やあやあ、さむらいである。
我輩のブログではただ、美味しいらぁ麺を紹介する事はせずに、テーマを決めて紹介している。
例えば、ミシュランガイドに掲載された店を取り上げる“さむらい流ミシュラン道”であったり、横浜家系らぁ麺の店を訪問する“さむらい流家系道”であったり、と。
ただ、美味しいだけの店を紹介するブログだと最初は良いが、ネタが尽きていくにつれ、美味しいけど優先度の低い店が紹介される事になってしまう。
これだと、美味しくないと思った店は記事にならないし、ブログとしても面白くなくなってしまうのである。
その為、テーマを決めて紹介しているのであるが、前回の食べログ百名店に掲載された店に訪問する“さむらい流百名店道”に続き、今回も新コーナーを紹介したいと思う。
と言う訳で、本日は新コーナーとなる
『さむらい流老舗道』
をお届けしよう!
さむらい流老舗道とは?
創業してから30年以上、暖簾を守っているお店を老舗店舗と定義させて頂く。
そして、“さむらい流老舗道”とは、そう言った歴史ある老舗店舗に訪問させて頂き、我輩の独断と偏見で感想をここに綴らせて頂くものである。
本日は1964年に創業され、57年も続いている
『すみれ 中の島本店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は良月も月末の頃。
北海道はコロナの感染者が増え、警戒レベルが引き上げられたが、その直前に“GOTOトラベル”を活用し、北海道へ旅行に行っていた。
北海道へ移住した友人との久しぶりの再開を楽しみにしていたのだが、コロナのせいでそれも叶わなかった。
ただの食を楽しむだけの弾丸旅行となったのだが、1軒目に訪れたのは“食べログ百名店”にも選出された
『Japanese Ramen Noodle Lab Q』
であった。
『Japanese Ramen Noodle Lab Q』に訪問した記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 美味しいらぁ麺屋を探す時に利用しているツールがいくつかある。 Twitterも然りであるが、一番利用させて貰っているのが『食べログ』である。 『食べログ』は口コミなどを元に点数を付けていたり、アプリを利用す[…]
次に攻めるべきは何処の店にしようかと悩んでいたが、北海道に来て味噌ラーメンを食べぬ手はないと思っていた。
そして、知人が口を揃えて薦めるのが、味噌ラーメンだったら
『すみれ』
である、と。
『すみれ』と言えば、セブンイレブンでも味噌ラーメンが販売されており、カップ麺にもなっている銘店で、横浜にも系列店舗がある。
セブンイレブンの味噌ラーメンは食べ、横浜なら我輩の地元なのでいつでも行けると思っていたが、未だに店舗では食べた事がない。
だとしたら、これ以上ない機会ではないかと思い立ち、訪問する事に。
北海道の2泊目はすすきの近郊のホテルを取っていたので、昼に『すみれ』へ訪れ、夜はジンギスカンを食べる予定であった。
しかし、昼時に『すみれ すすきの店』に訪れると店がやっていないではないか。
となれば、友人との夜の予定もなくなったので、昼はジンギスカンを頂き、夜に『すみれ』を訪れる事にしたのであった。
すみれ 中の島本店
ホテルから『すみれ すすきの店』までは5分と掛からない距離であった。
場所も確認していたが、本当に『すみれ すすきの店』で良いのかと、言う思いがあった。
なぜならせっかく、北海道まで来て本店ではなく支店で食べるのか?と言う疑問である。
支店で食べるのなら横浜でも変わらないではないか。
それならば本店である『すみれ 中の島本店』で食べようではないかと思い立ち、タクシーで向かうのであった。
すすきのからタクシーで10分強程、1150円であった。
地下鉄南北線の中の島駅からも徒歩10分程だと言う。
店は50年以上続く老舗と言うよりは、お洒落な外観で2017年にリニューアルした模様。
大きな駐車場も完備し、店内も広い。
19:00過ぎのゴールデンタイムであったが、待ち客はなしであった。
入口の券売機で食券を先に購入するスタイルで、交通系IC対応の最新式であった。
口コミに寄ってはチャーシューが入っていなかったりしていたので、味噌チャーシューメン1080円)を購入。
セブンイレブンでも冷凍食品になっているが、チャーハンも有名のようなので、チャーハン(720円)も購入し、もちろん、ビール(420円)も忘れてはならない。
テーブル席に案内されると早速
『サッポロクラシック小瓶』
が到着し、乾杯する。
ビールはアサヒスーパードライとサッポロクラシックの2種類から選べ、どちらも小瓶での提供となっている。
せっかく北海道に来たのだからと、北海道限定のサッポロクラシックを頼んだのであった。
次に来たのが
『チャーハン』
で、これはたくあんと紅ショウガ付き。
先に頂くが、ご飯はパラパラ、味は濃い目で美味いw
量も大盛にしなければ、ラーメンとセットでも男性なら食べ切れるサイズではなかろうか。
そして、左程待たずして
『味噌チャーシューメン』
が運ばれる。
スープの表面には見てわかる、分厚い油が覆っていて、胸肉のチャーシューが4枚に細切りのメンマと白ネギと言ったシンプルなトッピング。
スープを先ずは、一口頂こうとレンゲを沈めるも、入ってくるのは表面に浮いたラードのみ。
見た目からしてくどく感じるが、これが“すみれスタイル”なのだろう。
スープを覆う、ラードが熱々の状態に保っているのだと言う。
スープとラードを良く混ぜて、一口頂くと味噌の芳醇な風味が鼻を抜け、濃厚な味わいが口に広がる。
だが、それ以上でもそれ以下でもない味噌ラーメン。
次に
『麺上げ』
を行うと、麺は黄色いウェーブ掛かっている中細麺。
中太麺と言うにも太くない、至って普通の太さ。
麺もラードを纏っているので、知らずに啜ると火傷するやつである。
比較的短めな麺で啜り易いが、ラードは持ち上げるのにスープは持ち上げない。
どうにも、最初から違和感を覚えていたが、ラードとスープが分離し過ぎていて、一体感がないのである。
続いて
『チャーシュー』
を頂いたのだが、見た目で分かる通り、チャーシューはパサパサで固いし、味の入りも悪く口の水分を持っていく。
正直に言って、1枚なら我慢出来るが、4枚も要らない。
チャーシューメンにした事を後悔したのであった。
総括
結局、スープ完飲とはならず、これが全てを語っている。
率直な感想は“セブンイレブンの方が美味しい”である。
北海道まで来た期待感から我輩がハードルを上げ過ぎたのかも知れないが、正直に言ってガッカリであった。
調理する人に寄っても大きく変わるのがらぁ麺なので、この日はハズレであったと諦め、東京に戻ったら“すみれ出身の有名店”に訪問し、リベンジする事を誓うのであった。
本日はこれにて御免!
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