やあやあ、さむらいである。
新型コロナウイルス感染症に対する分類が、インフルエンザと同じ5類に引き下げられた事で、早くもお祭りや恒例の催し物が開催されている。
直近で言うと、千葉県の八街駅のけやきの森公園で『八街激うま!ラーメン祭』が開催されている。
開催されるのは5月12日から毎週末の金土日で、第4弾の6月2日から6月4日まで開催されており、各週で話題の有名ラーメン店が出店するイベントである。
例えば、第2弾となる5月19日から5月21日は川越の『寿製麺よしかわ』や、ダルビッシュが来日中に訪問したと言う『ラーメン箕輪家』を始めとするお店が8店舗出店する。
我輩は行った事がないが、千葉にお住まいの方などは行ってみては如何だろうか?
最近ではこう言ったイベントの他、ポップアップ店舗として有名店が入れ替わりで営業するようなお店が、多く出店している。
今回ご紹介するのもその一つ。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の12月に新宿駅構内に開店された
『#新宿地下ラーメン』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は梅津月も月末の頃。
既に何度か訪問していたが、この日は我輩がどうしても行きたかった店舗であったので、記事用に並び覚悟で訪問する事に。
その目的のお店と言うのが、栃木県の横倉にある
『ヨコクラストアハウス』
であった。
以前にラーメン旅で栃木県へ訪問した際に候補に上がったお店の一つであったが、店休日と重なってしまい断念したのであった。
いつかは絶対行きたいと思っていたお店で、つけ麺博に出店された時もタイミングが合わずに断念。
そんな『ヨコクラストアハウス』がこの度、2月21日から2月27日まで
『#新宿地下ラーメン』
に凱旋出店されると言うではないか!
恐らくは、大変な混雑が予想されるが、栃木に行くよりはきっと楽であると思い、休みを利用して訪問を決める。
この日は2月23日となり、天皇誕生日の祝日と重なってしまったが、果たして。
#新宿地下ラーメン
そもそも、今回訪問する『#新宿地下ラーメン』であるが、新宿駅の西口にある小田急エースに出来たポップアップ店舗。
基本的に週替わりで全国の有名店が出店されており、例えば5月16日から5月22日は、『博多 新風』が出店される予定となっている。
何処のお店が出店されるかなどのスケジュールは公式Twitterや、ホームページでご確認下され。
お店の場所であるが、新宿駅西口の地下道に直結していて、駅を背に右手奥の方と言った感じで、5分と掛からずに着ける。
祝日と重なって覚悟はしていたが、お店に到着すると数え切れない程の行列が出来ているではないか。
パーテンションでしっかりと区切り、並ばせているが、おおよそ25人程の列が3回折り返しているので、70人強と言った感じ。
はてさて、回転率が良いのかもわからぬが、基本的につけ麺は茹で上げてから冷水で締める工程が増えるので、良くはないと予想。
今回で『#新宿地下ラーメン』に訪れるのは2回目であったが、前回のお店とは桁違いの並びであった。
店内に案内されたのは、待つ事2時間を超えた頃であった。
これまでの並んだ時間ランキングで2番目の長さである。
ちなみに、一番並んだのは『麺処 ほん田』が東十条時代に、大晦日に提供した年越しつけ麺で、3時間以上並んだ事があった。
同じようなポップアップ店舗で、『ラーメンWalkerキッチン』に『飯田商店』が出店した時も行ったが、この時は並びこそ100人近くと多かったものの、2時間行かない位の待ち時間であった。
『ラーメンWalkerキッチン』に伺った時の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 ご存知ない門下生(読者様)の皆様もおられると思うので早速であるが、今回ご紹介するお店は、と言うかお店と言って良いのかわからんのであるが 『ラーメンWalkerキッチン』 である。 […]
券売機は液晶タッチパネルの最新式であるが、現金非対応となっていて、クレジットカードや交通系IC、または電子マネーと言った清算のみとなっているので注意。
メニューはつけめんのみとなり、特製かノーマルか、味は醤油か塩かだけ。
大盛不可、アルコールの提供もなしで、日に寄っては特製が売り切れになる事もあったそうな。
我輩は迷わず、特製昆布水のつけめん醤油(1700円)を購入する。
1700円が高いと思われる方もおられるかも知れないが、栃木までの交通費を考えたら安く済んでいるのであるw
そして、着席して待つ事5分程で
『特製昆布水のつけめん醤油』
とご対麺w
何とも綺麗に整えられた麺線であるが、これぞ『ヨコクラストアハウス』の成せる技と言った所。
昆布水に浸かった麺の上にはレアチャーシュー、酢橘、穂紫蘇、海苔となり、つけ汁には2種のチャーシューに角切りされたネギが散りばめられている。
まずは麺だけで食べるのが“通”の食べ方のようなので、通例に従い
『麺上げ』
を行い、麺だけで啜ると、角々とした食感の中太麺となっていて、昆布水でしっかりと出汁を纏っているので美味しい。
普通はこれだけ太いと、もっちりとした食感を想像されるかも知れないが、麺はパツっとした硬めの仕上がりとなっていて、良い意味で裏切られ、それでいて美味しかった。
ここでつけ汁の登場かと思いきや、まだである。
次に試すのは、新潟産の藻塩を掛け麺を食すのであるが、これだけでも味の輪郭がキリっと決まって美味しいのである。
ここまでやって初めて、つけ汁に浸して食べる事が許されるのであるw
つけ汁は動物系と魚介系を中心とした構成と思われるが、淡麗系となっていてつけ汁に浸して啜り上げると、麺ともめちゃくちゃ合っており
『で、あるか!』
が発動したのであった。
次に
『薄切りレアチャーシュー』
に
『厚切りレアチャーシュー』
があったが、部位の差と思われるが、どちらも問答無用で美味いw
唯一の
『バラチャーシュー』
はしっかりと火入れはされており、ほのかに燻製感香る仕上がりで美味しい。
後半では麺に酢橘を絞って食したり、穂紫蘇の実をそぎ落として味変を楽しむ。
基本的にスープ割となるのが、麺に浸してあった昆布水なのであるが、『#新宿地下ラーメン』限定で特別に、鰹・宗田・鯖節を使用した魚介出汁が用意されていたので、そちらを入れて完飲完食するのであった。
総括
いやはや、恐らく発動するであろうと思っていたが、久々に『で、あるか!』が発動したw
兎に角、全てにおいて妥協されておらず、一品一品のトッピングが美味しい。
麺も他のお店とは異なった拘りが感じられ、とても美味しかった。
回転率を重視する為だろうが、サイドメニューや大盛、酒類の提供と言ったのがなかったので、実店舗へ行って全てを堪能したいと思わされたのである。
わざわざ栃木に行かなくても食べられたのは『#新宿地下ラーメン』のお陰であり、今後も色々と攻めたいと思っている。
こう言った離れた有名店の凱旋出店に感謝しつつ、横倉の実店舗へのリベンジを誓うのであった。
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
↓らぁ活専用Twitterもフォローすべし!↓