やあやあ、さむらいである。
先日であるが、2022年のミシュランガイド東京が販売された。
早速、まとめて記事を作成したのであるが、お読み頂けただろうか?
“ミシュランガイド東京2022”をまとめた記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 我輩がこちらのらぁ麺ブログを立ち上げてから2年と10ヵ月が経過し、今回で3回目となるが、先日、今年のミシュランガイド東京2022が発表された。 早速ではあるが、本日は"さむらい流ミシュラン道"の集大成として […]
今回、残念ながら掲載されなくなってしまったお店は3店舗となり、新たにミシュランビブグルマンに選出されたお店が4店舗あった。
詳しくは上の記事に綴っているので読んで欲しい訳であるが、驚いた事に我輩は掲載されたすべてのお店に訪れていたのである。
しかし、1店舗だけ、訪れていながら記事をこれから更新しようとしていたお店が、先に載ってしまったのである。
そのお店と言うのが、表題の通り
『成城青果』
なのである。
2020年にオープンし、“さむらい流新店道”で取り上げようと候補に入れておきながら、ずっと訪問出来ていなかったお店であった。
しかし、先日ついにやっと、訪問出来たのである。
と言う訳で、本日であるが
『さむらい流ミシュラン道』
をお届けしよう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京に掲載され、一つ星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見でここに綴らせて頂くものである。
過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問した場合も、“さむらい流ミシュラン道”として取り上げていくつもりである。
本日は“ミシュランガイド東2022”で初めてミシュランビブグルマンに選出された
『成城青果』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は霜月も初めの頃。
この日はずっと行こうと思っていた宿題店へ伺う為に気合を入れていた。
そのお店と言うのが前述の通り
『成城青果』
で間違いないのであるが、なぜここまで時間が掛かってしまったのか、少しばかり言い訳をさせて頂きたい。
実はこちらの『成城青果』であるが、京王線の芦花公園駅を最寄りとしているお店で、ちょうど同時期に同じ芦花公園駅を最寄りとする話題のお店がオープンしていたのである。
そのお店と言うのが、『中華蕎麦 きつね』であった。
片道45分以上掛かるので、おいそれとは行けない場所となっていて、どうせ行くなら連食を覚悟して、どちらも一緒に回りたいと思っていた。
しかし、我輩のスケジュールで考えると、どうしても木曜日ばかりになってしまい、木曜日だと片側の『中華蕎麦 きつね』が定休日となってしまうのであった。
そのお陰でずっと、先延ばしとなっていたのであるが、つい先日、緊急事態宣言が明けた頃に調べて見ると、木曜定休であったのが、不定休に変わっていたのである。
これなら木曜日でも気軽に行けると、予定を入れたのであった。
成城青果
ちなみに、最寄り駅となる芦花公園駅であるが、読み方は“ろかこうえん”となっているのでお見知りおきを。
なぜ木曜日なのかと言うと、月に一度だけ、西の方へ行く用事が有るので、それに合わせたかったからと言うだけの理由であった。
いざ、予定を組んだのだが、最初は我輩単独で『成城青果』で食べ、その後、連れと待ち合わせを経て『中華蕎麦 きつね』に行く手筈。
待ち合わせ時間を逆算し、芦花公園駅に降り立ったのは12:30過ぎ。
ちょうど、世間のお昼時であるが致し方ない。
むしろ、多少は並ぶであろう事を予想しての早めの到着であった。
芦花公園駅の北口を出て、左へ進むと徒歩1分と言う、すぐの場所の左側にお店は有った。
12:40着で外には2名の待ち客が。
これ位の待ちは想定内で出て来ているので問題ない。
