やあやあ、さむらいである。
本当に梅雨明けしていたのだろうか?と疑いたくなる天気が続いているが、如何お過ごしだろうか?
そんな中でも、雨に対してネガティブな感情を抱く方も多いと思う。
我輩もその1人であり、理由を考えると様々あるが、その一つに“傘が煩わしい”と言うのが大きい。
濡れるのも嫌ではあるが、小雨くらいなら傘を持たずに出掛ける程である。
何もない所でつまづいたり、気が付いたら手をぶつけて流血していたりと、空間察知能力とでも言うのだろうか?どうにもそれらが欠如しているらしく、球技は昔から苦手であり、傘を持つと人と接触したり、接触を避ける為に傘を無用に避けさせるので、結局濡れる事から嫌いなのだろう。
雨が降ってテンションが上がると言う方が居たらその心構えを伝授して頂けたらと思う。
もし、雨でポジティブに思える事があるとすると、行列店の並びが緩くなると言うのは一つある。
流石に雨の中は並びたくないと言う方が多いからだとは思うが、それを逆手に取って普段行列で敬遠していたお店に行ってみると、大して待たずに食べられたと言う経験が少なくない。
雨でテンションが下がると言う方は、そんな日こそ行列店に行ってみては如何だろうか?
さて、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の4月に開店された
『SEIROUらーめん 神田店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は雨月も半の頃。
この日はまだ、梅雨が始まる前の話。
最近は時系列を無視して優先的に更新する記事が多かったせいで、大分日が経ってしまったが、ご容赦頂きたい。
値上げなどが頻発している昨今、更新段階では料金にズレが出ないように配慮はしているが、値上げされていた場合はご容赦願いたい。
このところ、フォロワー様の投稿を見て気になるお店を発見する。
我輩の育ちは横浜なので、横浜家系ラーメンはもちろん好きなのであるが、毎日食べられるか?と、問われると難しいかも知れない。
毎日、違う土地へ行っては異なるらぁ麺を食べ歩いている我輩にとって、死活問題である。
らぁ麺が好きだからと言って、容易にらぁ麺屋を開業してみては?と言う方もおるが、そう簡単な話ではない。
毎日、らぁ麺でも良いが、異なる味を求める我輩にとって、毎日でも食べられるらぁ麺と言うのが、一番の課題であると思っている。
考えられる方法は三つあって、一つは毎日違う出汁を取って、違うらぁ麺を作る事。
二つ目は、“毎日食べても飽きないらぁ麺”を作る事。
そして、三つ目はらぁ麺屋は作らずに、このまま食べ手として生きて行く事である。
毎日違う出汁を取るらぁ麺屋と言えば、『覆麺智』か、『Soupmen』のようなお店を作る事を志すか。
それとも、二つ目の“毎日食べても飽きないらぁ麺”を作ると言うのを考えると、現段階で一番想像出来るのが、新潟長岡生姜醤油ラーメンなのである。
新潟長岡生姜醤油ラーメンと言うのは、新潟県は長岡市で生まれたご当地ラーメンである。
名前の通り、見た目は普通の中華そばと言った感じであるが、生姜が良く効いて美味しく、飽きずに食べられるのである。
実際に毎日食べられるのか試した訳ではないのだが、果たしてどうなる事か。
ともあれ、それ程好きだと言う事は、ご想像頂けたのではないか。
そんな中で、その新潟長岡生姜醤油ラーメンをモチーフにしたお店が神田に出来たと言う情報を耳にするように。
だとしたら、早々に伺わなくてはと考え、早速訪問するのであった。
SEIROUらーめん 神田店
新潟長岡生姜醤油ラーメンの代名詞と言えば、『青島食堂』である。
本場、新潟で『青島食堂』が始めたのが起源であるとされており、東京は秋葉原に支店を持つ。
