やあやあ、さむらいである。
皆様は知らない土地に降り立った時に、有名な美味しいらぁ麺屋はないかと検索した事はないだろうか?
例えば、地方から東京に降り立った際は“東京 ラーメン おすすめ”と言ったワードや、“東京 ラーメン ランキング”と言った感じで検索したり。
こう言ったワードで検索を掛けて出て来るのは決まって、大手口コミサイトが手掛けた記事ばかりが上位に出て来る。
しかも、そこに出て来るのは“東京のおすすめ20選”と言った感じで、果てしなく多くの候補が出て来る始末。
大手サイトから別の大手サイトへ移動し、被っている店舗を候補に絞ったりと言った作業をしていないだろうか?
本来ならば、ある程度絞ってもらわないと本当のおすすめではないし、サイトに寄って異なるなら何を信頼して良いかわからなくなってくる。
昔はここに“ラーメンオタクのブログ”が混じって上位に表示されていたりしたのだが、最近ではほとんど見なくなってしまった。
これはGoogleなどの検索システムが変わったからなのであるが、我輩はこの検索結果に納得していない。
我輩の場合は常日頃から気になったらぁ麺屋は食べログサイトで保存しており、地域別に検索を掛けると保存していたらぁ麺屋が出て来るのでそこから選ぶようにしている。
そう言った美味しそうならぁ麺を食べ歩き、本当にお薦め出来るお店を地域別や、ジャンル別にお薦めする特集を作ったのが“さむらい流推し麺道”である。
“さむらい流推し麺道”では推奨するお店を3店舗に絞っているので、後は好みで選んで頂けるのではないかと思っている。
先日は“さむらいが薦める東京の味噌ラーメン三選”を記事にしたので、合わせてお読み下され。
さて、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
“さむらいが薦める東京の味噌ラーメン三選”の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 こちらの記事は検索用としているので、いつもの雑談は控えさせて頂き、早速本題をお届けしたいと思う。 と言う訳で 『さむらい流推し麺道』 をお届けしよう! "TRYラーメン大賞202[…]
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2017年に“百名店”に選出されると4年連続で選出されている
『中華ソバ 伊吹』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は初霜月も半ばの頃。
この日は味噌らぁ麺が食べたいなと思いながら目的地を設けずに電車に乗った。
たまにこんな日があるのだが、乗った電車は山手線の内回り。
移動中に何処に行こうかとTwitterを見ていると、いつもならこの時間帯には売り切れと言うtweetを見るお店が、雨のせいか暇だと言うので途中下車し、進路変更。
巣鴨駅で降り、都営三田線に乗り換え、向かったのは志村坂上駅であった。
向かったお店と言うのが、志村坂上駅を最寄りとする
『中華ソバ 伊吹』
であった。
昼時はスープ切れ次第、売り切れ店閉まいとなってしまうので、食べれず終いと言った経験が何度かあった程。
何がそんなに人気なのかと言うと、こちらのお店は“煮干の神様”と称される程のお店なのである。
原価の高い煮干であるが、これを惜しむ事なくふんだんに、それも様々なブランド品を合わせてその日の最高のスープを作り上げているお店となっていてそれ故に“煮干の神様”と称されているのである。
良い時間帯になると、残り何杯と言ったtweetをしてくれる事もあるので、それを見て向かうのだが、それでも売り切れを食らってしまったり。
どうしても食べたければ開店前に並べば済む話ではあるが、中々そうも言っていられない方がほとんどではなかろうか。
だからこそ、この日のような雨で暇だと言うtweetを見たらチャンスでしかないのである。
我輩が到着したのは13:40と、いつもなら売り切れていてもおかしくない時間帯であったが、待ちもなく入店する事が出来、そのまま食券購入し、席へ案内して貰える奇跡と遭遇するのであった。
中華ソバ 伊吹
お店は志村坂上駅のA2の階段を上がり、Uターンして真っ直ぐ進み、坂を下った右手側。
左手には見次公園が有り、店前の行列が続く時は公園側に並ぶ事もある。
我輩が買ったのは中華ソバ(800円)と和え玉(200円)と、きっかり1,000円。
トッピングには味玉(100円)や、のり(100円)、豚増し(200円1人2枚まで)と言った物も有り、サイドメニューには炊き込みご飯(190円)も。
ただ、ビールと言ったアルコールの提供はない硬派なお店となっている。
いつもならご飯物も注文している所なのだが、この日は連食も視野に入れていたので、追加は和え玉のみとさせていただいた次第。
我輩は昼営業しか来た事がないが、中華ソバが食べられるのは昼時のみとなっていて、夜営業は淡麗煮干ソバ(850円)と濃厚煮干ソバ(850円)のみとなっており、たまにそれぞれで限定麺を出す事もある。
この日は本当に空いていて、我輩の後もちらほらと来客はあるが、外待ちはギリギリない程度で回っていた。
店主とお弟子さんと思われる二人体制なのであるが、店主が貫録の有る方なので、厨房には常に緊張感が走っていたw
そして、待ってましたと我輩の
『中華ソバ』
が着丼。
スープは端麗と濃厚の丁度、中間の濃度となっていて、大きな角煮のようなチャーシューとのり、中心に玉ネギのみじん切りと言った感じ。
先ずはスープを頂くと、煮干の強い味わいが口に広がり、その中には煮干独特の苦味やえぐ味と言った味わいを感じさせつつも感じさせない旨味であった。
ちょっと、何を言っているのかわからないかも知れないが、苦味やえぐ味を上手く使った旨味が口一杯に広がったのである。
これが、“煮干の神様”が為せる業なのであろうか?
次に
『麺上げ』
を行うと、低加水のパッツン系の細麺が顔を出す。
そう、我輩が知る限り、尖った煮干系に一番合うのはこのパッツン系の細麺である。
続いて
『角煮のようなチャーシュー』
を持ち上げてみたが、これもまた『伊吹』らしいチャーシューとなっている。
角煮のような分厚い切り方でこれまたスープと合っていて美味しいw
かなり、ボリュームがあるので1枚でも十分だと思うが、どうしても増やしたい方は+200円で増やす事が可能となっている。
やっぱ、煮干系には玉ネギのみじん切りが良く合うよね~とスープを楽しんでいたが、まだ和え玉が待っているので、完飲してはならぬw
麺を食べ終える前に和え玉をお願いしますと注文し、待っていると
『和え玉』
が着丼。
こちらはこのままでも味が付いているので、混ぜて油そばのように食しても良いし、残ったスープに浸して、つけ麺風にしても良い。
このままでも十分美味しいのはわかっているのだが、最後はスープにドボンと入れて完飲完食するのであった。
総括
混雑時は連食や和え玉の注文を断られる事もあるようなので、先に購入しておく事をお薦めする。
ニボラーとしては、こちらの端麗中華ソバと濃厚中華ソバを食していないのは汚点なので、近々夜営業にも出向こうと思っている。
煮干系には独特の苦味やえぐ味があるので、苦手とされる方も少なくないが、その苦味やえぐ味を上手に使っているのが“煮干の神様”と称される所以なのだろう。
煮干系が苦手だと思っている方にこそ、まずはこちらの『中華ソバ 伊吹』を食べた上で本当に苦手なのかを見直して欲しいと思っている。
本日はこれにて御免!
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