やあやあ、さむらいである。
先日の7月31日を以って、ミシュランビブグルマンにも選出された浅草の銘店、『麺みつヰ』が惜しまれつつも閉店した。
最後にもう一度伺うつもりであったが、この時コロナに倒れた我輩は、10日間の拘束を余儀なくされ、伺えずに終わってしまった。
また、8月31日には、こちらもミシュランビブグルマンに選出されている『麺処 篠はら』が閉店した。
ギリギリまで営業終了の知らせの発表がなかった為、最終日近くには相当なお客が押し寄せ、我輩は終了する4日前に食べ納める事が出来た。
建物や地域の再開発や、設備機器の老朽化、ご近所トラブルなど、理由は色々あるのだろうが、どちらのお店もかなりの実力店であり、我輩もヘビロテしていたお店だけに残念で仕方がない。
また、どちらのお店も移転しての営業再開と言った案内はまだなく、沈黙のまま。
営業再開された折には全国何処でも駆け付けるつもりなので、こちらのブログでも案内させて頂こうと思っている。
さて、閉める店もあれば、新たにお店を出される方もいると言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の4月に開店された
『麺尊RAGE 中野 腕刀』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は葉月も初めの頃。
『麺尊RAGE』と言えば、JR総武線の西荻窪駅を最寄りとし、2016年にミシュランビブグルマンに初選出されると、7年連続で掲載されているお店である。
少し古い記事であるが、『麺尊RAGE』を綴った記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 先日、ミシュラン一つ星を取っている『鳴龍』へ訪問したのであるが、行列はあるものの、昼営業が品切れで終了していた。 正確には大塚の駅に着いた時はまだ、大丈夫であったのだが、店に向かう途中でTwitterが更新さ[…]
そして、セカンドブランドとなった『麺尊RAGE RENEGADES』に伺った際も記事にさせて頂いた。
やあやあ、さむらいである。 緊急事態宣言が明けた事でらぁ活に拍車が掛かってしまっている。 連食は控えようと言っていたのに、控える所かダイエット中だと言うのに、"1日2杯ペース"で食べてしまっているのだw 運動も始めたので体重が増えてい[…]
今回訪れたのはサードブランドとなるはずの
『麺尊RAGE 中野 腕刀』
なのであるが、実はこちらは4店舗目だと言うではないか!
こちらの『麺尊RAGE 中野 腕刀』の前に、国分寺で『RAMEN WANTO』と言う、サードブランドのお店を立ち上げていたそうな。
我輩の活動圏内は30Km程と狭く、人脈も薄い事から情報収集から漏れてしまっていたらしい。
その為、『麺尊RAGE 中野 腕刀』はフォースブランドと言う事になるのであった。
中々、西側の地域は来れない為、『春木屋 荻窪本店』からの連食であったが、果たして。
麺尊RAGE 中野 腕刀
この日は夏真っ盛りの猛暑日で、めちゃくちゃ暑かったのを覚えている。
中野駅へ降り立ったら、北口を出てサンモールをブロードウェイ方面へ真っ直ぐ進み、ブロードウェイ前の白線通りの路地を右へ。
小道をちょこちょこっと行った先の左手ら辺にお店は見えてくると思う。
駅からは5分程で着けると思うが、あの辺は車も通れないような小道が多く、文章では説明し辛いのでご勘弁をw
12:30と昼時であった為、中待ちが2人おり、我輩は暑い中外で待つ。
ワンオペ営業のようで、回転率はあまり良くなさそうであったが、程なくして中へ案内され、食券を購入する。
券売機の左上には特製腕刀そば(1150円)が位置し、これぞ看板メニューであると即決しようかと思ったのだが、良く見ると“辛いです”と書かれているではないか。
辛い物が苦手な我輩は、店主に『辛いのが苦手なんですが結構辛いですか?』と尋ねると、『結構辛いので苦手ならやめた方が良いです』と言われてしまう。
辛い物が苦手な理由は、唐辛子系が特に苦手で、摂取すると全身の毛穴が覚醒し、尋常じゃない汗が噴き出てしまうから。
汗をかきたくないと言う理由で避けて生きてきたら、辛い物自体も食べるのが苦手になってしまい、激辛グルメなんてものを食べているの見ているだけで汗が出てくる程である。
そんな理由から腕刀そばは断念し、暑いのでつけそば(950円)でも良かったが、“辛くないです”と書かれた特製煮干しそば(1150円)を購入し、お約束のビール(500円)も忘れずポチり。
他には“少し辛いです”と書かれたまぜそば(850円)があった。
席へ着くも、我輩の後のお客人で券売機トラブルが発生し、しばし待たされる。
先にビールさえくれたら全然待てるのになと思いながら待っていたが、トラブル解消?したのかすぐに
『瓶ビール』
の栓を抜き、目の前に。
グラスは特になく、このまま飲むスタイルなのか、もしくはお冷のグラスを使えと言う事なのか。
銘柄は珍しくも、川越のクラフトビールであるCOEDOビール鞠花とお洒落なもの。
きっと、瓶のまま飲むのがお洒落なのだろうとそのまま口にすると、暑さも手伝ってめちゃくちゃ美味い!
また、クラフトビール特有のホップの香りが際立っていて飲み易く、料理の邪魔もしない優しい味わい。
ビールを嗜んでいると、程なくして
『特製煮干しそば』
が運ばれた。
少し泡立ったニボスープに、2種のチャーシュー2枚づつと、タマネギみじん切り、青ネギ、味玉と言った様相。
まずはレンゲでスープから頂くと、少し酸味の効いたエグ味のない煮干しスープが口に広がる。
背黒煮干しをメインに数種類ブレンドし、日に寄って炊き方を気分で変えているそうで、この日は券売機に“背黒白口ハード”と書かれていた。
続いて
『麺上げ』
を行うと、良くある煮干しのパッツン系よりも更に細めの細麺となっていて、こちらは三河屋製麺との事。
パッツン系には違いないが、やはり博多系のような細麺なので少しばかり、違和感を覚える。
チャーシューは2種類入っており、こちらの
『バラチャーシュー』
は煮豚タイプで、こちらの
『レアチャーシュー』
はモモかな?もしかしたら肩ロースかも。
もし、もの足りない方は替玉(200円)もあるので、追加してみては如何だろうか?
我輩は2軒目と言う事もあって完食はしたが、完飲出来ずであった。
総括
完飲出来なかったので、空丼の画像もない。
感想としては、美味しかったがこれと言って特別なものがなく、当たり障りのないらぁ麺と言うのが正直な感想であった。
『麺尊RAGE』のブランドと言う事で期待値が上がっていたからかも知れん。
また、看板メニューである腕刀そばじゃなかったのがダメだったのかもと考えると、辛いのは我慢して頼めば良かったかと言う後悔も。
ちなみに、腕刀そばは豚肉、鶏ガラ、乾物系で炊いたスープで、八丈島産の青唐辛子を漬け込んだ醤油ダレをブレンドしているのだそう。
腕刀そばが気になった方は是非とも挑戦してみて下されw
我輩は『麺尊RAGE』の軍鶏そばが食べたくなった!w
本日はこれにて御免!
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