やあやあ、さむらいである。
コロナが国内で確認されてから約1年が経とうとしているが、未だに収束する様子はない。
国内のワクチン接種が医療従事者を中心に2月半ばから始まると言う話ではあるが、一般の方が接種出来るようになり、普通の生活に戻る事が出来るのは果たして、いつの事になるのだろうか?
そんな状況であるにも関わらず、ピンチこそチャンスと言わんばかりの勢いで新たならぁ麵屋が出店している。
給付金や、助成金などの支援金制度を上手く利用して、出店に舵を切る方もおられるのだろう。
美味しいらぁ麵屋が増える事は歓迎するので、らぁ麵業界は是非とも頑張って欲しいと願っている。
弱小ブログなので微力ではあるが、らぁ麵業界の発展に一翼を担えたらと奮起する所存である。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の12月に開店された
『手打 親鶏中華そば 綾川』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は初春月も半ばの頃。
この日は渋谷方面に伺う用事が有ったので、近場で行きたかった店を思い出す。
そのお店と言うのが、恵比寿に突如として現れた
『手打 親鶏中華そば 綾川』
であった。
元々、新店と言う事でチェックはしていたが、場所的に中々訪問出来ないなと思っていた。
しかし、とある某有名店の店主が“このやり方があったか!”と絶賛されるtwitterを見て、俄然行きたくなったのである。
と言う訳で、ランチタイムギリギリであったが、店を目指すのであった。
手打 親鶏中華そば 綾川
こちらのお店は恵比寿駅の東口を出て、駅を背に真っすぐ進み、恵比寿駅東口と言う五差路の交差点を渡るのだが、左手にみずほ銀行があるのでみずほ銀行の先の斜めの路地を入ると数十メートル先の左手にお店が有り、徒歩5分と掛からない場所にある。
ランチタイムが15:00までの所、店に到着したのは14:40頃で外待ちはなかったが、店内には6名程待っていた。
食券を購入しようとすると、店員さんから待ったの声が。
どうやら、お昼時に提供出来る麺がギリギリとの事で現在、在庫を確認しているので少々、お待ち下さいとの事。
ランチタイムギリギリであった我輩が悪いので、売切れとあらば仕方なしと思っていたのだが、並盛なら提供出来るとの事で何とかありつける事に。
こんな有難い事はないと、フルコースとなる親鶏中華そば(820円)に肩ロースチャーシュー2枚(120円)と那須御養卵の自家製煮卵(100円)をトッピングし、親鶏飯(320円)にビール小(480円)の食券を購入する。
中華そばは親鶏中華そばのみとなっているが、サイドメニューには他にかき揚げ小丼(350円)と本わさび小丼(350円)が有る。
店内には座って待てるスペースが6席程有り、座って待っているとおよそ、15分程でカウンター席に案内される。
現在、カウンター席は7席となり、間隔は丁度良いのだが、これはコロナ禍によるものなのかも知れない。
店内には案内係の方の他に、カウンター内に3名体制で奥には製麺室も有り、何人体制で働いているのだろうか?
先に
『ハートランド小瓶』
が運ばれる。
ちなみに、ビールは小瓶(480円)と中瓶(680円)が有るので選択する事が出来る。
ちょうど、ビールが飲み終わる頃に
『親鶏中華そば』
が運ばれ、続いて
『親鶏飯』
が運ばれた。
黄金に輝くスープの表面にはこれでもかと言う位の鶏油が浮かんでいる。
鶏チャーシューと肩ロースチャーシュー、自家製煮卵は半分に切られた状態で、メンマに白ネギ、カイワレが添えられ、親鶏の鶏皮が浮かんでいた。
熱々のスープから一口頂くと、まず
『で、あるか!』
が発動した!w
これでもかと言う鶏主体の芳醇なスープが口いっぱいに広がる。
一般的に食される鳥のほとんどは生後1~2ヶ月の若鳥なのだが、こちらのお店では約2年育てられた親鶏だけでスープを炊いているのだそう。
続いて、早朝から青竹で手打ちし、一昼夜熟成させたと言う
『自家製手打ち麵』
を啜ると、麺はモチモチの多加水麵で啜り心地も良く、スープとの相性もバッチリであった。
ちゃんと、熟成させる工程があるので、打てば良いと言う訳ではなく、麺の売切れが発生すると言う事か。
我輩は選ぶ余地もなかったが、麺は中太麵と極太麺の2種類から選べるらしいが、極太麺は20食程しか用意がないとの事であった。
もちろん
『鶏チャーシュー』
も親鶏で作っており、噛み応えあって美味しい。
こちらは
『豚肩ロースチャーシュー』
となっているのだが、チャーシューはどちらも味の変化が感じられず、部位が違うのみと言った感想なので、追加する必要はなかったかな?
自家製煮卵もしっかりと黄身にまで味が入っていて美味しかった。
途中、親鶏で炊いたという鶏飯の上に親鶏チャーシューが乗った親鶏飯を掻き込みつつ、スープも完飲するのであった。
総括
いやはや、実に美味しかった。
我輩はギリギリ入店出来たが、売切れを考えるともう少し時間には余裕を持って伺った方が良いだろう。
接客を受けて思ったのは、素晴らしい接客であったと言う事。
これは人に寄って感じ方には違いが生じる事なので、是非とも訪問して感じて欲しい。
我輩の独断ではあるが、今年のTRYラーメン大賞の新人賞に絡んでくるであろうお店に年明けから早速、出会えたと思っている。
本日はこれにて御免!
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