やあやあ、さむらいである。
梅雨が明けたと言う事は夏が訪れたと言う事であるが、ここ2年程、コロナのせいで夏らしい事が出来ていない。
夏の訪れを知らせる毎年恒例であった近くの祭も、2年連続で中止となった。
毎年訪れていた伊豆の下田にも行けていないのである。
しかし、我輩の年代にもやっとワクチン接種の案内が流れて来た。
今年こそ夏を満喫する為、早速予約し、今週受けられる事になったのである。
ワクチンを接種し、今年こそ、夏を満喫したいと思っている。
ともあれ、今年一番の夏の祭典である、東京オリンピックを我輩は全力で応援させて頂く!
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2021年の3月に開店された
『ラーメン空ノ色 王子店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は水月も半ばの頃。
時系列が前後してしまって申し訳ない。
先日公開させて頂いた期間限定となる『支那そばや 東京ラーメンストリート店』の記事であるが、100日間限定とあって、早い方が良いだろうと、時系列を無視して更新させて頂いたのである。
『支那そばや 東京ラーメンストリート店』の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 東京は梅雨が明けたと言うニュースが流れたのは昨日の話。 と言う事は夏がやっと訪れたと言う事である。 我輩は夏が好きなのでテンションが上がるのだが、コロナのせいで2年程、旅行も控えている。 ワクチン接種して[…]
この日は6月の半ば頃とあって、3回目の緊急事態宣言が解除されようかと言うタイミング。
我輩が伺ったのは京浜東北線の王子駅を最寄りとする
『ラーメン空ノ色 王子店』
であった。
『SORANOIRO』と言えば過去には、ミシュランビブグルマンにも選出されたお店なのだが、その新業態のお店と言う事になる。
過去に『SORANOIRO 本店』を取り上げた記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 連日、暑い日が続いているが如何お過ごしだろうか? ここまで暑いと、どうしてもらぁ麺よりもつけ麺や冷やしらぁ麺、混ぜそばと言ったジャンルを選びたくなってしまう。 我輩も同じ気持ちでは有るが、記事の為にも基本的[…]
その王子駅から徒歩3分とあるが、メインの改札ではない南口改札からなので、ご注意を。
『SORANOIRO』と言えばベジソバが有名であるが、実はこの『SORANOIRO』の創業者であられる宮崎氏は『一風堂』のご出身であり、正式に公認されたお方。
しかし、『一風堂』のご出身で有るのにも関わらず、ここまで豚骨ラーメンは封印し、ベジソバと言った変わり種や、醤油ラーメンと言ったメニューでの勝負となる。
これまで豚骨ラーメンを封印してきた理由は定かではないが、そんな宮崎氏が初めての豚骨ラーメンの専門店を新たに出店したとあらば、『絶対行くでしょ!』と思い立ち、早速行って来たのである。
ラーメン空ノ色 王子店
JR京浜東北線の王子駅の南口を出て左へ進んだ踏切を渡り、次の路地を右へ。
KOSE美容専門学校を左に曲がると、珍しくも青いテントのお店が左手に見えて来る。
券売機は外に設置されており、高額紙幣やSuicaと言った交通系IC対応の券売機なので有難い。
メニューは淡口豚骨ラーメン(780円)と濃厚豚骨ラーメン(900円)の2枚看板のお店、かと思いきや、かえでパンなるコッペパンの惣菜パンも扱っていたw
確かに場所柄、ラーメンよりもパンの方がKOSE美容専門学校生は購入してくれそうである。
左上に淡口豚骨ラーメンが位置しているので、こちらから購入するのが王道であるが、我輩の好みは濃厚豚骨ラーメンなので、特製濃厚豚骨ラーメン(1200円)をポチり、サイドにかしわ飯(150円)と煮干し和え玉(180円)を購入して店内へ。
13:00過ぎの到着であったが、店内はL字型のカウンター8席が半分程埋まる程度で、こじんまりしたお店を店員さんは2人で回しており、我輩は奥のカウンター席に案内される。
食券を手渡す際に麺の茹で加減を普通でお願いする。
座ってまず感じた事は“暑い”である。
テボの目の前と言うのもあるが、何よりエアコンは点いているが、ほとんど効いていないのだ。
