やあやあ、さむらいである。
先日、我輩の大好きなお店が周年とあって、限定麺を提供されていたので、参加してきたのである。
らぁ麺は昔から大好きであるが、本格的にらぁ麺活動を始めたのが2019年から。
周年となると限定麺を提供するお店も多いが、それだけに留まらず、花が出たり、お弟子さんが総出で手伝いに来たりとする文化が根付いている。
ふと、疑問に思ったのであるが、これってらぁ麺業界特有の文化なのでは?と。
確かに何周年と言う節目にお花が贈られる事は他の料理界でもあるかも知れないが、限定食を提供したり、お弟子さんが手伝いに来たり、はたまたそれも食べに来る常連などのファンが居たりと言うのは、まこと稀有な事ではないかと思ったのである。
我輩はこのらぁ麺業界特有の文化が好きだし、大好きなお店の周年とあらば、極力伺っておめでとうございますと言いたいと思っている。
いつから始まった文化なのか、その歴史などをご存知、あるいは語っている文献や動画などがあれば、コメントで教えて下され。
さて、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の6月に開店された
『らーめん 藁』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は萩月も半ばの頃。
先日更新した『中華 のんち』の記事は、お読み頂けただろうか?
久々の“町中華道”を更新出来て良かったのであるが、近場ではあるが、実は行きたかったらぁ麺店を巡る、小旅行の始まりのお店であった。
『中華 のんち』の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 中京テレビの"オモウマい店"と言う番組はご存知だろうか? 関東地区では日テレ系での放送となり、毎週火曜日19:00に放送している番組である。 安くてデカ盛りと言ったお店や、面白い店主がいる店などを中心に紹介[…]
中京テレビの“オモウマい店”にも取り上げられたお店で、めちゃくちゃ我輩好みであったのだが、詳しくは記事をお読み下されw
本日はその日の夜の行動で伺ったお店の話となる。
この旅の目的は、翌日に予約した茅ヶ崎の『うずとかみなり』であった。
連休であったので、茅ヶ崎は日帰りでも行ける距離ではあるが、折角なら宿泊して、その周辺の行きたかったお店を巡ろうと、急遽決めたのである。
宿も決まっていない中で、昼は『中華 のんち』へ行き、たらふく食べ、夜飯は要らないんじゃないかと言う腹の膨れ様であったが、伺ったのは2023年度の“TRYラーメン大賞”で、新店部門の大賞に選ばれた
『らーめん 藁』
であった。
茅ヶ崎駅の隣の辻堂駅を最寄りとしたお店で、ずっと行きたかったので腹パン上等で目指すのであった。
らーめん 藁
お店の場所であるが、辻堂駅を最寄りと言っても駅からは徒歩15分程の距離にあり、車で伺う人の方が多いと思われるw
我輩は腹を少しでも空かせようと、辻堂駅から徒歩で向かったのであるが、国道1号沿いとだけ付け加えておくw
お店に着いたのは平日の20:00前で、売り切れていないか冷や冷やしていたが、お店は明るく、営業している模様。
待ちはなく、店内には5組の先客。
入口入ってすぐの券売機で食券を購入するのであるが、左上には特製しょうゆらーめん(1100円)が位置し、醤油好きな我輩は、迷わずポチり。
しょうゆらーめん(850円)と、しおらーめん(850円)の二枚看板となっており、サイドメニューには豚チャーシューごはん(350円)や、鶏チャーシューごはん(350円)もあったが、腹パンの為諦め、お連れ様はしおらーめん、そして食前のビールのみ購入する。
空いていたカウンター席へ並んで座り、食券をカウンターの上へ。
店主お一人のワンオペ営業であったが、そつなくこなされている様子。
すぐに
『エビスビール小瓶』
が配膳され、乾杯。
特におつまみが付く訳でもなく、券売機の中にもおつまみメニューはなかったのだが、それは車で来店されるお客が多いからなのかな?と。
手際良く調理をこなされている店主を見ながらビールを飲み進める。
こちらの店主の廣田氏は、町田の『町田汁場 しおらーめん進化』のご出身との事。
我輩は20代の頃に町田に住んでいた時期があるが、その時はまだなかったお店なのだが、『せたが屋』のしお専門店の『ひるがお』ご出身であられる関口店主が開業されたお店で、もはやしおらーめんと言えばの代名詞とも言えるお店。
百貨店の催事場で『町田汁場 しおらーめん進化』のしおらーめんを初めて食べ、衝撃を受けた我輩は、その後実店舗でもと、伺った事がある。
だったらしおらーめんを食えよと言う声が聞こえてきそうであるが、我輩が醤油好きで、お連れ様が塩好きなので仕方がないw
およそ5分程で
『特製しょうゆらーめん』
が運ばれる。
表面に細かい油が浮いたスープは、清湯系の醤油スープとなり、具材には炙られたバラチャーシュー2枚に鶏チャーシュー2枚、メンマに2種の色合いの味玉、細かく刻まれたネギに、三つ葉が添えられている。
まずスープから頂くと、芳醇な鶏の香りが先行し、奥には鴨も感じるスッキリとした味わいで美味い。
続いて
『麺上げ』
を行うと、細麺ながら平打ちと言う珍しい麺。
こちらはご自身で製麺されている自家製麺となり、スープとの相性もバッチリw
こちらの
『バラチャーシュー』
であるが、提供前に七輪の炭火で丁寧に炙っており、これまた香ばしい香りがし、美味しいだけでなく、この香ばしさがスープにも移って良い味変アイテムとなっていた。
形が崩れてしまったが
『鶏チャーシュー』
もしっとり、柔らかで美味しかった。
お連れ様のしおらーめんも頂いたが、流石は『町田汁場 しおらーめん進化』ご出身と言う味わいで美味かったのであるw
総括
しおらーめんの画像も載せたい所であったが、撮影しておらず申し訳ない。
流石に遠いので、我輩は普段使いは出来ないが、近くの方は是非とも足を運んで欲しいお店である。
駐車場も4台分あるそうなので、車でも来店出来る。
この後、宿を求めて茅ヶ崎へ移動するのであるが、取れた宿は駅前の東横インであったw
こうして翌日の『うずとかみなり』へ続くのであった。
本日はこれにて御免!
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