やあやあ、さむらいである。
ご存知ない門下生(読者様)の皆様もおられると思うので早速であるが、今回ご紹介するお店は、と言うかお店と言って良いのかわからんのであるが
『ラーメンWalkerキッチン』
である。
『ラーメンWalkerキッチン』とは、その名の通り、雑誌やテレビ番組等で活躍されている“ラーメンWalker”が、店主ブッキング型ラーメン店をコンセプトにオープンしたラーメン店が『ラーメンWalkerキッチン』である。
店主のパフォーマンスを最大限に引き出すために、最新の厨房設備を整えているそうな。
日本全国の有名な人気店、行列店を期間限定で出店して頂くと言った営業を行なっており、この特別出店でしか食べられない限定麺などもあるので、ファンにとっては堪らないお店なのである。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の11月に開店された
『ラーメンWalkerキッチン』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は鳥待月も半ばの頃。
とうとう、この日がやってきた。
ずっとずーっと、気になっていた
『ラーメンWalkerキッチン』
に、いよいよ訪れる日が来たのである。
冒頭でもご説明している通り、数々の銘店が『ラーメンWalkerキッチン』で出店していて、気になりながらも行っていなかった理由は“遠い”からw
そう、場所が埼玉県の東所沢駅を最寄りとするところざわサクラタウン内にあるのである。
もはや、東所沢駅とは何処ぞ?と言うレベルで調べたのであるが、JR武蔵野線の駅であった。
南浦和駅から5駅で、所要時間はおよそ17分程。
東所沢駅を降りて、まずは“Google map”でサクラタウンを調べ、ナビを設定して頂きたいのであるが、およそ徒歩10分程で着く。
正直、行って驚いたのであるが、ところざわサクラタウンは所沢市とKADOKAWAとで共同で建設された大型複合施設となっていて、敷地内には角川武蔵野ミュージアムや、令和神社、EJアニメホテルなどがある。
そんな施設の一角に『ラーメンWalkerキッチン』があるのである。
そして、4月某日に、ラーメン業界に多大なる貢献をされた『支那そばや』の佐野実氏を偲んで
『リスペクト佐野』
と題し、佐野チルドレンや佐野実氏を慕っていたラーメン店主が集まるイベントを行ったのであった。
『支那そばや』はもちろんの事、最後の弟子とされる『らぁ麺 すぎ本』が出店を予定される中、あの『らぁ麺 飯田商店』が4月6日から4月8日の3日間限定で出店されると言うではないか!
これは行かねばならぬと予定を切り替え、最終日に訪問するのであった。
ラーメンWalkerキッチン
そもそも、『らぁ麺 飯田商店』を知らないと言う門下生(読者様)の為にご説明させて頂くと、『飯田商店』は業界最高権威と称される“東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー”、“TRYラーメン大賞”の名店部門で、4年連続大賞に輝き、殿堂入りされたお店であり、ラーメンフリークなら知らない者はいないと言っても過言ではない位の有名店である。
お店の場所は神奈川県は湯河原駅を最寄りとし、現在は完全予約制となっていて、予約枠が開放されたら即座に埋まってしまう程である。
過去に、朝7時から整理券を配っていた当時に、前泊してまでして伺った際の記事を上げているので、宜しければ合わせてお読み下され。
やあやあ、さむらいである。 2020年1月22日に『さむらい流らぁ麺道』で初めて記事を投稿し、こちらのらぁ麺ブログが始まった。 マイペースではあるが、"3~4日に1記事ペース"で記事を更新し続けている。 まずは、世界的なグルメガイドブ[…]
現在我輩の中での醤油らぁ麺のNo.1に輝いているお店である。
そんな『飯田商店』が特別出店されるとあらば、行かない手はないではないか。
湯河原よりも近くて、予約せずとも並べば確実に食べられるのであれば、何と楽な事か。