『青島食堂』を綴った記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 先日、少しばかり大きな買い物をした。 購入したのはドラム式洗濯機。 目的は古くなった縦型洗濯機の買い替えなのであるが、高価なドラム式洗濯機にしたのには時間短縮を求めた為であった。 洗濯をして面倒なのは、干[…]
神田駅は秋葉原駅の隣であり、こちらの
『SEIROUらーめん 神田店』
はと言うと、その神田駅と秋葉原駅の間にあると言っていい。
神田駅の東口を出て、正面の通りを渡った先の1本目の路地を右斜めに秋葉原方面に進むと、徒歩5分程で左手に見えてくる。
平日の14:15着で待ちはなく、店内も2組程で混雑している様子はない。
店内入って左手側の券売機で、先に食券を購入するシステム。
券売機には生姜醤油らーめん(850円)と、背脂醤油らーめん(900円)があったが、背脂醤油らーめんは金・土曜日の限定となっている。
左上には特製生姜醤油らーめん(1100円)が位置し、我輩はその特製生姜醤油らーめん大盛(1200円)を購入する。
有難い事に、サイドメニューには『青島食堂』にはないご飯物がこちらには有り、小ライス(100円)とライス(150円)が有ったので、小ライスを購入する。
ビールはどちらも小瓶で、エビスビール(500円)と、スーパードライ(500円)が有ったので、スーパードライを購入し、席へ着く。
席はカウンターのみで、パーテションで区切られている。
早速
『スーパードライ小瓶』
が運ばれる。
しかも、嬉しいおつまみ付きではないかw
チャーシューの端肉を更に佃煮にした一品で、ご飯にも合うやつと思っていると
『小ライス』
も運ばれた。
こちらは、お新香付きであった。
おつまみを堪能しながらビールを嗜んでいると、丁度飲み終わろうかと言う頃に
『特製生姜醤油ラーメン大盛』
が着丼する。
見た目のスープの色は濃いめで、薄切りチャーシューと白ネギが散りばめられ、ほうれん草、メンマ、味玉、海苔1枚に中心にはなるとが添えられている。
丼からはしっかりと生姜の香りが湧き立ち、まずはスープから頂くと、見た目通りの醤油感強めであったが、生姜もしっかりと効いたスープで美味い。
バランス的には生姜よりもカエシが強め。
続いて
『麺上げ』
を行うと、しっかりとスープの色が移った中太麺が顔を出す。
麺は自家製なのか、何処かの製麺所のものなのかわからなかったが、スープには良くあった印象。
ちなみに、麺量は並が175gで、大盛にすると260gになるそうな。
次に
『チャーシュー』
であるが、切り立てではあったものの、薄切りで細かいものが多く、ちゃんとした写真が撮れなくて申し訳ない。
味はしっかり目で、むしろ濃い程であった。
恐らく、チャーシューの煮汁がそのままカエシとなっているようであった。
全体的に濃い目に感じるので、ライスを頼んでいて良かった。
むしろ、ライスが無いと厳しいやも知れん。
最後まで完飲完食と行きたい所であったが、少々濃過ぎる為に完飲出来ずであった。
総括
ご馳走様であった。
率直な感想であるが、新潟長岡生姜醤油ラーメンと言われるとそうなのかと思うが、『青島食堂』と比べてしまうとどうしても、と言った感じ。
カエシ強めで生姜感を弱めにした感じとでも言おうか。
『青島食堂』は味玉とライスがないので、それらが欲しいと言う方にも有り。
ただ、青島チャーシュー麺大盛で950円なので、コスパは『青島食堂』の方が圧倒的に良いと感じた。
ただ、一定のレベルは超えているので、混雑して並ぶ『青島食堂』よりも急いでいるので、左程並ばずに食べたいと言う時には代用出来るお店ではないかと考えるので、一度伺ってみては如何だろうか?
我輩は今度、同じ新潟県のご当地系である燕三条系ラーメンと思われる背脂醤油らーめんを頂きに再訪するつもりである。
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
↓らぁ活専用Twitterもフォローすべし!↓