やあやあ、さむらいである。
ここ最近の物価高の影響なのか、多くの銘店が閉店を余儀なくされている。
我輩が愛して止まない『麺処 篠はら』を始め、『麺 みつヰ』と言ったミシュランに選出されたお店が、次々と閉店してしまったのは記憶に新しい所。
先日も急な告知であったが、三ノ輪の『ジョニーの味噌』が11月20日を以って閉店すると言う告知を受け、行って来た。
こちらのお店は更新に際し、折り合いがつかなかったので、閉店を決め、今後は物件を探すと言う話を常連さんとしていた。
また、『麺 みつヰ』の跡地がどうなったのか見に行くと、新たな飲食店がオープンしていたのを確認したので、老朽化による立ち退きではなさそうであった。
小麦に油の高騰や、ガスや電気の値上がりに加え、家賃と言った固定費もまた値上がりを余儀なくされている事を考えると、更新の際の条件が折り合わずに移転と言う事は、これからも出てくるものと思われる。
移転情報も含め、新たな情報が有った際にはこちらで共有させて頂こうと思っている。
さて、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2017年に“百名店”に選出されると、2年連続で選ばれた
『麺や 庄の』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は色取月も初めの頃。
この日は市ヶ谷で働く友人に届け物をと途中下車したので、せっかくなら宿題店に訪問しようと伺ったのが
『麺や 庄の』
であった。
『麺や 庄の』と言えば、麺庄グループ発祥のお店であり、過去には護国寺駅を最寄りとする『MENSHO』も記事にしている。
『MENSHO』の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 今年もコロナの影響でお花見が出来ず、上野公園の桜通りも宴会禁止で一方通行の制限を設けている。 これはこれで残念ではあるが、せめて桜だけでも見に行こうと行って来た。 宴会している人もおらず、皆、通りすがりに桜[…]
麺庄グループと言えば、サンフランシスコでも出店していて、現地ではミシュランにも掲載され、『MENSHO San Francisco』と言う逆輸入の店舗を新宿に出している。
そんな麺庄グループの発祥のお店を未食と言うのは、ラーヲタとしてどうなのか?と言う話である。
言い訳を一つさせて頂くと、清湯系が好きなので、『MENSHO』で満足してしまい、魚介豚骨を主とするこちらの『麺や 庄の』は敬遠していたのであった。
果たして、麺庄グループの発祥のお店が提供する魚介豚骨とは?
麺や 庄の
まず、『麺や 庄の』であるが、中央、総武線の市ヶ谷駅を最寄りとし、徒歩4分程の場所にある。
この日は15:00過ぎの到着であったが、通し営業なので問題なし。
この時間帯なので並びもなく、店内には4組程の先客がいた。
先に食券を購入するのであるが、券売機はタッチパネルの最新式で電子マネー対応の物。
我輩はつけ麺からーめんか悩んだのであるが、左上の法則に習い、特製らーめん(1020円)を選択し、更にサイドメニューの炙りチャーシュー丼(350円)と瓶ビール(450円)
を購入する。
14:00~18:00までの限定メニューの豚骨清湯も気になったw
席へ案内されるとすぐに
『ハートランド小瓶』
が運ばれる。
我輩の統計上、美味いらぁ麺屋はハートランドのお店が多いと勝手に考えているので、期待が高まる。
ちなみに、系列店の『MENSHO』に伺った時はプレミアムモルツとエチゴビールであった。
ビールを堪能しながら厨房の様子に目をやると、調理場の奥では仕込みを行なっており、ゴリゴリと骨を砕くブレンダーの音が鳴り響いていた。
そして、丁度良くビールを飲み終えたタイミングで
『特製らーめん』
が着丼する。
見てわかる魚介豚骨スープに、レアとバラの2種のチャーシュー、メンマ、味玉、海苔の他に、中心には玉ねぎと青ネギが添えられ、中心にはスパイスのようなものも。
まずは純粋な手前の部分のスープをレンゲですくい、一口頂くと、今となっては良くある魚介豚骨と言った感じで、後味には粉っぽさが口に残るのが少々気になった。
先程の仕込みを見ている感じでは、骨を砕いていたので、それがスープに入ってこの粉っぽさなのだろうか。
続いて
『麺上げ』
を行うと、全粒粉入りの細麺が顔出す。
こちらは麺箱を見る限り自家製麺のようで、しっかりとスープを纏って啜り心地も良く、スープにも合っている印象。
一通り食べ進めたタイミングで
『炙りチャーシュー丼』
が運ばれた。
こちらは、しっかりと味の染み込んだチャーシューの端肉を炙ったもので、ご飯と合わない訳が無いw
チャーシューはこちらの
『レアチャーシュー』
と
『バラチャーシュー』
の2種となっていて、個人的好みはバラチャーシューの方が好きであった。
スパイスと思われたのはふりかけのような物かな?
スープの味が強いので、味変アイテムとしては弱いが、玉ねぎや胡麻と言った、細かい心遣いが食感を楽しませてくれたのであった。
総括
いやはや、ご馳走様であった。
感想としては“またおま系”と言われる魚介豚骨であった為、これを楽しむなら、やはりつけ麺の方が相性が良いように感じた。
我輩は前述の通り、清湯系が好きなので、どちらかと言われれば『MENSHO』をお薦めするが、流石は麺庄グループの仕事と思わせる、細かい心遣いが冴える逸杯であった。
通し営業をしてくれているので、混雑を避ける事も可能なので近くに住んでいる方や、働いている方には重宝されるお店だと思うので、行ってみては如何だろうか?
本日はこれにて御免!
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