やあやあ、さむらいである。
とうとう、3回目となる緊急事態宣言が発出されてしまった。
そして、今回の規制は2回目の時よりも厳しい内容となっている。
らぁ麺屋はお酒の提供を止めれば、20:00まで営業出来る事になるが、時短営業だけでなく酒類も収入源の一つなので売り上げが下がってしまうのは間違いない状況と言える。
居酒屋を営む友人もとうとう、夜営業が出来なくなったと嘆いていた。
予定通り、ゴールデンウィーク明けで解除となればまだ良いが、これがまた再延長となったら居た堪れない。
このコロナの状況が早く終わってくれる事を願い、これまで通り我輩が出来る感染対策を講じたいと思う。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の10月に開店された
『麺屋 彩音』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は卯月も初めの頃。
我輩は月に1回程のペースで髪を切っており、その度に大井町方面に行く。
そのタイミングで寄ろうと思っていたお店が今回ご紹介する
『麺屋 彩音』
である。
こちらの『麺屋 彩音』であるが、山手線の五反田駅を最寄りとし、大井町からも比較的近い場所にある。
なのであるが、我輩のタイミングと定休日が合わなかったりと、いつまで経っても行けなかったので、別の用事のタイミングとなり、少々無理矢理ではあったが、今回立ち寄る事にしたのであった。
ちなみに読み方は“サイン”である。
五反田駅を降り、中央改札から西口を出たら右へ行き、大通りを渡ったら左へ。
ナチュラルローソンの路地を右に行き、次の路地を左に入るとすぐ右側の2階に店が見える。
ガラス張りとなっていて、外からは店内の様子がスケスケであったw
麺屋 彩音
到着したのは14:15頃であったが、外待ちはなく、階段を上がると左手に入り口となる重厚な扉が有る。
少々重い扉を開け、中を見渡すと店内は8割程の来客。
店内に入ると先に券売機で食券を購入するように案内される。
ラインナップには醤油(850円)、塩(850円)、煮干油そば(850円)と限定らぁめん(1500円)があった。
初訪問なので一先ず、特製醤油(1150円)を選択し、サイドメニューの炙りチャーシュー丼(300円)と中瓶ビール(500円)を購入。
ちなみに、限定らぁめんは月替わりとなっていて、今月は“and I love you”と言う、ネーミングだけでは想像出来ないが、春キャベツの貝出汁らぁめんを提供しているようである。
空いてる席へと案内され、調理している目の前に座る。
すぐに
『サッポロ赤星』
が配膳される。
拘りの多いらぁ麺屋はハートランドビールが多いと勝手に提唱しているが、次いで多いのがこのサッポロラガービール赤星である。
あくまで、我輩調べなので確かな事は言えず、偏りは有るかも知れないが、ビールにもらぁ麺との相性とかあるのかと考えずにはいられない。
なぜなら、こちらのお店では“日本酒のペアリング”と言うメニューも有り、らぁ麺に合ったお薦めの日本酒を付けてくれるサービスがある。
特製&日本酒ペアリングで1500円なので350円で飲めるとなれば、日本酒好きには堪らないサービスであろう。
残念ながら我輩は日本酒はたしなまず、完全なビール党なので頼まなかったが、日本酒好きは是非ともお試しあれ。
続いて
『炙りチャーシュー丼』
が運ばれたのだが、見るからに味が濃そうなタレが掛かっている事と、柚子胡椒がたんまりのっているのが気になるのでこれにはまだ、手を付けずにらぁ麺の到着を待つ。
そして、少し遅れて我輩の
『特製醬油』
が配膳される。
丼の手前には少々レア過ぎるようにも見えるレアチャーシューに鶏チャーシューが並び、右側にワンタン2個と奥には太メンマ、左側に味玉が置かれ、中心に刻みネギと三つ葉が盛られていた。
ビジュアルはまさに我輩好みの仕上がりで、食べる前から期待が高まっていた。
スープを一口頂くと、香りからも分かるが、如何にもと言った鶏が前面に出たスープで、醬油感は抑えめの少し甘味を感じる後味。
期待を裏切らない完成度で、案内を見ると“群馬にある醬油蔵「岡直三郎商店」の日本一生揚げ醬油をベースに、4種類の特選醬油をブレンドしたタレに、大山鶏、名古屋コーチンと言った地鶏100%の清湯スープに地鶏から取った鶏油を使っている”と言う。
続いて
『麺上げ』
を行うと、細麺があらわになる。
加水率は低めで、硬めの仕上がりとなっていて、麺は三河屋製麺製との事。
続いて、気になったのが見た目にもレア過ぎる
『肩ロースチャーシュー』
なのであるが、これには見覚えが。
三鷹にある『麺屋 さくら井』にそっくりなのである。
修行元なのかな?と調べてみると何と、醬油そばは予想通り、『麺屋 さくら井』監修との事であった。
味わいは素材の味を楽しむタイプなのか、特にしっかりとした味付けはなされていないと思われる。
鶏チャーシューはしっとりとした食感であったが、同様の感想であった。
他の具材として
『ワンタン』
はほのかにスパイスの香りを感じる位で、特段褒める部分はなし。
味玉はギリギリスープに溶け出さない良い感じの半熟具合であった。
総括
最後に炙りチャーシュー丼であるが、ある程度食べ進めてから頂いたのには理由がある。
“2/3”程食べ進めた所で、炙りチャーシュー丼を食したのだが、想像通りの甘いタレが掛かっていて、柚子胡椒との相性も悪くなく単品では美味しいのだが、らぁ麺の味を損ねてしまうなと感じた。
案の定、炙りチャーシュー丼を食べた後とでは、別物になってしまっていた。
どちらも美味しいし、全体的にレベルも高いと思うが、日本酒とのペアリングだけでなく、サイドメニューとのペアリングも考えて欲しいと思ったのである。
あくまで、我輩の意見は一個人の感想でしかないが、一意見として聞いて頂けたら嬉しい限りである。
本日はこれにて御免!
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