やあやあ、さむらいである。
またしても緊急事態宣言の再延長となった訳だが、果たして緊急事態宣言とは何なのかと言う日常となっている。
とは言え、国民の半数が2回目のワクチン接種が済んだと言う事で、徐々に規制を緩和していく方針との事なので、期待している。
我輩も高熱を出しながらも2回目のワクチン接種を終えたのだが、証明書といったものは貰っていない。
ここは何とか、アプリなどで証明書が発行されると良いなと思っている。
2回目のワクチン接種が済んでいる方は何人以内の飲酒を認めると言った緩和や、県外への移動などが認められると嬉しい限り。
未だにカラオケ店やお酒を扱うお店が制限を受けているので、2回目のワクチン接種者を対象とした限定営業を認めては如何だろうか?
変異株などの懸念も消えないが、当たり前であった日常が戻る事を願っている。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2021年の4月に開店された
『yagu-noodle』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は秋風月も月末の頃。
長い事続いている緊急事態宣言のせいで、我輩のらぁ麺活動にも影響が出ており、基本的には自転車で行ける範囲で食べ歩く程度。
少ないながらも用事が有った時のみ、近くの宿題店に訪問すると言った手法で行っている。
この日は半蔵門線沿線での用事を済ませ、伺ったのは住吉駅を最寄りとする
『yagu-noodle』
であった。
以前からフォロワーさんの写真などで知り、気になっていたお店である。
昼営業が14:00までと言う事で、早めに閉めるお店だと間に合わない可能性も有ったのだが、一か八かで伺うのであった。
住吉駅に到着したのは13:35頃。
お店は駅から徒歩10分程となっているので、行列が出来ていたら早閉まいもあるだろうし、本当にギリギリか、下手したら手遅れかも知れない。
最寄りの出口は住吉駅のB1となり、目の前の四ツ目通りを右へ真っ直ぐ進むと右側にお店は見えて来る。
向かいながら、もし間に合わなかったときの保険の店を考えながら店に向かう。
13:45頃に到着すると店内にお客人はおらず、店主が片付けをしている様子。
もう時既に遅しであったかと落胆するも、伺うとまだ営業中との事であった。
とりあえず、左上の法則から特製醤油(1250円)を購入し、サイドメニューも頼もうと思ったのだが、手頃そうな厚切り焼豚ステーキ丼(350円)が売り切れとなっていたので、代わりに100gならイケるだろうと、味付き替え玉(100円)を購入するのであった。
ちなみに鴨玉丼(500円)なるものもあったのだが、割高感と鴨チャーシューはらぁ麺にも入っているので、スルーしたのであった。
yagu-noodle
店内に入ると、こ洒落た清潔感のある雰囲気に女性ウケは良さそうと言ったイメージ。
しかし、一つ懸念材料があるとすると、立地があまり宜しくない。
住吉駅からも徒歩10分掛かり、東陽町駅からも歩けるがそれも15分と遠い。
店主側の視点で考えると、駅からは少し遠くなり、大通り沿いではあるが近くに何か商業施設があるのかと言えば特に見当たらず、こちらのお店だけを目的に来るとなるとその期待を超える逸杯を提供せねばならないと考える。
となれば、こちらの店主は『麺屋 一燈』のご出身だそうで、それだけでも十分に期待が出来る逸杯を提供してくれそうなもの。
そんな勝手な期待感を胸に待っていると
『特製醤油』
が目の前に運ばれた。
澄んだスープの表面には鶏油と思われる香味油が浮き、存在感のあるレアな鴨チャーシュー2枚に豚チャーシュー2枚、味玉に白髪ネギと青ネギが散りばめられていて、ビジュアルは言う事なしに美味そうである。
レンゲでスープをすくい上げると鶏の良い香りが漂って来た。
一口頂くと溢れ出る鶏の旨味に、甘さ際立つ醤油ダレが合わさって美味い。
続いて
『麺上げ』
を行うと、全粒粉のような黒い粒が混じった縮れた細麺が顔を出す。
細麺にしては弾力感がある麺であるが、何とも言えぬ違和感が。
どちらかと言うと玉子麺に近い食感なのだが、全粒粉は感じられずむしろスーパーで売っている中華麺のような安っぽささえ感じてしまった。
我輩の好みなので、勝手な意見を言って申し訳ない思いではあるが、率直に言って麺とスープが合っているとは思えなかった。
不味いと言う訳ではないので勘違いして欲しくないのだが、何とも言えぬ、違和感を覚えたのである。
これが正解なのか?もっと、このスープに合った麺があるのではなかろうか?と。
気を取り直して
『豚チャーシュー』
を持ち上げると、提供時にはピンク掛かっていたものにスープで若干、火が入った感じに。
部位は肩ロースだろうか?ホロホロ系ではなく、弾力のある歯応えで味付もシンプルで可もなく不可もなくと言った感想。
続いて、こちらのお店の一推しだと思われる
『鴨チャーシュー』
であるが、皮目のギザギザに入った飾り包丁が特徴的で、こちらも提供時よりも若干、火が入った感じとなっている。
レア加減とかよりも口に含んだ瞬間に少しモサっとした食感を感じたのだが、これって古くなっているからなのか、元の鴨肉の癖なのかわからぬが、期待していただけにちょっと残念であった。
こちらから声を掛けずとも少し時間を置いたタイミングで
『味付き替え玉』
が運ばれた。
予想通り、麺はらぁ麺と同じ物なので、感想は同じである。
ただ、麺の量と言い、これで100円と言うのはコスパは高いので好みが合う方にはお薦めである。
総括
勝手に期待していただけに何とも、辛めの評価となってしまったと思うが、これはあくまで我輩の主観での感想である。
多くの方は美味しいと評価していて、我輩も美味しいとは思うが、麺の相性は言わずにはいられなかった。
鴨チャーシューも同じ『麺屋 一燈』出身である『鴨出汁中華蕎麦 麺屋yoshiki』の鴨チャーシューが絶品だったのでそちらと比べての感想である。
近所であれば成長過程を見届けたいお店ではあるが、わざわざ訪問するにはちと立地が悪いかな?と言うのが我輩の感想である。
記事にするか悩んだが、辛口評価も正直に届けてなんぼだと思っているのでこれからも精進していく所存である。
補足であるが、店主が骨折と言う大怪我をしてしまい、現在は休業中との事である。
回復に専念して頂き、営業再開の際はTwitterなどでアナウンスされると思うので再開を待とう。
本日はこれにて御免!
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