やあやあ、さむらいである。
先日放送の“情熱大陸”は見ただろうか?
“情熱大陸”と言えば、『飯田商店』の飯田将太氏など様々なラーメン職人を紹介してきたが、今回紹介されたのは北海道の札幌でお店を営んでいる『Japanese Ramen Noodle Lab Q』の平岡氏であった。
昨年、“Go to トラベル”をやっていた頃に北海道へ2泊3日の旅へ行き、その時滞在中に2回も伺ったお店が平岡氏のお店であった。
予定では1回で済むつもりであったのだが、店主不在の為煮干系のらぁ麺しか提供出来ないとの事だったので、店主がおられる日に再訪問したのであった。
とても美味しいらぁ麺に思わず
『で、あるか!』
を連発させてしまったのを覚えている。
よろしければその時の記事のリンクを貼っておくので合わせてお読み下され。
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やあやあ、さむらいである。 昨日はコロナの感染者数が1日では過去最多となる1661人の感染が確認されたと言うニュースを見た。 北海道でも1日では過去最多となる236人の感染を確認とある。 本当にギリギリのタイミングで行けて良かったと思[…]
さて、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2019年に“百名店”に選出されると2年連続で選ばれている
『煮干そば 流。』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は色取月も初めの頃。
この日はらぁ活仲間と遠出しようと決めていた日であった。
とは言え、世は緊急事態宣言真っ只中と言う事もあり、県外への移動は控えようと言う中で選んだのが、近いようで電車だとちょっと行き辛い場所を選ぶ。
そして選んだ地域は十条駅となり、そこを最寄りとする
『煮干そば 流。』
を候補店に。
我輩が狙っていたのはこの時期の限定麺が我輩好みと言う事も有っての選択であった。
ちなみに、店名は『ながれ』ではなく、『る』と読むようである。
店は十条駅の南口を降りたすぐの線路沿いとなっているのだが、この日は友人の車での訪問であった。
十条駅の駅前は兎に角狭く、駐車場も近くには見当たらないと思うと告げたのに、どうにか車で店の近くまで行こうとするのは何故かw
結局、Uターンも難しい道幅の狭い脇道で、何度も切り返して引き返し、大通り沿いのコインパーキングに停めるのであった。
土日祝日は通し営業をしているので時間帯を少しずらすつもりでいたのだが、我輩が目的にしていた限定麺が40食でなくなると言うので予定よりも早めの14:35に到着するのであった。
煮干そば 流。
14:35の到着時点で先客は外に6人の列が出来ていた。
聞くと、限定麺はまだ残っているという事なので、そのまま後続に着く。
こちらのお店は『煮干そば 流。』と店名ににあるように、上の表紙の写真の煮干そば(800円)が看板メニューのお店となっている。
世間一般の煮干そばと言えば、パッツン系の低加水の細麺のイメージであろうが、こちらの『煮干そば 流。』の煮干そばは中細麺と言った感じで少し太目で加水率も定番のものよりも高い。
そうなってくるとイメージが大きく変わってくるが、決してブレる事なく、美味しい清湯系の煮干そばであった。
我輩の評価も高く、また食べログ百名店に選出される実力店と言う事もあって、この度の限定麺には期待が高まっていたのである。
その限定麺と言うのが、煮干生姜ラーメンの潤目であった。
鶏と水だけで取ったと言うような清湯系や、家系と言ったらぁ麺も大好きなのであるが、究極は生姜醤油ラーメンに行き着くのではないかと思っている自分がいる。
もし我輩がらぁ麺屋で提供する立場になった場合、賄いは毎日、自分で作ったらぁ麺となるので、我輩が毎日食べても飽きないらぁ麺と言うのが理想であり、その究極系が生姜醤油ラーメンに行き着いたと言う訳。
毎日は食べられないらぁ麺なら客にも出せないのではないかと言う思いが有るのだ。
ちなみに、我輩が崇拝する都内の鶏清湯系では究極だと思っているトイボックスの店主であられる山上氏は昼営業分の提供が終わると、ご自身用のらぁ麺を作って食べており、その姿を我輩は何度も見ている。
毎日これだと飽きるから味変してみようと思っている店主がいたとするとそれは、常連さんも思っているという事に他ならないと思う。
話が逸れてしまったので、戻させて頂こう。