訪れたのは6月半ばであり、その後にちゃんと解消されたかも知れないが、更に暑くなった今時期はどうなっているか。
暑い中、着丼を待っていると
『かしわ飯』
が運ばれた。
かしわ飯に馴染みがない方にご説明すると、鶏肉(かしわ)の混ぜご飯で九州福岡県の郷土料理である。
『一風堂』が福岡発祥なので、そこから来ているのだろうが、これで150円は非常にリーズナブルである。
また、『一風堂』ではテーブルに置いてあり食べ放題となっている辛もやしも健在のようで、これを口頭でお願いすると、別皿で
『辛もやし』
が運ばれた。
昔はビールのアテにして飲んでから締めにらぁ麺を食べていたのだが、この時期はまだ緊急事態宣言下であったので、残念ながら酒類の提供はなかった。
代わりに辛もやしをおかずにかしわ飯を食らうがこれもまた、愛称は良いw
博多豚骨ラーメンと言えば、バリカタと言った茹で加減で早めのイメージであるが、意外としっかり目に茹でているのか気持ちゆっくりめで
『特製濃厚豚骨ラーメン』
が着丼する。
受け皿の上に置かれた少し小振りの丼からチャーシューがはみ出て盛られていて、その上に海苔がのり、青ネギ、そして真ん中には味玉ではなく、刻まれた茹で玉子が鎮座し、その上にはたっぷり目のスパイスが掛けられている。
暑い中、まずはスープを一口頂いてまず感じたのは、『美味い!』であったのだが、続いて感じたのは『ぬるい!』であった。
特製トッピングにした事で、チャーシューがはみ出る程入っていたので、これがスープの温度を下げてしまっている原因だろうか。
ただ、さすがは『一風堂』のご出身と言うだけあって、豚骨の悪い部分である臭みなどは一切、感じる事なく排除されていて、ゲンコツのザラついた食感もなく、ただただ美味しい。
淡口豚骨ラーメンと比べると油がしっかりと掛かっていてクドいようにも見えるがそこまでクドくない。
続いて
『麺上げ』
を行うと、予想通りの細麺が顔を出す。
先程も申し上げたが、博多豚骨ラーメンと言えば、パッツン系の細麺のイメージが強いが、啜ってみるとこれが予想外で意外と低加水でもなく、比較的にもっちりとした食感で美味しい。
実は柔麺の方が好きなので、これは我輩好み。
関東圏の方々はそこまでバリカタとかハリガネとかに拘っている訳ではないと思うので、そこに合わせた麺なのかも知れない。
こちらの
『薄切りチャーシュー』
であるが、低温調理で仕上げられ、部位はモモかな?
しっとりとした味わいでラーメンにも良く合っている。
スープをぬるくしてしまうのは頂けないが、かと言ってせっかく低温調理で仕上げたチャーシューを温め直すと火が入ってしまうので難しい所であるが、ここは企業努力でクリアしてもらいたい。
麺の量は女性なら丁度良いかも知れないが、男性は替玉有りきの量。
“3/4”程を食べた所で、煮干し和え玉をお願いする。
替玉も有り、100円で注文出来るが、我輩は味付きの和え玉の方が店それぞれの拘りを感じ取れるので好きである。
丁度、麺が食べ終わったタイミングで
『煮干し和え玉』
が着丼する。
麺の上には青ネギがのり、チャーシューの端っこ肉も入って180円はお得感を感じる。
最初は良く混ぜてから、そのままで頂き、次につけ麺のようにスープに漬けてから食べる。
半分程、食べ進めた所でスープにドボン。
おいしかったのだが、ここで気が付いたのは端っこ肉がかなり、レアな仕上がりで有った事。
低温調理でじっくりと火入れしてるので大丈夫だと言われても、我輩は食感を含め生肉っぽいのは苦手で、ステーキを頼むときもウェルダン派なのである。
こういう時はスープの底に沈め、火を通しているのだが、スープがぬるいので、火は通らず、最後は噛まずに飲み込んで頂くのであった。
総括
さすがは、『一風堂』に公式に門下生として認められただけあって、美味かった。
久しく本家である『一風堂』のらぁ麺を食してないが、本家よりも我輩は好きであった。
むしろ、都内で食べた博多豚骨ラーメンの中では一番好きかも知れん。
ただ、店内が暑い事とスープがぬるい点に関しては、早急に直して欲しいと願っている。
『SORANOIRO』が豚骨ラーメン専門店を出した事はまだ、あまり知られていない気がするので、混雑する前に一度、ご訪問下され。
本日はこれにて御免!
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