やあやあ、さむらいである。
『銀座 八五』と言うお店はご存知だろうか?
2020年のにミシュランガイド東京のビブグルマンに初選出されると、2年連続で掲載されている銘店である。
らぁ麺のスープと言うのは、出汁とカエシと言われるタレと、香味油で形成されているお店がほとんどなのだが、こちらの『銀座 八五』はカエシを使わないお店として話題のお店なのであるが、興味のある方は過去に詳しく綴った記事が有るのでそちらを参考にして下され。
『銀座 八五』の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 出来る事なら"3日に1記事"位のペースで更新したいのであるが、『さむらい流スロプロ道』との両立と言う事で中々、難しい。 趣味の延長とは言え、こちらのブログも疎かにするつもりはなく、ネタの為にも日々、らぁ麺活動[…]
そんな銘店の店主であるが、京都の全日空ホテルの総料理長を務めた方で、水道橋の『中華そば 勝本』、『神田 勝本』、そして『銀座 八五』に続いて、4ブランド目をオープンさせたのが今回ご紹介するお店となっている。
と言う訳で、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の4月に開店された
『てんせんめん』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は早花咲月も月末の頃。
こちらの『てんせんめん』であるが、気が付けばオープンして1年が経過してしまっていた。
ずっと行こうとは思っていたのだが、実は我輩が苦手とするジャンルであったので腰が重かった。
と言うのも、こちらの『てんせんめん』は担々麺を専門とするお店なのである。
担々麺が苦手なのか?と言うと、そうではなく、辛い物が苦手なのだ。
店に寄っては激辛であったり、痺れ系であったりするので、担々麺は敬遠してしまいがち。
あと、担々麺は美味しいお店もあるが、どちらかと言うとハズレが少ないと言うイメージがある。
言葉は選ばなければならないが、大体担々麺って何処で食べても美味しいよね、と言う味噌らぁ麺に近しいイメージがあるのであるw
もう一つ、足が遠のいてしまっていた理由なのだが、オープン当初はあっさり担々麺しかメニューになく、落ち着いたら通常の濃厚担々麺を提供すると言う事だったので、それならばメニューが揃ってから訪問しようとなり、中々通常の担々麺が始まらないと思っていたら月日が経ってしまっていたようであるw
通常の担々麺の提供が始まっていた事と、近場で記事に出来そうな店と言う事で今回、選んだのであった。
こちらのお店は虎ノ門ヒルズの一角なので、最寄り駅は虎ノ門駅となるのだが、我輩は新橋駅から徒歩で向かうのであった。
てんせんめん
行き方は虎ノ門ヒルズに向けて歩くだけなので、地図アプリを上手く活用して頂ければ迷う事はないかと思うが、虎ノ門ヒルズの中のビジネスタワーと言うビルの地下なので、お間違いなきよう。
我輩は知らずに最初、メインタワーに入ってしまったのでw
ちなみに、同じビジネスタワーの3Fには『虎ノ門勝本』もある。
地下に降りると飲食店やショップが並ぶ一角が有り、その中の一つで中程に進むとお店が有る。
お店は開放的で清潔感もあって、間仕切りだけでなく、席数も減らしての営業のようでコロナ対策はばっちりである。
券売機ではなく、口頭で注文する形式。
厚手のおしぼりや紙エプロンにマスク入れを手渡され、そのタイミングで注文をお願いする。
我輩はあっさり担々麺(1000円)と宝友卵黄身ご飯(250円)にビール小瓶(350円)を注文し、同行していた連れは通常の担々麺(950円)を注文する。
注文の際に店員さんから『パクチーはお入れしてよろしいですか?』と、尋ねられたが、我輩は苦手なのでパクチーは抜きでお願いする。
先に
『黒ラベル小瓶』
が配膳される。
ビールのサイズは中瓶(550円)もあるが、らぁ麺を待つ位なら小瓶サイズが丁度良い。
『中華そば 勝本』や『銀座 八五』もそうなのだが、小瓶とは言え、『勝本グループ』はビールを安く提供してくれるので大変助かる。
ビールを飲みながら店内の案内を見ながらやり過ごす。
こちらの『てんせんめん』と言う店名は『点・線・面』と言う、“点に始まり、線となり、面になっていく”と言う言葉から来ているようである。
続いて
『宝友卵黄身ご飯』
が運ばれた。
イメージでは玉子かけご飯を想像していたのだが、ご飯の上には黄身しかのっておらず、玉子かけご飯のイメージとはちと、違っていたのである。
そして、メインとなる
『あっさり担々麺』
が配膳される。
スープの見た目は醬油らぁ麺のような透き通った清湯系で、真ん中に白髪ネギが盛られ、その下には肉味噌が隠れていた。
ちなみに、通常の担々麺が販売されるまで待っていたのに、我輩があっさり担々麺を頼んだ理由は辛くなさそうな方と言うだけである。
先にスープを頂くと、辛味どころか、甘さ引き立つ清湯スープで、肉味噌を溶かしながら味変を楽しんでいくようであった。
次に
『麺上げ』
を行うと、担々麺らしからぬ、細麺がお目見えする。
麺は浅草開化楼の低加水のパッツン麺であったので、食べ易いが、あまり担々麺を頂いている感じはしなかった。
これはやはり、肉味噌を溶かさないとむしろ、駄目なのか?と思い立ち、肉味噌を混ぜていくとやっと担々麺らしい味わいに。
ちなみに、連れの通常の担々麺も頂いたのだが、こちらの麺は中太麺となっていて、しっかりとゴマが効いたスープを持ち上げてくれていた。
そして、こちらも全然辛くなく、ご飯とも良く合っていた。
我輩のあっさりは米が進むタイプではなかったので、連れの食べていたスープにドボンして平らげるのであった。
総括
いやはや、あっさりも美味しいけど、我輩は普通の担々麺をお薦めする。
あっさり担々麺はこれまでに食べた事がない新ジャンルな感じではあったが、担々麺に求めているのはそこじゃないと言う思いを感じていた。
ちなみに、ご飯であるが、黄身だけならのってなくて良いかな?
250円払って黄身をのせるなら、150円払ってお代わり自由のご飯の方が満足出来ると思われる。
辛いのが苦手な我輩でも食べられる、『勝本グループ』が提供する担々麺を一度は試されては如何だろうか?
こちらのお店は残念ながらコロナの影響により、2021年7月を以て『閉店』となったのである。
本日はこれにて御免!
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