さむらい流スロプロ道のさむらいがらぁ麺を語るブログ

【永楽】昭和感漂う66年続く町中華が大幅値上げ!?これも時代の流れなのか!?

やあやあ、さむらいである。

ゴールデンウィークが明け、五月病の発症が心配される所であるが、如何お過ごしだろうか?

我輩はと言うと、しっかりとその五月病を発症している訳であるが、それより何より、人生最大体重を更新してしまったのである。

これだけらぁ麺を食べていたらそうなるよと言われそうであるが、全く以ってその通り。

かと言って、らぁ麺を止めるのか?問われたら止めないし、ではビールは止めるのか?と問われてもそれも“否っ!”である。

しかし、らぁ麺ビールも止めずに、何とかダイエットを成功させたいと思っている。

と言いながら本日既に誘惑に勝てず、連食をしてしまった訳であるがw

さて、本日は

『さむらい流町中華道』

をお届けしよう!

さむらい流町中華道とは?

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らぁ麺のルーツを遡ると、初めて中華麺を食べたのが水戸黄門で有名な水戸光圀公だと言われている。

中華麺と言う事で中国から流れて来た文化なのかも知れないが、現在のらぁ麺は日本の食文化と言っても過言ではないだろう。

様々なご当地らぁ麺が存在する中、中華料理を日本人向けの味にアレンジし、独自に発展していった町中華と言うジャンルが存在する。

町中華とは何ぞや?と言う定義は我輩が決める事ではないが、昔ながら地域に密着し、地元に愛された大衆的な中華料理屋がそれにあたると思っている。

そして、“さむらい流町中華道”とは、そう言った歴史ある町中華に訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。

本日は1956年に創業された

『永楽』

に訪問した時のお話である!

訪問日

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時は花残月も初めの頃。

この日は月に一度、大井町方面へ伺う用事があり、この日もその定例日。

大体が日曜日と言う事もあってか、行けるお店は偏ってくるが、この日の目的のお店は一択であった。

町中華道のネタが乏しかったので、選んだお店は創業66年となる老舗の

『永楽』

であった。

老舗と言う事もあって、数多くの有名店を輩出しているようで、以前記事にさせて頂いた渋谷の『喜楽』も、こちらの『永楽』ご出身との事。

『喜楽』をご紹介開いた記事はこちらから

喜楽

やあやあ、さむらいである。 更新頻度が下がってしまい、申し訳ない。 師走と言う事も有ってか、ちと、小忙しいのでご容赦下され。 一応、我輩は記事作成する際に新店道で有ったり、百名店道であったり、町中華道であったりと、バランス良く更新出来[…]

喜楽もやしワンタン麺

場所はJRの大井町駅の東口を出て左へ進むと、メインの道から1本入った東小路飲食店街と言う、小さな飲食店が並んだ昭和感溢れる一角にある。

この日は生憎の雨であったが、日曜日のお昼時と言う事もあってか、外待ち8人の行列。

しかし、2階席も有って回転率が良い事もあり、5分程で店内へ案内されるのであった。

永楽

永楽外観

一先ず、ビールを口頭で注文し、しばし長考。

最初から決めていたのは、こちらの看板メニューであるもやしそばは注文するつもりでいたのだが、チャーハンも有名なのに頼んだ事がなかった為、注文するか悩んでいたのである。

