やあやあ、さむらいである。
とんでもないニュースが飛び込んで来た。
あの『ロックンビリーS1』を閉め、尼崎を離れて関東に戻ってくると言う話を聞いたのが、4月の事。
関東に戻って来るとは書いてあるが、場所は発表しておらず、何処だろうと考えていた。
町田や東京であれば東京と言うだろうし、関東と言っている時点で東京はないと予想。
そんな中で、代々木の『豚一頭清湯麺』でゲリラ営業をされると言うので、我輩も予約して行って来たのであった。
間借りなのか、お手伝いなのかはわからぬが、東京で活動をしていると言う事は都心寄りなのかな?と考えていた矢先の電撃ニュースだったのである。
そのニュースと言うのが、次の主戦場は『新横浜ラーメン博物館』だと言うニュースであった!
そして、屋号は『ロックンスリー』との事。
オープンは9月を予定していると言うので、我輩も楽しみに待ちたいと思う。
さて、本日は
『さむらい流家系道』
をお届けしよう!
さむらい流家系道とは?
“さむらい流家系道”とは、『家系総本山 吉村家』の直系を含む、全国数ある“横浜家系”とされる店舗に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
“横浜家系”と言えば、『〇〇家』と言う屋号が多いが、それだけでなく、インスパイア系のお店も訪問し、ご紹介したいと思っている。
本日は埼京線の十条駅を最寄りとする
『横濱家系ラーメン 三代目 野中家』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は悪月も初めの頃。
この日は祝日のアイドルタイムと言う事で、土日祝日は通し営業をしている我輩のマイホ扱いさせて頂いている『煮干そば 流。』へ向かう。
そして、店舗に到着して驚愕の事実を知る事に。
この日は祝日とは言え、定休日の火曜日と重なっており、お休みだったのであるw
全く頭になかった展開にどうしようか、ラーメン難民になりかける。
流石にアイドルタイムにやっているお店を探すとなると、池袋まで戻らないと厳しいと考えていた。
そんな中、十条銀座の商店街へ行ってみると、アイドルタイムにも関わらず、営業しているお店を発見する。
それが、2024年の6月にオープンした
『三代目 野中家』
であった。
『野中家』は大塚に1店舗目を出してから、破竹の勢いで店舗展開をされており、こちらの『三代目 野中家』で4店舗目のお店となる。
『大輝家』の系譜のお店で濃いめな豚骨の印象であるが、果たして。
横濱家系ラーメン 三代目 野中家
まずはお店の場所であるが、埼京線の十条駅を最寄りとし、北口を出て右手に見える十条銀座商店街を真っ直ぐ進むと、左手側にお店が見えてくる。
我輩が到着したのは、15:15頃であったのだが、昼営業が16:00までとなっており、有り難い事に開いていたのである。
店内に入ると、先客は一人のみで従業員が海外の方のみと言う状況。
正直に言って、大丈夫か?と言う疑念が頭を過ぎるが、任されていると言う事は優秀な方なのであろう。
まずは、先に券売機で食券から購入する。
券売機は高額紙幣が使えない、千円札のみの券売機となり、現金のみの対応。
左上には特製ラーメン並(1050円)が位置し、燻製チャーシューメン並(1150円)、煮豚チャーシューメン並(1150円)、全部のせラーメン並(1150円)、のり味玉ラーメン並(1050円)が並び、通常ラーメン並が、850円となっている。
細かいトッピングの詳細は書かれておらず、店頭にポスター写真があったが、いちいち確認するのも面倒なので、左上の法則に従って特製ラーメン並を選択。
あとはライス食べ放題(100円)に瓶ビール(600円)とキャベチャー(200円)を購入。
キャベチャーと言えば、六角家系列ではお馴染みのおつまみにもなるし、ラーメンに入れても美味しい人気のトッピング。
我輩はおつまみとして欲しかったので、先に出して頂けるようお願いし、好みは全て“普通”でお願いすル。
すると
『キリン一番搾り中瓶』
と、キャベチャーが先に到着し、何故かおつまみが一番最後に出て来るのであったw
こんな立派なおつまみが付くならキャベチャーは要らなかったかも?w
食べ放題の
『ライス』
は自身でよそうスタイルとなり、この日は裏ガッパが無料サービスとなっていた。
我輩の記憶では、『大輝家』の裏ガッパは、青ガッパにコマチャーシューと辛味を和えたものであったが、『野中家』の裏ガッパには、コマチャーシューが入っておらず、辛味を和えただけのものであった。
とは言え、おつまみとキャベチャーでコマチャーシューは事足りているので問題なしw
オペレーションは、テボザルの茹で麺機となり、資本系感が頭を過ぎる。
やっぱ、横浜家系ラーメンを名乗るなら寸胴や大鍋で一気に麺を茹で、平ザルで麺上げするスタイルが合致するのである。
店員さんがずべて外人さんと言う時点で覚悟はしていたが、期待値が上がる中
『特製ラーメン並』
が運ばれる。
海苔で隠れているが、
『三代目野中家』と記された丼に、チャーシュー2種にほうれん草、海苔5枚に九条ネギと言った内容。
ぶっちゃけ、オープン当初は『野中家』なのに豚骨感が薄く、あまり話題にも上がらなかったと記憶する。
その後、値段も踏まえ、リニューアルを繰り返しての今がある。
大塚の『野中家』は骨感が強く、濃い豚骨のイメージであったが、飲んでみると骨感は弱いが、醤油が立った味わい。
続いて
『麺上げ』
を行うと、いつもの短い中太麺と行きたい所であるが、いささか麺が太過ぎるようである。
大塚の『野中家』は酒井製麺を使用しているのであるが、見た目からしていつもよりも長いと思ったら、丸山製麺の麺を使用しているらしい。
麺箱を見る限りは、『野中家』としか書いていないのであるがw
お次は煮豚タイプの
『バラチャーシュー』
と、吊るし焼きの
『肩ロースチャーシュー』
がスープとの相性を物語る。
個人的位はバラチャーシューのが好みであった。
総括
正直な感想としては、もっとスープがペラペラな資本系チックな一杯が出てくると思っていたので、逆に好印象であった。
恐らく、前のままでは客足が伸びず、幾度となるリニューアルを重ね、今に至っているようである。
もちろん、もっと美味しい家系ラーメンはあると思うが、ご近所でラーメン難民になった際は十分に使えるお店であると思った。
我輩の住まいにも地元の地域の名を語った資本系の家系もどきのお店があるが、これに比べたら断然こちらの方が美味しいw
是非とも、ハードルを上げる事なく、ご近所の方に行ってみて欲しいお店としてお薦めさせて頂く。
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
↓らぁ活専用Twitterもフォローすべし!↓