やあやあ、さむらいである。
いよいよ、TRYラーメン大賞2025が販売された。
先日ミシュランガイドが発表されたばかりだったので、少々慌ただしいがw
名店部門では『ラーメン屋 トイ・ボックス』が4年連続で1位となり、殿堂入りとなった。
とは言え、一番の話題と言うのは、新店部門ではなかろうか?
我輩如きがラヲタを名乗るのはおこがましい話であるが、ラヲタはこの新店部門を当てる為に新店巡りをしていると言っても過言ではないはず。
我輩も予想はしており、新店部門1位の『奈つやの中華そば』こそ当ててはいるが、入賞を当てられたのは『だしと麺 遊泳』位であった。
3位だった『らぁ麺 松しん』に至っては、未訪問であったとあって、早速本日行ってきた次第w
年間450杯ペースで食べていても、未訪問のお店はまだまだあるとあって、精進しなければと反省するのであった。
年内までには行ってなかったお店も訪問したいと考えている。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2021年の12月に開店された
『白河手打中華そば こすが』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は水月も月末の頃。
この日は友人の命日も近いとあって、年に一度の墓参りをしようと地元へ帰る日であった。
我輩の年齢は非公開とさせて頂いているが、病気とは言え、友人の死は早過ぎる死であった。
しかし、その友人のお陰で、年に一度地元に帰る機会を貰えているので有難い。
と言う訳で、せっかく地元に帰るならばと、近くの宿題店に訪問する事に。
そこで真っ先に候補に上がったのが
『白河手打中華そば こすが』
である。
そもそも、2021年にオープンしたお店が新店なのかと言う話であるが、ここは言い訳をさせて欲しい。
我輩にとってあざみ野は、片道1時間と言う遠い場所となる中で、中々行ける場所ではないのはお分かり頂けると思うが、過去に二度も行って、売り切れでフラれた経験があるのだw
と言う事で、3年越しとなってしまったが、この機会に三度目のチャレンジをする事に。
果たして、“二度あることは三度ある”のか、はたまた“三度目の正直”となるのか?w
白河手打中華そば こすが
まずお店の場所であるが、田園都市線や横浜ブルーラインのあざみ野駅を最寄りとし、駅から徒歩5分程の場所にある。
あざみ野駅の東口を出て、駅を背に真っ直ぐ行った先の通りを渡って左へ進み、“あざみ野駅東”の交差点を渡って右へ、最初の角を左に曲がると中村橋と言う早渕川に掛かる橋があるので、渡って次の信号を右に進むとすぐ右側にお店が見える。
流石に3回目とあって、迷わず来る事が出来たw
問題は売り切れていないかどうかであるが、流石に学んで来ているので、少し早めの13:00前の到着であったのだが、外には9人の待ち客が。
お店は記名式となっており、店頭に置いてあるボードに名前と人数を書いて後列に並ぶのだが、店横のベンチに座って待てるのは有難い。
待つ事30分程で店内に案内され、券売機で食券を購入する。
左上には手打ち中華が位置し、これがレギュラーサイズで1000円となり、あとは大盛(1200円)か小盛(800円)かだけで、ご飯物と言ったサイドメニューや酒類などの他メニューはない。
我輩は焼豚ワンタン麺(1500円)に味付玉子(100円)をトッピングし、お連れ様は手打ち中華(小)を購入する。
こちらのお店は福島のご当地ラーメンの一つである白河ラーメンを提供しており、白河ラーメンと言えばの、あの『とら食堂』で修行をされ、独立されたお店との事。
『とら食堂』と言えば、白河ラーメンを代表するお店と言っても過言ではなく、NHKの『プロフェッショナル』と言う番組で取り上げられた経験もある銘店である。
『とら食堂』に訪問した時の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 我輩は東京生まれ、横浜育ちと言う事もあってか、横浜家系ラーメンをこよなく愛している。 今となっては、横浜家系ラーメンも全国区となったご当地ラーメンであると思うが、そう言ったご当地ラーメンは様々な地域に存在する[…]
席数が多い事もあってか席へ案内されてから結構待たされ、着丼まで10分掛かったが、全く苦ではなかった。
カウンターから丸見えのオープンキッチンで、店主の調理の所作が全て見れるのだからw
強いて言うなら、ビールが飲めて待てたら最高なのであるがw
焼豚をオーブンに入れて温め直していたり、大鍋で茹で、平ザルで麺上げなど細かな仕事が見て取れる。
そして、待ってましたと
『味玉焼豚ワンタン麺』
とご対麺w
まずは如何にもな中華そばと言ったビジュアルで、たっぷりの焼豚で隠れているが、その下にワンタンが有り、メンマ、ほうれん草、ネギ、なると、海苔と言ったトッピング。
真っ先にスープを飲んでみると、鶏と豚をベースとした清湯スープとなり、確かに『とら食堂』を思い出させ、醬油のキレもあって美味いw
次に
『麺上げ』
を行うと、縮れた自家製の手打ち麺が顔を出す。
『とら食堂』の麺は、胚芽か全粒粉が混ざった麺となり、ツルモチの中太麺であったのに対し、若干細くはあるが、ツルモチ感はそのままで麺も美味いw
打ち方が『とら食堂』と同じであれば、青竹打ちの手打ち麺となっているはず。
続いてこれでもかと入っている焼豚を紹介して行くが、まずは
『焼豚モモ』
で、お次は
『焼豚バラ』
となり、更に
『焼豚ウデ肉』
と思われ、最後にヒモみたいな
『焼豚かぶり肉』
と呼ばれる希少部位があった。
基本的な味付けはどれも同じで、吊るし焼きをしてから煮ており、様々な部位が楽しめるのは白河ラーメンの特徴の一つかも知れん。
燻製感もあって、味はもちろん美味しいのであるが、量が半端ないw
更には、隠れていた
『ワンタン』
であるが薄皮のもので、餡は控えめながらこちらも大量に入っていて驚いたw
卓上には玉ねぎの微塵切りがあり、それを投下してまた違った表情の味変を楽しみ、気が付けば完飲完食しているのであったw
総括
念願叶って3年越しでやっとこ食べられた感想は、“めっちゃ美味い!”であったw
本店である『とら食堂』に負けない位の美味しさがあり、むしろ都心に合わせた味付けとなっていて、我輩はこちらの方が好きかも?
都内にも白河ラーメンのお店はあるが、ダントツであった。
いや、『麺創庵 砂田』も好きだけど、オイリーで少し白濁したスープに対し、こちらは清湯なのでちょっと毛色が異なる。
何はともあれ、どストライクで美味かったので、お近くでなくても是非ともお試しあれ!
その時は売り切れには十分注意し、時間には余裕を持って訪問下されw
本日はこれにて御免!
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