やあやあ、さむらいである。
我輩は、ホテルマンが社会人デビューだったのであるが、まず社員寮に入ったのである。
高卒で就職をするにあたり、どんな職種に就くかよりも、社員寮がある会社を探していた。
早く実家を出て自立したかったからなのであるが、たまたま見つけたのがホテルであった。
その社員寮があったのが丸の内線の方南町駅で、我輩にとっては思い出の地となっている。
なぜそんな話を始めたのかと言うと、本日ご紹介するお店が方南町のお店だからw
ちなみに、我輩の青春のラーメン屋は、『コタン』と言う深夜しか営業していないお店なのであるが、それについては、こちらの記事で詳しく語っている。
やあやあ、さむらいである。 今回の話は、まずは我輩の自己紹介から始めなければならないw 我輩が初めて社会に出た時に勤めたのが、新宿にある某ホテルであった。 実家を早く出て、自立したいと願っていた我輩が選んだのが寮がある勤め先で、その条[…]
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2025年の2月に開店された
『創作麺 ひとすじ』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は月不見月も半ばの頃。
この日はいつもよりも早めにランチに繰り出せる事となり、少しだけ遠出をしようと試みることに。
そんな中、いくつかある宿題店の中で、早く行かないとSUSURUくんに先を越されてしまうと、焦っているお店があった。
何も焦る必要はないと思われるかも知れないが、SUSURUくんの動画に取り上げられるや否や、その影響力は凄まじいものがあると思っている。
以前はそんなに焦る事はなかったのだが、ここ最近のSUSURUくんが取り上げる新店舗の割合がかなり多い上に、早い段階で訪問して動画にアップされているのである。
それがオープンして間もないお店を応援するつもりなのか、動画を見ている視聴者の為なのかは分からぬが、動画にアップされるとその影響は凄まじく、混雑が落ち着くまでに時間が掛かるので、行きたいけどしばらく行けないと言った事に陥りがち。
そんな中で更に、ラヲタで有名なや団の中嶋氏が、テレビで紹介したお店があった。
そのお店と言うのが
『創作麺 ひとすじ』
だったのである。
その番組では、お店が忙しくてテレビの取材が間に合わず、店名だけの紹介だけで済んだのであるが、さっさと行かないとSUSURUくんに先を越されてしまうと思い、向かうのであった。
そんなこんなで、懐かしの方南町駅に降り立った訳であるが、果たして。
創作麺 ひとすじ
まずはお店の場所であるが、丸の内線の方南町駅を最寄りとし、東改札の2番出口を出て、目の前の道を渡り、右へ進むとすぐ左手側にお店が見えてくる。
お店に着いたのは、平日の13:30頃であったのだが、ガードレールに沿って8人程の行列が出来ており、そのまま最後尾に着く。
聞けば、こちらのお店には名物女将がいるらしいのであるが、それがどなたを指しているのかはすぐにわかったw
厨房には店主と奥様と思われる女性に、恐らく母親であろう女将さんが配膳をしている。
この日は券売機の調子が悪かったらしく、キャッシュレスが使えなくなり、現金のみの案内となっていた。
そんな中で、並んでいる我々に対して女将さんが言ったのは、『もし並んでいるお客様の中で現金を持ち合わせていない方がおられましたら後日払いでいいのでお申し付け下さい』と言うではないか。
そもそも、キャッシュレス化が進んでいるとは言え、全く現金を持ち合わせていないと言う方はほとんど居ないと思うのだが、この心配りが素晴らしいと思ったのである。
そのまま並んでいると、食べ終わって外に出て来た客の中に、知り合いの方がw
どうにもチャーシュー丼が食べたくて早めに来たのに、売り切れてたと嘆いていたw
席へ案内されたのは待つ事50分。
