やあやあ、さむらいである。
我輩のブログはジャンルを幅広く扱うようにしている。
スープの澄んだ淡麗系、昔ながらの中華そばとなるノス系、ジャンクな背脂系、二郎系や家系などに続き、町中華まで扱っている。
更新頻度が遅い為、バランスを考えて記事更新を心掛けているのであるが、取りこぼしがあった事に気付いたw
我輩の生活圏にありながら未訪問のお店で、行ったのに記事にしていなかった町中華のお店があったのである。
某有名ラーメン店主がXで取り上げていたのを見て思い出し、今回記事にする事に。
記事の時系列が変わってしまうが、ご了承下され。
さて、本日は
『さむらい流町中華道』
をお届けしよう!
さむらい流町中華道とは?
らぁ麺のルーツを遡ると、初めて中華麺を食べたのが水戸黄門で有名な水戸光圀公だと言われている。
中華麺と言う事で中国から流れて来た文化なのかも知れないが、現在のらぁ麺は日本の食文化と言っても過言ではないだろう。
様々なご当地らぁ麺が存在する中、中華料理を日本人向けの味にアレンジし、独自に発展していった町中華と言うジャンルが存在する。
町中華とは何ぞや?と言う定義は我輩が決める事ではないが、昔ながら地域に密着し、地元に愛された大衆的な中華料理屋がそれにあたると思っている。
そして、“さむらい流町中華道”とは、そう言った歴史ある町中華に訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
本日は1947年に創業された
『栄龍』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は卯月も半ばの頃。
この日は良く遊びに行っている浅草に行った際、夕飯はどうするかと言う流れに。
気分は町中華と言う事で、未訪問であった入谷の
『栄龍』
を目指す。
意外とご存知ない方も居るかもだが、浅草から入谷は歩いていける範囲内なので、散歩がてら徒歩で向かう事に。
酉の市などで有名な鷲神社などは、実は浅草駅よりも入谷駅の方が近かったりするのである。
夜営業が始まって間もない時間帯の到着であったが、果たして。
栄龍
まずはお店の場所であるが、入谷駅を最寄りとし、3番出口を出て目の前にある『とんかつサボテン』の角を左に曲がると、すぐ左手側にお店がある。
到着したのは17:40頃とこれから夕飯時と言う時間であったのだが、先客が4組とまずまずの人気ぶり。
更には2階席もあるようで、この日は予約の団体客が居て、慌ただしい雰囲気であった。
まずはビールと餃子(550円)をノールックで注文し、しばしの長考タイム。
ビールは大瓶(780円)、中瓶(650円)、小瓶(550円)に、生ビール中(650円)に、小ジョッキ(400円)まであると言うので、大瓶でお願いする。
メニュー
ビールはスーパードライとなり、運ばれた際に残りの注文をお願いする。
麺類は醤油系に始まり、塩系、特製、辛麺、つけ麺、冷麺、焼きそばと4ページに及ぶラインナップとなっていて悩ましい所であったが、町中華では困った時のモヤシソバ(850円)と決めており、お連れ様もお得意のチャーハン(830円)を即決するw
厨房の様子を見る限り家族経営のようで、出前もやっている模様。
そんなこんなで
『餃子』
も到着する。
タイミング的に、先に注文していて正解であった。
表面はしっかりと焼き上げており、皮は少し厚手のもっちりタイプとなり、美味しいw
餃子をアテにビールを飲んで待っていると、先にお連れ様の
『チャーハン』
が到着する。
こちらのチャーハンは、玉子と一緒に炒めるのではなく、玉子やグリンピースは後のせ仕様。
出来立てと言うよりはある程度作り置きしての温め直しと言った感じで、熱々ではなかった。
しっとりとパラパラで言えば丁度中間位だけど、どちらかで言えばしっとり寄りかな?
味付けは可もなく不可もなく、我輩の印象には全く残っていない。
続いて、我輩の
『モヤシソバ』
が着丼。
モヤシ炒めは餡掛けのタイプがのり、肉は少なめであった。
まずはスープであるが、いわゆる町中華のノスタルジックな化調感が際立つ鶏ガラスープとなり、今となってはこれが愛おしく、美味しく感んじるw
続いて
『麺上げ』
を行うと、こちら『栄龍』の売りであるの自家製麺が顔を出す。
手揉みを加えているのか、少し縮れた中細麺で、もっちりして美味しいw
お次は
『モヤシ炒め』
であるが、少し粘度強目の餡掛けで、シャキシャキではなくしっとり系であった。
総括
お店は、老舗感よりもファミリー向けな雰囲気で、入りやすい。
ランチタイムはお得なセットメニューもあるようなので、今度はお昼時を攻めてみようと思う。
正直に言うと、遠征してまで行くかとなると微妙ではあるが、地元に愛されたお店ではあるので、ご近所なら一度は足を運んでみては如何だろうか?
浅草エリアは老舗の町中華が多く、悩ましいところではあるが、お米を初めとする物価高騰で閉める町中華も多いので、行きたいと思っているお店があったら、後悔する前に今の内に行っておこう!
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
↓らぁ活専用Twitterもフォローすべし!↓