やあやあ、さむらいである。
最近、関東地方では雨が降ったり止んだりと、不安定な天気が続いている。
雨自体、降らなくなってしまっては水不足となってしまうので有難いもの。
我輩は出掛ける段階で大雨が降って居たら流石に傘を持って出るが、午後の予報が雨だったとしても降っていなかったら、傘を持って出掛ける事はない。
傘を差すのが嫌いなので、もし、降ってしまって傘を必要としたら買えば良いや、と。
多少の雨なら濡れた方がマシと思っている程であるw
そんな中、先日であるが、某有名店で並んでいると突然の雨が。
すると、中から店員さんが並んでいるお客人に傘を差し出してくれたのである。
これには傘嫌いな我輩にとっても、いたく、嬉しいおもてなしであった。
我輩の一つの気づきをお伝えしただけのたわいもない雑談である。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2021年の3月に開店された
『支那蕎麦 澤田』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は卯月も初めの頃。
この日は新宿方面に伺う用事があったので、写真を見てすぐにでも伺いたいと思った新店舗に伺う事に。
そのお店と言うのが、東京メトロの新宿御苑駅を最寄りとする
『支那蕎麦 澤田』
であった。
新宿御苑駅と言えば、ミシュランガイド東京で“一つ星”を獲得している『SOBAHOUSE 金色不如帰』が有るかなりの激戦区。
相当な自信がないと立ち上げようとは思えない地域なので期待は高まる。
そんな『支那蕎麦 澤田』であるが、新宿御苑駅の2番出口を出て左に進みすぐの道を左に折れ、次の路地を右に入ったら左手に胡蝶蘭が見えて来る。
新宿御苑駅から徒歩2分と言う好立地で、我輩は来た事がないが、『しろ八』と言うお店の跡地との事であった。
支那蕎麦 澤田
オープンからまだ、2週間と言う事で胡蝶蘭もきれいに咲いていた。
14:00頃の到着であったが、外待ちはなく、店内に入ると空席が2席あった。
券売機で食券を購入するのだが、左上には支那蕎麦(800円)が有り、2段目に白醤油支那蕎麦(800円)がある。
つけ麺等も有ったが、オープンして間もない事も有り、提供は落ち着いてからと言った感じ。
これまたオープンして間もないせいか、時間帯のせいかわからんが、ご飯物と言ったサイドメニューは売り切れで、唯一、替玉(150円)と、半替玉(100円)はあった。
上段が支那蕎麦であったので、我輩は迷う事なく、支那蕎麦の2種の雲呑麺(1000円)を購入し、トッピングで味玉(100円)も付ける。
どうせ、ご飯物もレポート出来ないなら連食しようと思い立ち、ビールは我慢するのであった。
ちなみに、ビールはサッポロラガー赤星中瓶(550円)のようである。
さむらい調べでは、美味しいらぁ麺屋の選ぶビールでは2番目に多い銘柄である。
ちなみに、美味しいらぁ麺屋で一番多いのはハートランドビールであるw
空いている席に案内され、食券を渡す。
オープンして間もないのに店主1人のワンオペスタイルであった。
店内は落ち着いた和モダンな雰囲気でワンオペの為に席数をカウンター8席に減らしての営業となっている。
厨房で作っている様子を見ていると、10分程で
『二種の雲呑麺味玉』
が着丼する。
スープの表面には香味油が浮き、部位の異なるチャーシューが2枚入り、手前にメンマ、青菜、味玉は割れた状態で置かれ、奥に二種の雲呑、真ん中に白髪ネギと言った感じ。
見るからに無茶苦茶、美味そうではないか!
こちらの店主であるが、いろいろな店舗で10年間働いた経験が有り、その中でも1年間働いた『八雲』に影響を受けているそう。
『八雲』と言えば、ミシュランガイド東京に掲載される程の銘店で、雲呑麺が売りのお店。
『八雲』をご紹介した記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 新型コロナウイルスの影響で、週末は引き篭もり生活を行っている。 稼働は出来ないが、ブログ作業はインドアで出来るので、進められるはずであるが、いつもより頑張った程度。 何より、今優先してやらなければならないの[…]
ご本人は特に特定の出身店はなく、『八雲』でも1年間しか働いていないので、修行元なんてとても言えないと言っているが、らぁ麺を見れば大きく影響を受けているのがわかる。
スープを一口頂くと『あ、美味い』と思わず漏れ出てしまう。
無添加無化調で、豚、鶏、煮干し、節系などでスープを作り、支那蕎麦は5種類の醤油をブレンドしたカエシを使用しているそう。
若干、甘めの仕上がりだが、鶏も魚も感じるバランス系でレベルが高い。
次いで
『麺上げ』
を行うと、白く透き通った細麺が顔を出した。
啜り心地の良い、少し柔めの仕上がりは我輩好み。
売りとなるであろう
『二種の雲呑』
であるが、画像の肉雲呑も味わい深く、海老雲呑もプリプリでどちらも一級品となっていて、しっかりと『八雲』での修行経験を活かしている一品と言えよう。
密かに
『チャーシュー』
は2種の部位となっていて、これは『八雲』の赤いチャーシューとは違った味わいであったが、歯ごたえも有って美味しかった。
味玉は少し固めの半熟と言った感じであるが、スープに溶け出さないギリギリを攻めた仕上がりであった。
期待通りの完成度の高い逸杯で、次の店を考える事なく完飲完食しているのであった。
総括
店を出る時に改めて案内を見て気づいたのだが、お薦めは白醤油支那蕎麦と言う事であったので、再訪確定であるw
支那蕎麦であっても我輩の総評は相当、高いものとなった。
恐らく、今年のTRYラーメン大賞の新人部門に必ず、名を連ねる事となるであろうと予想する。
ワンオペでなくなったら、つけ麺を始められると思うのでそれも楽しみにしている。
その為にはまず、コロナが収束してくれなくてはと言う問題があるが、応援している。
もはや、手遅れかも知れんが、行列店となる前に是非とも足を運んでほしいお店である。
本日はこれにて御免!
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