やあやあ、さむらいである。
各地で記録的な猛暑となっており、東京都では連日、熱中症アラートが出される日が続いている。
こんな中で開催されるオリンピックに、選手に対しては申し訳ない思いであるが、ある意味、地球温暖化の脅威を認識出来る場になったのではないか?と言う思いも有る。
これからの世は“SDGs”と言った“持続可能な開発目標”が掲げられており、環境の事を考えていない事業者は融資が受けられないといった圧力まであるようである。
我輩個人として何が出来るのかを考えたが、今、出来る事はゴミの分別やリサイクルと言った事位。
ゴミの分別やリサイクルと言った事は元々、積極的に行ってきた事であるが、地球の環境の為に出来る事を改めて考える機会となった。
我輩如きが出来る事は小さい事ではあるが、こう言った一人一人の小さい事の積み重ねが、後の大きい変化に繋がってくると思うので、出来る事から進めていこうではないか。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の6月に開店された
『煮干しNoodles にぼにぼちーの』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は秋初月も初めの頃。
遠くて中々行く機会がなく、ずっと行きたかったお店があったのだが、緊急事態宣言が解除された直後とあって、近くへ寄ったついでに伺ってみる事に。
そのお店と言うのは、東急大井町線、池上線の旗の台駅を最寄りとする
『煮干しNoodles にぼにぼちーの』
であった。
こちらのお店の店主は吉本興業の元芸人さんと言う異職な経歴を持ちながら、『自家製麺 伊藤 銀座店』で修行し、店長まで任された実力の持ち主。
『自家製麺 伊藤』と言えば、煮干しそばでは誰もが知る銘店で、『中華そば屋 伊藤』の息子さんが営んでいるお店。
どちらも2年連続でミシュランビブグルマンに選出されている実力店となっている。
そんな『自家製麺 伊藤』出身と言うだけでも期待が出来るが、何と、こちらのお店のコンセプトは“煮干し×イタリアン”を掛け合わせた世界初の新機軸のお店と言うので、期待を込めての訪問であった。
『自家製麺 伊藤 銀座店』と『中華そば屋 伊藤』に訪問した時の記事はこちらから
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煮干しNoodles にぼにぼちーの
旗の台駅の東口を出たら昭和大学病院方面へ進み、最初の路地を左に入ると左手側にお店はある。
店のガラスにはイタリア国旗に煮干しと言った珍しいアートが描かれている、洒落たお店なので、見落とす事はないだろう。
この日は夜の訪問で、18:40頃着いたのだが、外待ちはなく、店内には数名のお客人が居たのだが、準備中の看板が出ていた。
まさか、夜営業が始まってすぐに売り切れになってしまったのかと嘆いたが、一応確認してみようと店内に入ると普通に“いらっしゃいませ”とのお声かけ。
準備中の看板が出ていたのはひっくり返すのを忘れていただけとの事で一安心。
まずは、券売機で食券を購入するのであるが、ここで悩む。
初めて行くお店では左上のボタンが一番のお薦めと言うのがお約束なので、左上にある肉にぼにぼちーの(1000円)を購入したい所であったのだが、これは“煮干し×ペペロンチーノ”と言うコンセプトの看板メニュー。
一応はらぁ麺ブログなので、肉しおにぼ(900円)を購入し、味付き替玉として、にぼにぼちーのの上(300円)を購入。
にぼにぼちーのの上であれば、にぼにぼちーのは堪能出来ると考えての事であった。
この日は緊急事態宣言が明けた時であったので、瓶ビール(400円)と、サイドメニューのチャーシュー丼(400円)を購入する。
カウンター席に案内されたが、他にテーブル席もあった。
