やあやあ、さむらいである。
2023年度の年間杯数であるが、457杯であった。
この数字はカップラーメンやインスタントラーメンはもちろんの事、家で作るらぁ麺は一切排除し、替え玉や和え玉と言ったものも含めていない。
純粋にお店で頂いた一杯のらぁ麺を啜った合計数となっている。
本日は、毎年恒例となった我輩が“最も通ったお店ベスト3”をお届けしよう!
まずは不動の1位は、日比谷線の入谷駅を最寄りとする『麺処 晴』で、その数何と“24/457杯”であった。
我輩の活動圏で美味しい煮干らぁ麺を提供するお店であり、特に濃厚そばのバランスの良さでは群を抜いているとお店で、マイホ認定させて貰っている。
続いて2位の発表であるが、2022年度は7位であった『煮干そば 流。』が堂々の“21/457杯”であった。
こちらも煮干系のお店となっていて、レギュラーメニューが美味しいのはもちろんであるが、月替わりの限定麺の完成度が高い事と、そこまで並ばずとも食べられるのが普段使い出来るに大いな要因となり、かなり順位を上げて来た印象。
そして3位は、前年度2位だった『中華ソバ ビリケン』で“17/457杯”あった。
『中華ソバ ビリケン』の訪問頻度が下がった理由は、人員不足による限定麺の減少が大きいと思う。
毎年、年会杯数が右肩上がりで増えているのであるが、それに比例して我輩の体重も増加しているw
流石に健康面を考え、末長くらぁ麺が食べ続けられるよう今年は杯数には拘らず、しっかりと管理しながららぁ麺生活を送りたいと思っている。
さて、本日は
『さむらい流百名店道』
をお届けしよう!
さむらい流百名店道とは?
“さむらい流百名店道”とは、『食べログ』で“百名店”として選出されたお店を訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
“百名店”は東京エリア・EASTエリア・WESTエリアの三つに分かれて表彰されている。
本日は2017年に“百名店”に選出された
『中華そば 葉山』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は神無月も初めの頃。
この日は久々に『一条流がんこ総本家分家四谷荒木町店』に訪問した日。
土日はスペシャルな食材で炊くスープの日となっていて、それを求めるがんこファンが集結し、尋常ではない並びとなるのだが、この日は平日ながら“子持ち鮎のスペシャル”をやると言うので伺った次第。
以前の家元が引退する前の『一条流がんこラーメン総本家』を綴った記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 先日の4月24日、ラーメン界のレジェンドと言える方が引退された。 そのお方と言うのが 『一条流がんこラーメン総本家』 の家元であられる 『一条安雪氏』 […]
いつも13:00に閉まってしまうので、早めに訪問した結果、この日は時間的余裕もある事からもう一軒伺う事に。
そこで思い出したお店が『中華そば 葉山』であった。
四谷三丁目駅からでも徒歩20分と掛からない距離とあって、腹を空かせるつもりで歩いて向かう。
四谷三丁目の交差点で外苑東通りを早稲田方面へ北上するだけの簡単な道のりであった。
中華そば 葉山
お店の場所であるが、都営大江戸線の牛込柳町駅を最寄りとし、徒歩5分と掛からない距離となっているが、この日は四谷三丁目から伺ったので詳細は割愛。
お店に着いたのは12:30過ぎと言うお昼時であったが、外待ち1人でラッキーと、待合席に座る。
特にお店のルールは書かれておらず、一人退店したら一人入ると言った流れのよう。
およそ10分程で店内に入れたが、券売機で食券を購入するお店で、左上には中華そば並(180g)チャーシュー1枚海苔1枚で1300円とある。
メニューはこれ1本のみでアルコールはおろか、サイドメニューのご飯物すらない。
中華そばの麺量を並にするか、大盛(150円)にするか、後はトッピングを増やすかどうかと言う潔い構成。
連食と言う事もあって、我輩は味玉中華そば並(1430円)を購入する。
厨房の様子を見ると、店主一人のワンオペ営業となっていて、空席にはまだ前の客の丼が残っていたのだが、“片付けますので着席になってお待ち下さい”との声掛けが。
周りを見ると、我輩よりも既に先に入っていた2名の方がまだ着丼していない様子を見ると、回転率は良くない模様。
しっかりと仕切られたカウンター7席のみのお店となっており、お一人で回すにはこれが限界か。
その2名に配膳を終えると、丼を片付け、食券を回収。
物腰低い対応で、頭が下がる思いであるが、手際は物凄く良くて、無駄な動きは一切ない。
驚いたのはその後である。
ゴンゴンゴンと言う激しい音何するので厨房の様子を見ると、その場で青竹打ちをされているのであるw
青竹打ちとは、竹を使って麺を打つ技法で、我輩も新横浜のラーメン博物館で体験した事がある。
まさか、ワンぺで注文を受けてからその場で青竹打ちをされるお店があったとは、本当に驚きである。
動きは良いのに回転率が悪いのはこれが理由かと理解する。
恐らく、一度で作るのも2杯づつと言った感じのようで、そんなこんなで並びから30分程で
『味玉中華そば並』
とやっとこ、ご対麺する。
チャーシューは1枚半ほぼ2枚、味玉も1個半となり、短冊切りされた白ねぎがたっぷり入り、海苔が一枚添えられている。
まずはスープから頂くと、鶏や豚の動物系と煮干や節系と言った乾物を合わせたバランスタイプのスープとなっていて、無化調ながらの優しさを感じる美味しいスープ。
そして、これに短冊切りされた白ねぎをのせてスープを頂くと、これまた格別に美味いw
続いて
『麺上げ』
を行うと、打ち立てでコシのあるピロピロ麺が顔を出す。
恐らく、茹でる前に手揉みを加え、わざと不揃いにして食感を演出されいるようで、スープの持ち上げも良い。
次に
『チャーシュー』
であるが、こちらは肩ロースの煮豚タイプかな?
お肉はホロホロで柔らかく、これまた美味い
そういえば、券売機にはチャーシュー1枚と書いてあったのに2枚入っていたし、味玉も1個ではなく、1個半だったのはサービスしてくれていたようであるw
券売機に申しわけ無さそうに値上げの事が書いてあったので、その分サービスしてくれたのかも知れん。
しかし、この短冊切りされた白ねぎとスープが美味過ぎて、気が付けば連食であったにも関わらず、完飲してしまうのであった。
総括
我輩の感想であるが、ねぎ好きには堪らない逸杯であろうw
短冊切りされた白ねぎはしっかりと火も入っていて甘みが際立ち、辛さや匂いはない。
口に入って来た食感と甘みがスープと合わさり、まさに技ありであった。
次回訪問時は、ねぎ多め(150円)で、ねぎを堪能するつもりである。
店主は山形県酒田市ご出身だそうで、独学で酒田ラーメンを再現されそうな。
昨年はご当地ラーメン総選挙で優勝したのが酒田ラーメンであった。
美味しい酒田ラーメンをお探しの方は、是非こちらでw
本日はこれにて御免!
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