やあやあ、さむらいである。
今年もコロナの影響でお花見が出来ず、上野公園の桜通りも宴会禁止で一方通行の制限を設けている。
これはこれで残念ではあるが、せめて桜だけでも見に行こうと行って来た。
宴会している人もおらず、皆、通りすがりに桜を見るだけではあるが、そこには、人種を問わず、多くの笑顔があった。
綺麗な桜を見ながら改めて思ったのは、日本に生まれて本当に良かったと言う思いであった。
お花見やお祭りなどのエンターテインメントは普通に過ごせている生活が有って、初めて行えるものと改めて知らされた。
コロナでまだまだ、大変な状況が続いているが、来年こそはちゃんとしたお花見が出来るよう、我慢もしつつ精進していきたいと思う。
さて、本日は
『さむらい流百名店道』
お届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2017年に“百名店”に選出されると、4年連続で選ばれている
『MENSHO』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は夢見月も半ばの頃。
我輩の生活圏から文京区は近いのだが、有楽町線となると乗り換えが面倒になってしまうので、時間が掛かってしまう。
その為、行こう行こうとしていた宿題店が中々、行けていなかった。
この度、有楽町線沿線で用事があったので、ずっと訪問したかった
『MENSHO』
に訪問する事に。
『MENSHO』は市ヶ谷の『麺や庄の』のオーナーであられる庄野智治氏が手掛けるお店である。
“MENSHOグループ”と言えば、サンフランシスコにも出店していて、現地ではミシュランにも掲載され、『MENSHO San Francisco』と言う逆輸入となる店舗を新宿に出している。
そんな海外でも活躍されている“MENSHOグループ”の代表すべき店舗が、今回ご紹介する『MENSHO』である。
『MENSHO』は有楽町線の護国寺駅を最寄りとし、徒歩3分程の所にある。
6番出口を出て、通りを真っ直ぐ行くだけなので、わかりやすい。
この日は14:00頃の訪問であったのだが、待ち客はなく、席も半分程が埋まる程度であった。
MENSHO
入り口からお洒落な雰囲気が醸し出ていたが、店内に入るとラーメン店とは思えない空間が広がっていた。
まず、店先の券売機で食券を買うスタイル。
初めて訪問するお店なので、左上のボタンをポチするつもりであったのだが、左上には醬油らぁめん味玉のせが位置していた。
その他にも塩らぁめん味玉のせ、挽き立て小麦つけ麺、和牛チャーシュー麺と言ったレギュラーメニューの他に、和牛担々麺と言った限定メニューもあった。
特製的なメニューがなかったので、醬油雲呑麺(1150円)とサイドメニューの和牛カリー小(400円)をポチり、ビール(500円)も忘れてはならないと購入する。
先に運ばれたのは
『プレミアムモルツ小瓶』
であった。
ビールは他にエチゴビール(500円)と言った変わり種も有り、他にもちょこっとワイン(500円)と言ったアルコールメニューも有った。
ビールを飲みながら厨房の様子を眺めていると、らぁめんは目の前で作っているが、奥には製麺室含む、メインキッチンが有るようで和風カリーなどは奥で作っている様子。
程なくして
『醤油雲呑麺』
が着丼する。
配膳の際に店員さんがらぁめんの説明をしてくれたのだが、聞き取れず。
恐らく、味変アイテムがあるので途中で溶かしながら味変をお楽しみ下さい的な事であったと思うのだが、その味変アイテムが何なのか聞き取れなかった。
他の方の口コミなどを見るとタマリンドペーストの事を言っていたようなのであるが、我輩からするとタマリンドペーストとは何ぞや?である。
Google先生に聞いてみると、タマリンドペーストとは、タマリンドと言う果実の実を味付け、発酵させたものであったり、純粋にタマリンドを濾したペーストのものであったりするらしく、味わいはかなり酸味が強いとの事。
丼に目を配ると、表面には鶏油と思われる香味油が光り輝き、2種のチャーシューが並び、青菜に穂先メンマ、奥には雲吞が鎮座し、真ん中に青ネギと言ったビジュアル。
肝心のタマリンドペーストは青ネギの下に隠れていたのだが、バラチャーシューの上にのっていた。
鶏油のせいかも知れないが、匂いから鶏ベースの清湯系である事がわかる。
スープをまず、一口頂くとまず甘味が口に広がり、後から醬油と鶏の風味が感じられる。
続いて
『麺上げ』
を行うと、奥の製麺室で作っていると言う細麺が顔を出す。
低加水のパッツン系ではあるが、茹で加減はやや柔めで我輩好み。
チャーシューは大判のバラチャーシューと、ベーコンのようのなこちらの
『レアチャーシュー』
があるのだが、レアチャーシューの上には辛味なのか、若干のスパイスが掛かっていて、これもスープに味の変化を与えていそう。
大判のバラチャーシューも頂きたい所だが、例のタマリンドペーストがのっていて、まだ味変を望まないので後回しに。
次に
『雲呑』
を頂いたのだが、写真ではわかり辛いと思うが、雲吞の皮を見ると、白く硬い部分が残っていて、恐らくではあるが、冷凍保存していたものをそのまま茹でて出した為と思われる。
目の前で皮に餡を詰めろとは思わないが、これは若干マイナス点か。
一通り食べ進めた所で遅れて
『和牛カリー小』
が運ばれた。
忘れられてたのかな?と思ったが、もしかしたら敢えてのタイミングだったのかも知れない。
と言うのも、こちらのカリーであるが、和風とは付くものの、スパイシーで辛かったのである。
我輩はインド系カレーはあまり好まず、家庭的なカレーが好きで、辛い物も苦手とあって美味しいかどうかがわからず、これって和風なの?と言うのが正直な感想であった。
恐らく、カレー好きな方にはウケる味なのだと思うが…。
そして、らーめんに戻ると、ここで思いがけない出来事が発生。
何と、カリーを食べた事でスパイスのせいか、味がわからなくなってしまったのであるw
あ~、せっかくの繊細な味が台無しになってしまった。
途中で溶かしたタマリンドペーストも酸味が加わり、コクが出るはずだったのだろうが、味がぼけてしまい、良くわからず。
お水を飲んだりしても戻らないので、一通りらーめんを完食してからカリーを食べ切るのであった。
総括
いやはや、少々残念な結果に終わってしまった。
せっかく、美味しかったのに和風カリーを食べ合わせてしまった事で後半は消化試合をしているような心境になってしまった。
元々、辛い物が苦手なんだからカレーなんて頼むなよ、と言う話であるが、反省したw
この後、もう一軒連食するつもりでいたのに外へ出ても味覚が戻らず、諦めたのであった。
池袋まで戻った頃にやっと、麻痺していた感覚が取れたので結局、連食したのであるがw
感想としては美味しかったので、次回訪問時は塩を頂きたいと思うが、サイドメニューでカレーは控えたいと思う。
本日はこれにて御免!
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