お冷はセルフサービスであったのだが、女子受けしそうな自家製ミントのデトックスウォーターと、水出しルイボスティーから選べる、お洒落なもの。
確かに、先客のお客人3名は全て女性客であった。
席に着くと早速
『スーパードライ小瓶』
が運ばれたw
余程、ビールが飲みたそうな顔をしていたのかと恥ずかしくなったが、久々に外で飲むビールに、嬉しくなってしまっていた。
ビールはスーパードライの小瓶であったが、らぁ麺を待つには一番、丁度良いサイズ。
ビールを飲みながららぁ麺を待つ。
我輩がこちらの『煮干しNoodles にぼにぼちーの』を知ったのは、国内最高権威と称される“TRYラーメン大賞”の新人賞汁なし部門で3位に選ばれていたからであった。
汁なし部門と言えば、大抵が油そばか汁なし担々麺と言ったジャンルなのだが、その中で異彩を放っていたのが肉にぼにぼちーのだったのである。
その衝撃たるや、言葉で表すのは難しいのであるが、『何これ?パスタじゃないの?けど煮干し?』と言った感じで、是非食べてみたいとなった訳である。
ワクワクしながら待っていると、先に運ばれたのは
『チャーシュー丼』
であった。
チャーシュー丼はゴロゴロとした煮豚のチャーシューに紫玉ねぎのみじん切りが散りばめられ、魚粉が結構な量、掛かっている。
早速、食べたい所であったが、先に食べてしまうとらぁ麺の味に影響を及ぼしそうであったので、一先ず我慢。
すると、一拍置いて待ってましたと
『肉しおにぼ味玉』
が着丼する。
手前にはこんもり盛られた煮豚のチャーシューに、中心には紫玉ねぎのみじん切りが盛られ、海苔が1枚、そして、存在感のある特製青森にんにく醤油漬け味玉が鎮座。
言い忘れていたが、トッピングに特製青森にんにく醤油漬け味玉(100円)を購入していたのであるw
まずは、スープを頂くと、『自家製麺 伊藤』譲りの煮干し全開の清湯スープであるが、これは科学調味料不使用の無化調スープであると言うのだから驚きである。
これって塩なの?と言う深い味わいで、麺は『自家製麺 伊藤』のパッツン系の細麺であった。
そして
『煮豚のチャーシュー』
がホロホロと口の中で溶ける柔らかさで、らぁ麺との一体感は半端ない。
スープは少なく見えるかもしれないが、丼がすり鉢状になっており、しっかり入っている。
ビジュアルだけで、滅茶苦茶気になるであろう
『特製青森にんにく醤油漬け味玉』
はがっつりニンニクであるが、半熟加減も堪らない塩梅でむっちゃ美味いw
この辺で、忘れかけていたチャーシュー丼に手を付けるが、美味しくない訳がないのであるw
夢中に食べ進め、いよいよ替玉をお願いすると、『伊藤』の細麺か、太麺か選べると言われたが、ここは迷わず、太麺でお願いする。
今、我輩が食べたいのは『伊藤』ではなく、“煮干し×イタリアン”のにぼにぼちーのなのである。
太麺なので、少し待たされたが
『にぼにぼちーのの上』
が着丼。
これが、“煮干し×イタリアン”か。
まずは混ぜずに麺だけ啜ってみると、これまた煮干し感ニンニク感全開で美味過ぎw
更に混ぜる事で底に溜まっているスープとオリーブオイル?が混ざり合う事で新天地w
これを更にしおにぼのスープに漬けて食べ、最後は丼にドボンし、完飲完食するのであったw
総括
いやはや、美味かったw
しおにぼも美味かったが、にぼにぼちーのの上も最高であった。
次回訪問時はにぼにぼなーらとにぼにぼちーのの上を頼もうと思う。
パスタっぽい中に煮干しを全開に活かした独創的な逸杯に感銘を受けたのであった。
唯一の弱点を言わせて頂くと、ニンニクが効き過ぎw
餃子どころの騒ぎじゃなく、翌日がお休みの方じゃないと食べちゃダメレベルで残ったのであるw
それでも、是非とも次回も行くのが楽しみのお店であったので、皆様もお休みの前日に行ってみては如何だろうか?
本日はこれにて御免!
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