やあやあ、さむらいである。
我輩が横浜育ちと言う事で、横浜家系ラーメンにはちとうるさい。
子供の頃から食べていたのかと言われればそうでもないのだが、気が付いたら好きだったあの店も横浜家系ラーメンだったのかと言うようになっていた。
そんな横浜家系ラーメンと共に成長してきた我輩が、都内で一番好きな横浜家系ラーメンを問われたら、真っ先に思い付くのが『ラーメン三浦家』である。
現在は横浜家系ラーメンの枠には囚われないラーメンを打ち出しているが、好きな事には変わりはない。
以前は蒲田の『飛粋』と二分していたのだが、『飛粋』がリニューアルしてからは『ラーメン三浦家』に軍配が上がった。
そんな『ラーメン三浦家』が夜営業を始めたと言うので、行ってきたのである。
と言う訳で、本日は
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は金町駅を最寄りとする
『とんこつ みうら』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は稲苗月も半ばの頃。
我輩が愛してやまない『ラーメン三浦家』が、二毛作で夜営業を始めると言うニュースを聞きつけたのが、4月頃。
『ラーメン三浦家』としてではなく、スープも創業時に寄せたとんこつラーメンを提供すると言う。
しかも、深夜の2:00まで営業すると言うではないか!
昼間は『ラーメン三浦家』で営業し、夜は深夜まで『とんこつ みうら』で営業するなんて、仕込みを考えたらいつ寝るの?と言う状況である。
聞けば、仕込みは総大将の三浦氏も見るが、夜営業は別の方に任せるようである。
電車が動いている時間帯に行っては、混むのは想像に容易いので、車で深夜の時間帯を攻めたいと思っていた矢先、いつも遠征で車を出してくれるらぁ友から連絡があり、早速『とんこつ みうら』をプレゼンすると、二つ返事で決まるのであった。
とんこつ みうら
まずはお店の場所であるが、JRの金町駅か京成金町駅を最寄りとし、駅前のビルの『日高屋』の隣にお店はある。
車の場合は、駅を左に見て真っ直ぐ行けば大きめのコインパーキングがあるので、車の方はそこへ停めると良いだろう。
到着したのはまだ終電もギリギリあるであろう23:30過ぎであったのだが、外待ち21人に痺れるw
この時はまだ『とんこつ みうら』を始めて間もない頃だったので、致し方なし。
よく見ると、我輩の少し前には松戸の某有名店主が並んでいるではないかw
ちなみに、たまたまではあるが執筆している本日昼間に、大井町の『のスた』に行ったら、そこでもお会いしたw
ルールは昼間の『ラーメン三浦家』と同じで、先に食券を購入してから最後尾に並ぶシステム。
とんこつラーメン(850円)とぶたそば(1200円)のみの営業で、それにトッピングを合わせる感じ。
ちなみに現在とんこつラーメンは、1000円に値上がりされている。
人件費や光熱費のみならず、食材も上がっているので、これまた致し方なし。
特にここ最近は豚肉がかなり上がっていて、ヒーヒー言っているお店が多い。
我輩はクオリティが担保されるなら、値上げは受け入れる姿勢である。
この日はぶたそばが売り切れとなっていたので、とんこつラーメンに味玉(150円)と白ネギ(150円)を購入し、我輩は運転しないのでいつも通りビール(350円)も購入する。
並んでいる最中で食券を回収されるので、ここで好みを伝えるのだが、初なので全て普通でお願いし、ライスが無料となるので、ここでライスもお願いする。
並んでからおよそ45分程で席へ案内され、ちゃんと横並びで座る事が出来た。
まずは
『スーパードライ350缶』
が運ばれ、昼間と同様に嬉しいおつまみ付き。
豚の端肉とネギと言った感じだが、ほとんどが脂身であったw
けどないよりはあった方が嬉しいw
ロットで作っているからか、食券を先に回収してた割には5分程経っていた気がする。
厨房には三浦氏の姿はないが、元気で気合の入った方が厨房に立ち、麺上げをされていた。
まず先に
『ライス』
から運ばれ、青ガッパもサービス。
硬めの注文から先に提供が始まり、遅れて普通で頼んでた我輩と
『とんこつラーメン味玉白ネギ』
が運ばれる。
チャーシューと味玉はネギで隠れて見えないが、ほうれん草と海苔と言った横浜家系ラーメン定番のトッピング。
とんこつラーメンと言う事で、博多ラーメンや長浜ラーメンの方向性で来るのかと思いきや、しっかりと横浜家系ラーメンであった。
『ラーメン三浦家』の創業当時のスープと言う事であるが、我輩が始めて伺ったのは少し経ってからだったので記憶とは異なるが、ちゃんと横浜家系ラーメン。
濃厚と言うコメントを多く見ていたのだが、我輩の感覚だとマイルド寄りでマイルドなバランス系と言った感想。
流石に『ラーメン三浦家』のポテンシャルなので美味しいw
続いて
『麺上げ』
を行うと、お得意の酒井製麺の中太麺が顔を出す。
ただ、酒井製麺と言えばもっと短いイメージだったが、気持ち長い気がするのは我輩だけか?
最後にウデ肉の煮豚を使っていると聞いていたのだが
『チャーシュー』
を上げて見てビックリ。
おつまみも脂ばっかと思っていたが、これはちょっとやり過ぎではなかろうか?
肉の部分が“1/3”しかなく、あとは全部脂。
しかもウデ肉の脂は硬くて、とてもじゃないが食べられなかった。
流石にこれを出すかね?と思ったのは我輩だけではないはず。
これがあって、我輩の印象は正直ダダ下がりとなってしまうのであった。
総括
改めて言うが、ラーメンは美味しかった。
ただチャーシューのあれはないわ〜と思った。
正直ハズレ回だったと、諦めるしかない。
ぶたそばが売り切れだったので、在庫的にあれを提供するしかなかったのかも知れん。
日に寄ってはモモチャーシューの用意があったりするようなので、要ポストを要確認である。
重ねて言うが、現在は値上がりされており、当時の価格なのでご注意を。
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
↓らぁ活専用Twitterもフォローすべし!↓