やあやあ、さむらいである。
本日の記事であるが、大分前に伺った時の記事となっている。
書いたつもりで過去を遡ってみたが、記事は見つからず。
当時の記憶を辿ると、お店が再開発に伴う強制退去を命じられ、移転先が見つからずに先に閉店となった『のスた 凛本店』である。
移転先が見つかり4月にオープンしたのであるが、オープン当初は看板が付いておらず、正式な店名すら決まっていなかった。
待てば看板が掲げられると思っていたので、付いたら記事にしようと後回しにした結果、未だに看板が付いておらず、むしろ看板のないお店としてテレビに紹介されてる始末w
新店ではないが、とりあえず本日は
『さむらい流新店道』
としてお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2024年の4月に移転、リニューアルオープンされた
『のスた 本店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は水無月も初めの頃。
この日は久々に
『のスた 本店』
の細麺塩を求めて移転後、初訪問する事に。
まずは『のスた 本店』の店主であられる山中氏は“めぐじ”こと、『ラーメン二郎 目黒店』と、半ちゃんラーメンで知られる神保町の『さぶちゃん』ご出身。
正確に言うと『さぶちゃん』は修行とはまた違う形ではあるが、唯一の伝承者であるのは間違いない。
そう言った経験から“太麺の日”には二郎系を提供し、“細麺の日”には『さぶちゃん』の醤油か、山中氏の塩を提供し、最近では無添加無化調の食材のみで作った“らずんばの日”であったり、沖縄そばを提供される“太麺・改の日”などもあり、その日の提供ラーメンはお店の“X”で確認出来る。
確か、4月末にプレオープンが始まり、“太麺の日”が多かった中で正式オープン後では初、もしくは2回目となる“細麺塩の日”が来たので早速伺う事に。
『松戸とみ田』や、『饗くろ㐂』の店主がこぞって褒め称える塩ラーメンとは!?
のスた 本店
まずはお店の場所であるが、下神明駅を最寄りとし、大井町駅からも徒歩15分程の場所にあり、乗り換える時間等を考慮しても大井町駅からの方が便利だと思うので、その行き方を。
わかりやすいのは大井町駅の中央西口ではなく、東急東横線側の西口を出て線路に沿うように右手へ進み、品川区役所前の交差点のすぐ先の『幸丼』の手前の路地を左斜めに入って、真っ直ぐ進むと左手側にあるのだが、看板がないのでご注意w
手前に『大盛苑』と言う焼肉屋があるので、それを過ぎたら数軒先に上の外観のお店が見えてくるので、覚えておこう。
当初は大々的な告知をされていないので、山中氏のポストを常に見ている方だけがオープンした事を知っている感じなのか、そこまで混雑しておらず、店内は5割の埋まりようであった。
店の入り口に、案内があるまでは店内に入らず外でお待ち下さいと書かれていたので、待合席に誰もいないのに外で待たされなきゃいけないのは何故だろうと思いながら待っていた。
今はこの案内は撤去されていたが、看板もないし、一見さんはお断り的な圧を感じるw
案内が来るまで入り口で待っていると、中から店員さんが出てきて、食券を購入するよう案内される。
この日は“細麺の日”でも醤油はなく、塩のみとなり、細麺塩(1400円)と半ちゃん(500円)、焼豚2枚(300円)のトッピングのみの販売で、全て購入し、案内された席へ。
3席しかない壁際のカウンターで厨房の様子は全く見えない位置であるが、厨房設備は奥まっているので、カウンター席でもあまりわからず。
移転される更に昔の店舗は狭い店で、目の前に丼が並べられ、それこそライブで調理していたそうなので、山中氏の調理姿が見えないのは昔からのファンからすると、残念であろう。
支店である『凛 永福町店』の店主の方と、東伏見の『らーめん いごっそう』の店主がお手伝いに来ていた。
注文時にニンニクの有無を聞かれ、有りでお願いした。
ちなみに、“太麺の日”でもニンニクの有無を聞かれるが、野菜マシやアブラマシはやっていないので、ご注意を。
程なくして
『細麺塩焼豚2枚』
が運ばれる。
久々に見るこのビジュアルだが、オイリーな層をまとった清湯系のスープで、チャーシューは追加分含めて4枚入り、メンマ、ネギと言ったシンプルなトッピングで、真ん中にコール分のニンニクがのる。
スープは鶏を主体としたスープであるが、奥には節っぽい味わいも感じ、生姜がガツンと効いた味わいで美味い!
強制退去の閉店前に伺った時は、20人以上の行列で2時間待つ状況だったが、これを並ばずに食べられるとはw
続いて
『麺上げ』
を行うと、シルキィな自家製の細麺が顔を出す。
茹で上げは相変わらずの柔麺仕様で、我輩は柔麺派なので好きw
麺量は通常のお店の大盛位の量があるので、自信のない方は食券手渡し時に少なめとお伝えしよう。
遅れて
『半ちゃん』
が運ばれ、こちらはしっとり系のしっかりとした味付けで、ゴロチャーがたくさん入っていて食べ応えもある。
作り置きしたものを再度中華鍋で振っている為、作り立て感はないので残念ではあるが、腱鞘炎との戦いの中で作って下さっているので、食べられるだけ良し。
基本的に“細麺の日”でしか半ちゃんはないのだが、腱鞘炎が酷い時は提供がない日もある。
最後に
『チャーシュー』
であるが、こちらは煮豚でしっとりとしていて美味しく、写真はないが焼豚は吊るし焼きの香ばしい美味いやつであった。
味変用に粗挽き胡椒も置いてくれるが、スープの温度変化による味変もあって、最後まで飽きずに頂けるのであった。
総括
ちなみに、8月末に行った上の画像の太麺ポン酢(1500円)を記事にしようとしたら、細麺塩を記事にしていなかった事に気が付いたので、遅ればせながらの記事であった。
やはりお薦めする代表作と言えば、細麺塩なのは間違いないのであるが、この時期に持って来いなのが、こちらの太麺ポン酢である。
一応通年で提供されてはいるが、夏場と冬場では使っているポン酢が異なるらしいw
二郎系は好きだけどポン酢を食べた事がないと言う方は、是非ともチャレンジしてみて下されw
ちなみに、上の画像は少なめでお願いしてもこの量なので、覚悟を持って注文すべし!
本日はこれにて御免!
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