やあやあ、さむらいである。
さて、前回の記事では、新紙幣が発行される事によるお店の対応と、キャッシュレス化の問題について触れさせて頂いた。
最近では、食材の高騰などはある程度落ち着いた様子であるが、この度起こる“物流の2024年問題”をご存知だろうか。
“物流の2024年問題”を簡単に説明すると、物流関係の働き方改革の規制が4月から始まる事で、一人当たりの働ける時間が減る事により、起こる問題を指す。
この問題で間違いなく起こるのは、物流関係で働く方々の人手不足。
他業種でも人手不足が騒がれる中で、物流関係の人手不足を解消する為には賃金を上げる他ない。
問題解決に掛かる費用は、もちろん運送費に乗っかるので、益々物価高騰が起こるのが明白な状況なのである。
これはらぁ麺屋を含め、我々の生活にも影響が出る問題である。
新紙幣の対応、“物流の2024年問題”と来れば、流石に値上がりは避けられないだろう。
我輩が、月に一度は食べたいと崇拝していて、これまで値上げを行なって来なかった『青島食堂 秋葉原店』でさえ、4月に値上げをされるそうな。
本当の値上げラッシュはこれからである。
さて、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2023年の10月に開店された
『麺処 にぼし香』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は神来月も月末の頃。
この日は早めに身体が空いたので、気になっていた新店舗を目指す事に。
そのお店と言うのが、『丿貫』ご出身の方の独立店の
『麺処 にぼし香』
であった。
『丿貫』ご出身と言えば、『麺庵 利休』を最近ご紹介したばかり。
『麺庵 利休』の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 実は先日、インフルエンザに罹ってしまい、しばらくおとなしくしていた。 現在はしっかりと完治し、らぁ麺活動も復活しているのであるが、闘病中はビールもらぁ麺も絶って生活していた。 たった3日間であったが、その間[…]
『丿貫』ご出身の方のお店がどんどん独立されているが、本店の営業は大丈夫なのかと心配になってしまう勢い。
また、『丿貫』ご出身と言うだけで安心して伺えるので、この日も期待して向かうのであった。
麺処 にぼし香
お店の場所であるが、水天宮前駅を最寄りとし、水天宮のすぐ近くとなり、4番出口と5番出口の中間にある。
我輩は人形町駅から伺ったのであるが、A2出口から水天宮方面へ進み、徒歩10分程であった。
我輩が伺ったのは、オープンしてから1ヶ月が経った頃であったのだが、12:45と言うお昼時の中、外待ち3人に接続。
それでも10分と掛からずに、店内へ案内される。
この時はまだ券売機がなかったので、メニューを見て口頭注文し、後会計と言うオペレーションで、現金とPayPayなどのQRコード決済が利用可能であった。
既に限定の泥煮干蕎麦(1200円)は売り切れとの話であったが、30杯程とあったので、致し方ない。
残るはデフォルトの煮干蕎麦(950円)と濃厚煮干蕎麦(1200円)のみとなり、この日の和え玉は黒酢の和え玉(350円)、背脂の和え玉(400円)、あん肝の和え玉(500円)があり、限定と和え玉は、日替わりで変わる模様。
我輩は、濃厚煮干蕎麦にバラ海苔(150円)をトッピングし、背脂の和え玉とビール(550円)を注文する。
ちなみに、店内POPにはLINEのショップカードをダウンロードすると、その場で使えるクーポンが貰え、我輩はうずら味玉をサービスして貰う。
この日はオープンから間もなかった事もあり、ご飯物の提供はなかったのであるが、現在は販売している模様。
まずは先に
『黒ラベル小瓶』
が運ばれる。
おつまみは特に付かなかったので、アテが欲しい方はうずら味玉(150円)を、別皿で頼んでみては如何だろうか?
待つ事5分程で
『濃厚煮干蕎麦バラ海苔うずら味玉』
が着丼する。
シャバめのセメント系スープに、薔薇のようなレアチャーシューが中心に位置し、右に玉ねぎ微塵切り、左にバラ海苔となり、手前にうずら味玉3個が鎮座。
となると、デフォルトのトッピングはチャーシューと玉ねぎのみと言う事になる。
まずはスープから頂くと、濃厚ではあるが、エグ味や苦味は抑えられていて、よくある濃厚系とはまた違ったクリアさを感じる。
少し気になったのは、後味に残る粉っぽさで、これは魚粉なのかな?
『麺処晴』が提供している通常の濃厚そばは、動物系白湯と合わせているが、『麺処 にぼし香』は動物系不使用の濃厚スープとなっている。
続いて
『麺上げ』
を行うと、よくあるパツっとした細麺で、こちらは東京製麺所の麺だそうな。
次に
『レアチャーシュー』
は見た目以上に重なっているので、ぶっちゃけ追加トッピングはいらないかも?
半分以上食べ進めた所で和え玉をお願いし
『背脂和え玉』
が着丼。
こちらにはバラ海苔付くんかい!と思いながら混ぜ混ぜし、そのまま頂くと、背脂の背徳感に襲われる。
あん肝は別メニューと認識しているので、黒酢か背脂の2択であったが、黒酢が正解かも?
総括
いやはや、美味かったw
ただ正直な感想を言うと、『丿貫』らしさは出ていたものの、独創性はあまり感じられなかった。
ぶっちゃけ『麺庵 利休』の方が出身店を感じさせないような構成で、面白いと感じたのであった。
それでも、煮干系で考えると上位なのでw
我輩が伺った時は券売機はなく、後会計でPayPayで支払ったのだが、現在は券売機が導入され、現金は券売機で、QRコード決済の場合は店員対応となっている。
東京に居て『丿貫』が食べたくなったらの選択肢には、持って来いなお薦めのお店である。
本日はこれにて御免!
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