが、ほうれん草がない事や立地から我輩の訪問頻度はこれから先も少ないだろう。
深夜営業している事や、マイルド系のスープが好きと言う近隣の方は、重宝出来るお店であるので、一度お試しあれ!
本日はこれにて御免!
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