流石にメインが2品ともなれば、餃子(500円)は諦めなければならないだろう。

だからこそ悩んでいたのであるが、ビールが届くまでに決めなければならん中で、もう一つ悩みが。

まだ悩んでいる最中であったが

永楽ビール

『スーパードライ大瓶』

が運ばれたので、ここでチャーハン(1050円)だけを注文する。

『あれ?もやしそばは?』と疑問に思われたと思うが、もう一つ悩んでいたのがこれである。

チャーハンラーメンを同時に頼むと、チャーハンに付いてくるはずのスープが届かない問題であるw

言えば付けてくれるが、言ったからには完飲は必須であるw

また、どちらもタイミング良く運ばれたら問題ないのだが、ビールを楽しんでいるのに、さっさとラーメンが先に運ばれて、汁物はもう少し後でも良かったパターンもある。

なので、チャーハンの調理が始まったらもやしそばを追加注文する作戦に打って出たのであった。

丁度厨房内が見渡せるカウンターに座っていた事もあって、タイミングははかれるものと思っていたのであるが、この作戦が失敗であった。

我輩より少し後に入ってきた若者が、チャーハンもやしそばを同時に注文したのである。

その注文方法ではスープが届かないではないか、と思いつつビールを飲みながら厨房の様子を見ていると、中々チャーハンを作る様子がない。

ラーメンワンタンメンを仕上げたかと思いきや、もやしそばを。

もやしそば用の大量のもやし餡掛けを一気に中華鍋で炒めて、作っている。

それが終わると、やっとこチャーハンを作り始めたので、追加でもやしそばを注文すると、時間掛かりますと返答が来た。

待ちますと答え、結局ビールを追加注文する事になるのであった。

先に

永楽チャーハン

『チャーハン』

が着丼する。

作戦通り、スープは付いて来たのは良いが、かなり待たされる羽目に。

チャーハンチャーシューではなく、ハムネギ玉子のシンプルは具材で、味濃いめのベチャっと系。

パラパラ系、しっとり系などがあると思うが、紛れもなくこれはベチャっと系である。

正直に言って、これが看板メニュー?と疑問に思う。

また、お玉に溢れんばかりの大盛のビジュアルを期待したのに、普通の量で、当たりハズレがある模様。

何よりも一番のハズレは、隣の若者にはもやしそばが届き、程良いタイミングでチャーハンが届いていた。

そして、しっかりとチャーハン用のスープも届いていたので、要らぬ作戦を施したせいで、余計に時間を要し、ビール2本飲む羽目になった事である。

しかも、ビール2本飲むなら餃子食えたわw

そう思いながら、隣の若者がお会計に進む中、我輩はまだ、ビールを飲みながら厨房の様子を見ていた。

厨房の様子を見ていて、何となくわかってきた。

人気のチャーハンもやしそばを調理する時は、大量の注文分を一気に、一人の炒め物担当の方が交互に調理しているのである。

だからこそ、丁度良いと思ったタイミングでもやしそばを注文したのにも関わらず、調理出来る杯数の上限を超えていたので時間が掛かったのである。

そんな中で、チャーハンのターンでも、ラーメンワンタンメンは中華鍋を振らずとも作れるので、待たされる心配がない。

今回、4月から大幅な値上げが行われたようで、ラーメン700円から750円になり、ワンタンメン850円から900円となった。

ここまでの値上げは想像の範疇なのであるが、驚いたのは900円だったもやしそばチャーハン1050円に値上げと、大幅な値上げとなったのである。

これは調理工程を見て、中華鍋を振る手間の掛かるものは、大きく値上げしたのだなと納得したのであった。

もはや、入店してから30分以上が経過していたが、やっとこ

永楽もやしそば

『もやしそば』

が運ばれた。

もはや、ビール大瓶2本チャーハンでお腹一杯であったが、スープを一口頂くと、香ばしい焦がしネギの香りが鼻を抜け、美味しいw

もやし餡掛けも味濃いめであるが、シャキっとして美味い!

続いて

永楽麺上げ

『麺上げ』

を行うと、よくある中華麺が顔を出す。

これは、忖度なしで普通の中華麺であったw

我輩は柔め派なので問題ないが、柔めであったw

総括

永楽空丼

ラーメンにも茹でたもやしがしっかりのっているので、これが餡掛けになっただけで300円アップするとなると、ラーメンで良いのではなかろうか?と言うのが最終的な感想であるw

正直に言って、チャーハン1050円は高過ぎると感じたので、我輩なら頼まない。

ただ、もやしそばは美味かったので、1050円でも好きな人ならギリギリ有りかと。

食材だけでなく、油や人件費も上がり、値上げは致し方無いとは思うが、もう少し上手く出来なかったのかな?とは思ったw

全部100円上げたら丁度良かったのにと苦言を残して終わりたいと思う。

本日はこれにて御免!

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