やあやあ、さむらいである。
連日、暑い日が続いているが如何お過ごしだろうか?
ここまで暑いと、どうしてもらぁ麺よりもつけ麺や冷やしらぁ麺、混ぜそばと言ったジャンルを選びたくなってしまう。
我輩も同じ気持ちでは有るが、記事の為にも基本的にらぁ麺推しの店はらぁ麺を食すようにしている。
暑過ぎて食欲も失せているからか、ここに来て連食と言うのもキツくなっている。
せっかく、遠征しているので交通費の事も考えると2軒位は食べないと採算が合わなくなってしまうのだが、その2杯がキツいのである。
ダイエットの影響で食が細くなってしまった可能性もあるのだが、早い所この猛暑が去ってくれる事を願うばかりである。
さて、本日であるが
『さむらい流ミシュラン道』
お届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標であった“ミシュランガイド東京2020”に掲載された全22店舗は制覇したので、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問していき、取り上げていくつもりである。
本日は2015年から3年連続でミシュランビブグルマンに選出された
『SORANOIRO 本店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は紅染月も半ば頃。
『さむらい流ミシュラン道』を始めてから“ミシュランガイド東京2020”に留まらず、“ミシュランガイド東京2019”も制覇すると、とうとう“ミシュランガイド東京2018”まで制覇したのである。
それならば“ミシュランガイド東京2017”も現存するお店は行ってやろうと思い立った。
その為、東京駅の“ラーメンストリート”にある『ソラノイロ ニッポン』には行った事が有るので、そこでも良いではないかと思われそうで有るが、否っ!
あくまで、“ミシュランガイド東京”に掲載されていたのは『SORANOIRO 本店』なのである。
だとしたら、本店で食べなくては意味がない。
『ソラノイロ ニッポン』では端麗醤油ラーメンを頂き、大変高評価であったので『SORANOIRO 本店』で提供されるラーメンを楽しみに訪問したのであった。
SORANOIRO 本店
こちらの『SORANOIRO 本店』であるが、有楽町線の麹町駅を最寄りとし、半蔵門駅からも徒歩圏内である。
麹町駅の1番出口を出て、目の前の交差点を渡ったらまず、右へ。
二つ目の路地を左に曲がり、3分程行くと右手側に青色のお洒落なお店が見えてくる。
昼時であったが、ギリギリ何とか12:00前に到着出来たので、待たずに済む。
店内に入ったらまず、アルコール消毒をして券売機の前へ。
券売機はSuica対応の液晶タッチパネルの最新式。
『ソラノイロ』と言えばべジソバ(1000円)が有名であり、話題性は有るものの、我輩はどうしても苦手なので、得意の醤油を頂こうと、特製醤油ラーメン(1400円)を購入し、更にポップで案内されているミニ吊るし焼き焼豚丼(180円)を注文しようとする。
だが、購入時に画面を見ると、ミニ吊るし焼き焼豚丼の購入ボタンが400円となっているので躊躇していると、店員さんが寄って来てボタンを選択して頂くと割引になりますとの事。
ランチ限定のサービスだからかも知れないが、これはわかり辛い。
店員さんの案内がなければ何処に購入ボタンが有るのかわからなかったので、これは改善の余地有りである。
ビールを頼むか悩んだのだが、連食する事も視野に入れていたので我慢する事に。
ちなみに、プレミアムモルツの生ビールで価格は550円となっていて、KOEDOビールの瓶ビール(600円)も用意されているようである。
店内を見渡すと3席と4席に分かれたL字型カウンターに、4名掛けのテーブル席と2名掛けのテーブル席が2つ有り、カウンターが埋まっていた事も有って、我輩は2名掛けのテーブル席に案内される。
やはり、場所柄なのか、オフィス街と言う事もあってか昼時のピークは外待ちもチラホラ。
ただ、昼休憩も時間が限られている事も有る為か、長蛇の列になる事もなく、有っても数名、数組と言った待ち状況であった。
まずは
『特製ラーメン』
が配膳される。
何とも、特製トッピングと言う事もあって、具材は多目で鶏チャーシュー2枚、低温調理のムネチャーシューにバラチャーシュー、真ん中には九条ネギの千切りとスプラウト。
なぜかお麩が有り、味玉、それとメンマではなく、代わりに蓮根が鎮座していた。
まずは、良い感じに背脂が浮いている醤油スープをレンゲですくい上げると、背脂の程よい油感をまとい、醤油のキレを感じるバランスの良いスープ。
印象では東京駅の『ソラノイロ ニッポン』の淡麗醬油ラーメンと比べると違う味わいであった。
続いて麺を頂こうと
『麺上げ』
を行おうとするが、持ち上げ辛い。
見た目通りの多加水な太麺であったのだが、兎に角短いのである。
モチモチとした食感は良いが、麺が短いせいですすりがいがなく、短いうどんでも食べているかのような印象で、このスープにこの麺は正解なのか?と言う疑問が。
続いて、2枚ある
『鶏チャーシュー』
を頂くのだが、歯応えがある締まった鶏肉であったが、味は薄く特別なものはなかった。
何処で食べても鶏チャーシューは大体、こんなものかと言った感想である。
続いて低温調理で仕上げた
『ムネチャーシュー』
を頂いたのだが、これははっきり言って美味しくない。
口に入れて噛んだ瞬間、豚の臭みが口に広がった。
続けて
『バラチャーシュー』
はどうかと頂いたのだが、こちらも薄味の仕上がりであった。
良い言い方をすれば素材の味を重視したと言えるが、チャーシューはどれも低評価である。
少々、辛口に聞こえるかもしれないが、抜群に美味しかったのが
『ミニ吊るし焼き焼豚丼』
である!
正直に言って、ラーメンに入っていた、どのチャーシューよりもこのご飯の上に載った、吊るし焼きチャーシューが一番、美味しかったw
蓮根はバターの風味が鼻を抜け、これはこれで美味しかったのであるが、これがラーメンと合うのか?と言われると、ちと、疑問が残る。
鷹の爪が入っていてきんぴらみたいな仕上げだったのだが、鷹の爪はこのラーメンには必要ない。
最後にスープを飲んでいたら鷹の爪が邪魔をしている印象であった。
最後に
『味玉』
を頂くが、スープにも溶けない、丁度良い半熟加減であった。
スープは美味しいのに麺が合っていない。
そして、食べ進めて行くと、後半は千切れた細かい麺が底に沈んでいて、これはないと思った次第であった。
総括
スープは好みであったので完飲させて頂いた。
ミニ吊るし焼き焼豚丼も大変、美味しかった。
べジソバが看板である為、醤油ではないのかも知れない。
辛口で申し訳ないが、チャーシューや麺のクオリティにはいささか、納得のいかない点があったと言うのが正直な所であった。
正直に言って、本店よりも東京駅の『ソラノイロ ニッポン』で食べた淡麗醬油ラーメンの方が美味しかったのである。
チェーン店化すると、クオリティが下がってしまうのは致し方ないとは思うが、本店は本店の味を守って欲しいと願うばかりである。
本日はこれにて御免!
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