やあやあ、さむらいである。
長かった緊急事態宣言も本日でやっと、明ける。
そもそも、らぁ麺を一人で食べに行くだけでビールをたしなもうが、飛沫など出ないのに酒類の提供禁止と言うのはおかしい話ではないか。
大人数で卓を囲って談笑などする場として、お酒の場を制限するのは理解出来るのであるが。
今回のアルコール制限が為される中でお酒を提供してくれたのは1店舗だけであった。
迷惑を掛けたくないので店名は伏せさせて頂くが、店主曰く、『うちの店はお酒を飲んだからと言って騒ぐようなお店ではないので』との尖った対応に感銘を受けたのであった。
そんな中、まん延防止等重点措置が継続される中ではあるが、お酒が解禁されるのは大きい。
“1グループ2人までで滞在時間は90分”と言った制限付きではあるが、嬉しいニュースであった。
制限付きの飲食業にとってはまだまだ厳しい状況ではあるが、是非とも頑張って欲しいと願うばかりである。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2021年の5月に開店された
『ヌードルボウズ n坊』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は月不見月も半ばの頃。
緊急事態宣言下と言う事で不要な遠征は控えていたので、なるべく自転車で移動出来るような近場で、記事に出来そうなお店はないものかとリサーチしていると、フォロワーさんの投稿で気になるお店があった。
そのお店と言うのが、総武線の浅草橋駅を最寄りとする
『ヌードルボウズ n坊』
であった。
我輩は自転車で伺ったので駅からの案内は詳しく出来ないが、浅草橋駅の西口から徒歩3分となっている。
他の方のレビューによると、こちらの店主は九段下の『八咫烏』のご出身らしい。
『八咫烏』は記事にはした事がないが、独道的な限定麺を良く販売していて、他の店舗とも良く、コラボしている有名店である。
また、我輩が良く行く浅草の『中華ソバ ビリケン』でも期間限定で働いていたそうな。
この日は平日の14:00過ぎに伺ったのだが、外待ちはなく、店内も4人程とまばらであった。
ヌードルボウズ n坊
お店はらぁ麺屋らしからぬ、小洒落た雰囲気となっているが、ソーシャルディスタンスの為か、テーブル席は全て壁に面して並べられていた。
先に券売機で食券を購入するスタイルであるが、メインメニューは醬油メン(900円)と担々メン(1000円)の2枚看板となっているのだが、最低金額900円と言うのは中々、攻めた金額設定である。
食材費だけでなく、運送費なども上がっている昨今では値上がりするのは致し方ないと我輩は考えているが、デフレが長く続いていた生活になれた世間の目にはどう写るだろうか。
コロナ対策と言う事で世界中でお金を刷りまくっているせいで、インフレが始まっているとも言える中、先を見据えたら後から値段を上げると言う選択よりも妥当な値段設定なのかも知れない。
我輩は特製に値すると思われる特上醬油ソバ(1300円)と叉焼炊込飯(300円)を購入する。
サイドメニューは他に日替り丼(300円)と言うのも有ったのだが、この日は確かカレー系であったので、デフォルトメニューの叉焼炊込飯を選択したのであった。
案内されたのは壁沿いに面した小さいテーブル席。
普段なら向かい合わせの2名掛け用の小さいテーブルなのだが、壁に付けて設置されているので1名掛け仕様となっていて、このテーブルが壁に沿って何個も並んでいる形。
そして、ここからでは厨房の作っている様子は伺えないので、黙って待っていると先に
『叉焼炊込飯』
が到着する。
撮影を終えたからと言って、さっさと食べ始めるような真似はしない。
我輩はこう言ったサイドメニューはらぁ麺をある程度食べ進めてからじゃないと、手を付けないようにしているのだ。
繊細な味や、食べ進めて行った先の細かい味の変化などが別の味に邪魔され、わからなくなってしまう可能性が有る為である。
だったら、注文するなと言われそうだが、食べたいものは食べたいので、後で食べるを選択しているだけであるw
見た目的にはそこまで濃口ではなさそうであり、上に掛かった青さ海苔が食欲をそそるアクセントとなっていた。
そして、待ってましたと
『特上醤油ソバ』
が運ばれた。
見た目から濃そうなスープに、大判のチャーシューが2枚沈み、その上にはピンク色した薄切りのレアチャーシューが中心にドンとのり、味玉にかまぼこと言った珍しいトッピングと少量のカイワレが添えられていたのだが、食べ進めると大きく切られた白ネギが肉の下に隠れていた。
スープを一口頂くと、節系のような魚の濃い出汁がパーンと口に広がり、醤油の影響なのか、強い酸味が口に残る。
美味しいが、らぁ麺のスープと言うよりも、日本蕎麦のかけ汁の鰹出汁を濃くしたような味わいに近いと思った。
明らかにこれまで食べて来たらぁ麺とは違った感覚に襲われ、へーと感心しながら食べ進めていた。
続いて
『麺上げ』
を行うと、細麺と中太麺の間ながら、平打ち麺と言うこれまた珍しいタイプの麺が顔を出す。
麺は菅野製麺所のもので、スープの持ち上げも良く、合っている気がする。
薄切りのレアチャーシューは程良く口の中でとろけるようで美味しかった。
次に撮影に困惑する位の
『大判のチャーシュー』
は2枚目でやっとこ、綺麗に撮れたw
こちらはしっかりと食べ応えのあるチャーシューだったのだが、2枚目ともなるとジワジワと感じる重たい感。
ここらで叉焼炊込飯も頂いたのだが、これまたチャーシューからの油がしっかりとご飯に染み込んでいて正直、ドンドンと重くなっていった。
味玉はしっかりと味付けがなされ、我輩好みのトロっと系の半熟具合であった。
最後に叉焼炊込飯が残ったのだが、残すわけにはいかないので、最後はスープを掛けて完食するのであった。
総括
いやはや、酸味が強く、独創的な逸杯で面白かったが、我輩は担々メンも食べてみたいとはならなかった。
やはり気になったのは、チャーシューのクドさである。
頼んだ我輩の責任ではあるが、もし次回訪問するなら特上ではなく、通常の醬油メンを頼み、叉焼炊込飯は頼まないだろう。
修行元である『八咫烏』も過去に伺っているのだが、デフォルトのラーメン黒を食べた感想は“我輩の口には合わない”であった。
辛口評価となってしまったが、味覚は人それぞれなので、ご容赦頂きたい。
あくまで我輩が食べた感想を勝手に述べるだけの過疎ったブログなので。
ご近所の方は一度食べて頂き、ご自身の舌でご評価下され。
本日はこれにて御免!
『食べたくなったぜ!』と言う、門下生(読者様)はさむらいの応援ポチすべし!
↓らぁ活専用Twitterもフォローすべし!↓