やあやあ、さむらいである。
昨日はコロナの感染者数が1日では過去最多となる1661人の感染が確認されたと言うニュースを見た。
北海道でも1日では過去最多となる236人の感染を確認とある。
本当にギリギリのタイミングで行けて良かったと思う反面、北海道に住んでおられる方々にとっては他所からの旅行者を受け入れて良いものなのかと不安な日々を過ごしておられるのだろう。
心中、お見舞い申し上げる。
世間では第3波が来たと言われているが、我々が出来る事は手洗い、うがいと言った感染対策をこれまで通り、続ける事だけである。
さて、本日であるが、先日ギリギリのタイミングで行った北海道シリーズ最後のお店なのだが、まさかの2回目の登場となっている。
と言う訳で本日は
『さむらい流百名店道』
お届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2019年に“百名店”に選出された
『Japanese Ramen Noodle Lab Q』
に2度目の訪問した時のお話である!
訪問日
時は大月も月末の頃。
この日は北海道最終日とあって、札幌市内を観光する予定でいた。
昼は知人に教えてもらった寿司屋を予約し、少し早めのランチを堪能。
そして、自称ビール好きを謳っている我輩としては訪れなければならないと伺ったのが
『サッポロビール博物館』
であった。
コロナ禍と言う事でビール工場は見学出来なかったのだが、『サッポロビール博物館』は営業(10月31日現在)していると言うので伺ったのである。
こちらの博物館への入場は無料となっているが、プレミアムツアーと言った有料プランもある。
ここでビールの歴史を学びつつ、最後は
『サッポロビール』
を試飲する事が出来る。
サッポロ生ビール黒ラベル、北海道限定販売のクラッシック、開拓使麦酒の3種類飲み比べセットが800円と言う破格の値段で飲む事が出来る。
隣接するサッポロビール園でジンギスカンを楽しんだりも出来るので、ビール好きにはお薦めの観光スポットである。
一通り観光を楽しんだ後に札幌に戻る事になるのだが、飛行機の時間までまだ、余裕が有った。
昼飯は食べたはずであるが、11:00と早かった事もあり、朝食と捉えればらぁ麺なら食べられなくはない。
そこで思い出したのが、1日目に食べた
『Japanese Ramen Noodle Lab Q』
の存在である。
我輩が食べたのは店主が居ない日の裏営業で、提供しているのは煮干し系のみだった。
それも十分美味しかったのであるが、美味しかったからこそ、店主が提供する鶏清湯も食べてみたいとなったので再訪するのであった。
『Japanese Ramen Noodle Lab Q』に訪問した記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 美味しいらぁ麺屋を探す時に利用しているツールがいくつかある。 Twitterも然りであるが、一番利用させて貰っているのが『食べログ』である。 『食べログ』は口コミなどを元に点数を付けていたり、アプリを利用す[…]
Japanese Ramen Noodle Lab Q
上の画像は『サッポロビール博物館』を撮影したものである。
そこからバスで大通駅まで戻る。
15:00までの所、14:30頃に到着したのであるが、1日目とは打って変わって大混雑であった。
店主の日と言うだけでここまで違うのかと思い知らされたのであるが、店内は満席となり、壁沿いに設けられた待合い席15席もほぼ、満席であった。
これは期待が高まる。
ここで購入したのは醤油ちゃあしゅう麺(1450円)のみ。
我輩が着いた時には塩らぁ麺とビールは売り切れとなっていた。
テーブルに着けたのは15:00頃であったが、後客も絶えず来ていた。
今回も大きなテーブル席に案内され、遠目からキッチンを見守る。
ビールがあれば口寂しくもないのだが、売り切れとあっては仕方ない。
我慢して待っていると
『醤油ちゃあしゅう麺』
が到着した。
何と、素晴らしいビジュアルだろうか?
スープの表面には鶏油が輝き、チャーシューが目一杯に表面を覆い、その上に太めのメンマが置かれ、三つ葉が添えられている。
着丼の際、チャーシューの説明を受けたのだが、炭焼き豚内モモ肉、ルスツもち豚のバラ、ロース、上ロースに鶏むね昆布〆チャーシューが下に隠れていた。
丼から鶏の良い香りが込み上げてくる。
スープをレンゲから一口頂くと、衝撃を受けた。
ここまでの高みに昇るまで、どれ程の努力をされたのであろうか?
その味わいは鶏清湯の中でも頭一つ抜きんでており、表現するのが難しい。
北海道唯一の地鶏だと言う新得地鶏をメインに天草大王、名古屋コーチン、丹波黒鶏、博多地鶏と言った地鶏のみでスープを取っていて、兵庫県産の生揚げ醤油、埼玉県産の生醤油、三河本みりんと言った拘りの伝統調味料をタレに使用しているとの事。
醤油のキレを感じつつ、芳醇な鶏の香りが後から追ってきて飲み進めて行く内にも変化を感じる。
麺を先ずは一啜りと
『麺上げ』
を行うと、北海道産小麦を使用した自家製麺が顔を出す。
啜って感じたのは煮干し系の時よりも若干、細くなっているのでは?と言うものなのだが、勘違いであったらご勘弁を。
麺の啜り心地や、スープの持ち上げ感など文句のつけようがない完成度である。
このままでは食べ辛いので手前の大判のレアチャーシューから頂いたのだが、これはルスツもち豚の上ロースであろうか?
口どけも良く、めちゃくちゃ美味いw
一つ一つの写真を撮ろうかとも思ったが、絵的にもあまり綺麗ではなかったので写真を載せるのは控えておくが、どの部位も大変美味しかった。
一心不乱に食べ進め、最後の一滴まで美味しく頂くのであった。
総括
これ程の完成度を誇る店主である平岡氏のルーツを探ってみると、プロのスノーボーダーであったらしい。
大手のラーメン店で働いていた事もあったりと様々な経験をお持ちで、飯田商店の飯田店主やトイボックスの山上店主とも交流があり、影響を受けているそうな。
そりゃ、美味しい訳であるが、ご自身の探求心が有ってこその高みであると考える。
札幌に訪れた際は札幌と言う土地で有りながら、鶏清湯で勝負する平岡氏のらぁ麺を是非ともご賞味あれ。
本日はこれにて御免!
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