すぐに座れると思いきや、10分程待たされてようやく店内へ。
先に券売機で食券を購入するお馴染みな形で、迷わず醤油そば(750円)と行きたい所であったが、左上の法則で言うと塩そば(650円)が位置しているのである。
更に連食が控えているというのに、肉丼(380円)のセットにすると、30円お得となるのを見て肉丼にも惹かれてしまう。
恐らく、次に行く『中華蕎麦 きつね』で頼むのは醤油ベースなので、ここは敢えて、塩そばで行こうとポチりとしたのが、塩そばと肉丼お得セット(1000円)であったw
流石にビールまで行ってしまうと次に影響が出てしまうと考えたが、この日はまだ緊急事態宣言が明けたばかりと言う事もあってか、アルコールの提供は夜からとなっていて、逆に助かったのである。
ちなみに、ビールは生ビール(480円)となっていて、銘柄は不明であった。
食券を手渡し、待っていると先に運ばれたのは
『肉丼』
であった。
レアに仕上げたロースチャーシューがご飯を覆い、オニオンチップのようなものが散りばめられていて、美味しそうなソースが掛かっている一品。
早速、塩そばが到着する前に食べたい所であるが、ここは一先ず我慢をする。
何故かと言うと、頼んだのは塩そばであり、味が淡泊であったり、薄味だった場合にサイドメニューのせいで上手く味の評価が出来ない可能性があるからである。
なので、こう言ったご飯物を注文している場合に我輩はらぁ麺を半分以上、食べ進めないと手を付ける事はないのである。
食べたい気持ちを抑えながら沈黙し、待っていると
『塩そば』
が運ばれた。
この美しく、整い過ぎた麺線を見て欲しい。
綺麗な透き通った端麗スープの中には整った麺、その上にレアチャーシューがのり、メンマを隠すように白髪ネギ、そして中心には三つ葉が添えられている。
この容姿は何処かで見た事が有ると思うが、そう、それはつつじが丘駅の『柴崎亭』である。
『柴崎亭』での修行経験があるのかと思いきや、そう言った事実は確認出来なかったのであるが、こちらの店主で有られる誉田氏はやきとんと言った居酒屋を複数店、経営しており、その内の1店舗がつつじが丘駅にあるのだそう。
関係性は定かではないが、少なからず、『柴崎亭』の影響は受けているのではないかと思われる。
そして、ラーメン店としては珍しい店名なのであるが、こちらはお爺さんが青果の卸し業を営まれていたそうで、その名前を受け継いでいるとの事。
これはいつぞやのテレビで拝見した情報であるw
早速、スープから頂くと、魚介と乾物系の味が口に広がり、何処か香ばしさも覚え、アニマルオフとは思えぬ重厚さ感じる。
流石に香味油だけは鶏油かな?
これは、完成度が高いと感心し、次に
『麺上げ』
を行うと、これまた整った中太麺が顔を出し、一気に啜り上げるとしっかりとモチっとした歯ごたえを感じる麺となっていて、それでいて尚、スープもしっかりと持ち上げている。
麺は自家製麺なのか、これまた不明であった。
こちらの
『チャーシュー』
は低温調理で仕上げたロースチャーシューとなっていて、スープが熱いので既に少し火が入っている状態で口に運んだ。
半分程食べ進めた所で肉丼も頂いたが、甘めのソースが良く絡み、ローストビーフのようなローストポーク丼として最後まで楽しんだ。
連食を控えているというのに、ご飯物まで頼んだ挙句、スープまで完飲してしまうのであった。
総括
いやはや、美味しかった。
『柴崎亭』との味の違いをレポートしたい所であるが、我輩は『柴崎亭』に行ったのは一度だけで、食べたのは鴨中華そばだったので比べられずw
記憶に新しい、こちらもミシュランビブグルマンに選出された『柴崎亭』のセカンドブランドである、『祖師谷七丁目食堂』も醤油しか食べてないので比べられず。
どちらにせよ、美味しければ何でも良いと言うのが我輩の考えなので、次回訪問時は醤油そばを頂いて食べ比べてみようと思っている。
十分、お腹一杯になったが、この後『中華蕎麦 きつね』へ伺うのであった。
本日はこれにて御免!
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