仮に案内されている客が座ったばかりだとしても、2回転するのに1時間は待たせ過ぎと思う位に回転が悪いのが明白であった。
1時間20杯としても、一人当たり3分と言う計算となり、これが大体の茹で時間と考えたらそんなもんかと納得出来ると思うのだが、一人当たり大体4分半以上掛かっている計算になる。
ちなみに回転率が早いなと思うお店は、1時間30杯以上の早さで提供し、一人当たり2分となっている。
故障した券売機をスルーし、手持ちのメニューから選択して口頭で注文し、料金は前払いと言う対応に。
メニューは中華そばと担々麺(1350円)のみとなり、左上には特上中華そば(1800円)が位置し、デフォの中華そばは1300円となっている。
これにせいろがセットになった特上中華そばせいろセット(2050円)と、中華そばせいろセット(1650円)がある。
サイドメニューにはチャーシュー丼(500円)と炙り肉丼(500円)があったのだが、ご飯物は売り切れとなっていた。
我輩は特上中華そばせいろセットにビール(600円)を注文し、現金で会計を済ます。
この時に、せいろを頼まれた方はラーメンの提供する順番が前後しますとの事であった。
先に運ばれたのは
『ハートランド小瓶』
となり、特におつまみは付かなかった。
ビールを飲みながら待っていると、我輩よりも後ろに並んでいた方々の方が、先に配膳される。
なるほど、せいろに時間が掛かるので、せいろに合わせて中華そばを作るのか。
同時に配膳されるなら写真も撮りやすいと思ったのだが、特上中華そばが運ばれても中々せいろが出てこないではないか。
順番を後回しにされた意味がないではないかと思いながら、麺が伸びてしまうので箸を付けようと思った矢先に、やっとこせいろが運ばれ
『特上中華そばせいろセット』
の写真を一緒に收める事が出来たのであった。
せいろの中身は焼売となっており、まずは何も付けずにそのままで頂く。
タレは確か酢醤油に辛子と言った感じだったと記憶するが、間違えてたらごめんなさいw
そして、いよいよ中華そばであるが、白湯の手前の半濁したスープで、チャーシュー2種にワンタン2種、メンマ、九条ネギ、味玉と言ったトッピング。
スープを頂くと、鶏と煮干や節系と言った構成で、見た目に反して清湯寄りとなり、美味しい。
何となく、べんてん系に寄っているのかと思ったら、また違った味わいで面白い。
続いて
『麺上げ』
を行うと、三河屋製麺のツルシコな細麺が顔を出す。
スープの持ち上げも良く、相性もバッチリ。
お次は
『モモチャーシュー』
であるが、焼き目も入っていながら、しっとりに仕上がっており、とても美味しいw
もう一方の
『肩ロースチャーシュー』
であるが、こちらは薫香を感じる仕上がりで、豚本来の味も感じられ、美味しかった。
どちらも大判で厚めにカットされているので、食べ応えもあった。
最後に
『肉ワンタン』
と
『海老ワンタン』
と種類が異なり、どちらも甲乙つけ難く、しっかり美味しいw
メンマと言った脇役でもしっかりと仕込まれていて、どのトッピングもレベルの高さを感じるのであった。
総括
いやはや、美味しかったw
こちらも今年のTRYラーメン大賞の新店部門に絡んでくるであろうと、予想する。
我輩が訪問した1週間後位にSUSURUくんの動画がアップされたので、紙一重であった。
味も良いし、接客も素晴らしいので言う事なしかと思うのであるが、一つ苦言を言わせて欲しい。
丁寧に作るのもわかるが、流石に回転率が悪過ぎる。
その原因の一つにせいろがあると思うが、どうしても提供したいのであれば、『饗くろ㐂』のように焼売は蒸しておき、注文を受けたらすぐに出せるようにしておけば、提供前の順番を変える必要もないし、回転率も上がると思うのだが、如何だろうか?
まだまだ混雑が続いていると思うので、並ばれる際は時間に余裕を持って伺う事をお薦めする。
本日はこれにて御免!
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