これだけ美味しい煮干そばを提供されているのだから、ここが作る煮干生姜ラーメンが美味しくない訳がないと言う圧倒的信用の基、友人を引き連れて訪れたのであった。
男3人で伺い、全員が限定の潤目(900円)を注文し、我輩だけ全部のせ(350円)を購入する。
友人の1人が誕生日と言う事と、後輩が車を出してくれたと言う事もあって、らぁ麺代は全て我輩が出す事にする。
更にこの店名物(?)のメンマ飯(220円)も購入するのであった。
隣の不動産屋の自転車に邪魔だと言わんばかりに当て逃げされたが、お店に迷惑をかけてはいけないので、黙ってやりすごす大人対応のさむらい。
待つ事およそ25分で店内へ案内される。
現金対応で、背油(30円)と辛め(100円)が出来るので、“3人中2人”は背油をコールする。
ちなみに、辛い物が苦手な我輩が見向きもしなかった辛めは唐辛子系ではなく、生姜の山盛りがのるようである。
先に運ばれたのは店名物(?)の
『メンマ飯』
であった。
サイドメニューに肉飯(280円)と言う人気No1のメニューもあるのだが、SNSで発信されるのはメンマ飯の方が断然多いのが不思議である。
こちらはごま油、粗挽き胡椒が掛かっていて、上にはネギが散りばめられ、美味しくない訳がない逸品であった。
ちなみにこれらのサイドメニューであるが、平日のランチは-100円とお得になっている。
お次は待ってましたと
『潤目全部のせ背油』
が着丼する。
中々、ボリューミーな量であるが、ロースチャーシュー3枚に炙りバラチャーシュー、メンマ、青菜、味玉、海苔3枚となるとに白ネギが背油のお風呂に浸かっているようであった。
スープから行かせて頂いたが、率直な感想が『美味っ!』であった。
名前にある潤目の通り潤目鰯の煮干から抽出した力強い煮干出汁に生姜の後味が口に広がり、これはまさに文句なしの
『で、あるか!』
であるw
我輩が長岡生姜醤油ラーメンが好きなのもあるが、トッピングした背油の背徳感も堪らないw
続いて
『麺上げ』
を行うと、中細縮れ麺が顔を出し、これがまた煮干生姜スープをしっかりと纏って、美味い!
9月の頭から始まったこちらの限定麺であるが、果たしていつまで食べられる事やら。
チャーシューはデフォで出て来るのは
『ロースチャーシュー』
となり、こちらが2枚となるが、全部のせとなるとこちらに、ロースチャーシュー1枚とバラ肉の
『炙りチャーシュー』
が加わり、こちらの炙りチャーシューも堪らないw
潤目に合っているのはロースチャーシューなのだろうが、こちらは正直な感想としてイマイチで、『煮干そば 流。』の腕があればもうちょっと頑張れるのでは?と思った。
とは言え、ここまで絶賛出来る逸杯を提供してくるとなると気になるのが、和え玉(200円)である。
サイドメニューのメンマ飯も頂いているのに果たして、食べ切れるのか?と自問自答した所、普段飲んでいるビールの分、空いているではないかと言う事で、ここで現金で追加注文。
席のポップには“本日の和え玉”とあるが、現在はデフォルトの味のみでの提供との事。
程無くして
『和え玉』
が着丼。
麺は潤目のちぢれ麺とは異なり、煮干そばで提供している中細麺で、刻みチャーシューと白ネギが添えられている。
これも潤目仕様にしてくれていたら最高であったが、煮干そば仕様なので、若干の違和感を感じつつも、大盛不可の潤目の余韻に浸るには丁度良いと最後まで美味しく頂くのであった。
総括
文句なしの完飲完食で大満足。
一緒に訪れたらぁ活仲間も大絶賛であった。
失敗したと思ったのは初めてにも拘わらず、背油と全部のせをトッピングしてしまった事であった。
基本をしっかりと味わった上で、背油や辛めと言ったトッピングを楽しむべきであったと若干の後悔が。
しかし、今週いっぱいで終了すると言うので、食べ収めに伺ったのであるが、頼んだのは背油、辛めと反省が活かせずであったが、美味しかったのだから満足であるw
紹介しておいて申し訳ないのが、10月に入ってしまったので現在潤目は終了しており、別の限定麺が提供されている。
とは言え、10月2日にはゲリラでネギ潤目を提供されていたので、また食べられる日が有ると思うので、お店のTwitterをチェックしよう!
基本の煮干そばも間違いなく美味いのでまずは足を運んでみる事をお薦めする。
本日はこれにて御免!
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