そう思い降り立った訳であるが、平日の14:00着で何と、100人を超える行列に流石に萎えたw
知らなかったのだが、どうやら予約枠もあったらしく、正確な待ち人数はわからずであったが、頭数を数えただけで100人を超えていたのであった。
売り切れ早閉まいとなっていなかっただけでも良しとしようと前向きに考え直し、最後尾に着く。
結果、店内に入れたのは1時間50分後であった。
一つ、並んでいて気になったのが、我輩の前に並んでいた方が家族連れで、ご主人が代表待ちをされていたのである。
案内されるであろう直前で、ご家族を召集していたのであるが、こう言った行列店で代表待ちは迷惑行為としてタブーとされている行為である。
せっかく2時間近くも家族の為に並ばされて、最後尾へ並び直せとは我輩は言えなかったが、店側に見つかっていたら入店をお断りされてもおかしくない行為である。
門下生の皆様におかれましては、皆が気持ち良く食べられるよう、守って頂きたいルールである。
さて、先に券売機で食券を購入するのであるが、液晶タッチパネルの最新式で交通系ICも対応可であった。
一応、限定麺でとらふぐのしおらぁ麺と限定ご飯で松坂牛A5サーロインの超贅沢おにくごはんがあったのだが、もちろん売り切れであった。
我輩はチャーシュー麺(2000円)と缶ビール(400円)を購入する。
券売機のメニューの中に、店主との記念撮影券と言うのもあったのだが、忙しいであろうと我輩は遠慮したw
店内はカウンター席とテーブル席の併設で、全部で25席程。
壁には大型のスクリーンが設置され、佐野実氏と飯田将太氏の映像が流れていた。
その前には佐野実氏の写真と生前好きであったウイスキーが手向けられていた。
2名掛けのテーブル席へ案内され、すぐに
『スーパードライ350缶』
が運ばれる。
4月11日が佐野実氏の命日だったそうで、それに合わせたイベントだったので、我輩も静かに献杯する。
程なくして
『チャーシュー麺』
が運ばれる。
ビジュアルは湯河原で頂いたものと相違ない。
それもそのはず、飯田将太氏が自ら麺上げを行なっているのである。
丼いっぱいに広がる大判の2種のチャーシューが計4枚に、海苔、メンマ、中心には九条ネギが盛られている。
丼も本店仕様のもので、お箸も家紋入りの高級割り箸である。
スープをレンゲですくい上げると、綺麗な香味油が浮き、鶏と豚の絶妙な香りで昇天するw
一口頂くと、何とも言えない重層的な旨味に襲われ
『で、あるか!』
と唸っていた。
そうか、初めて湯河原に行った時もこれにやられたのかと、当時を思い出した。
続いて
『麺上げ』
を行うと、拘りの本店仕様の細麺が顔を出す。
麺は柔麺派の我輩でも柔いと思う柔らかさであるが、ツルっとしてシルキィな食感も兼ね備えており、スープの持ち上げ具合も申し分ない仕上がりで美味いw
チャーシューはこちらの
『肩ロースチャーシュー』
と、大判の
『バラロールチャーシュー』
の2種類となっていて、どちらも否応なく美味いw
在庫の関係なのか、仕様なのか2枚づつかと思いきや、バラチャーシューは1枚だけで、肩ロースチャーシューが3枚であった。
どちらも美味しいから良いんだけどねw
至福の時間を堪能し、完飲完食で店を後にするのであった。
総括
率直な感想としては本店で食べた時程の感動はなかったけど、美味かった!であるw
一つ気になったのは、海苔が時間が経つとスープに溶け込むものだった事。
流石に『飯田商店』ともなると、これは時間差で、磯の香りで味変させる計算なのかな?
我輩は海苔が溶けてスープに浮遊するのがあまり好きではないので食べてしまったのだが、どうなんだろ?
未だ、『らぁ麺 飯田商店』を食べていないと言う門下生は羨ましい。
あの感動をこれから味わうチャンスがあると言うのだから。
敷居は高いと思うが、一度予約して湯河原で本物の『らぁ麺 飯田商店』を味わって欲しいと願っている。
本日はこれにて御免!
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