やあやあ、さむらいである。
我輩が大好きな東京近郊の美味しいらぁ麺屋を紹介する事を目的として始めたのが、こちらの『さむらい流らぁ麺道』である。
まずは、“ミシュランガイド東京”に選出されている店舗を中心に紹介してきたが、大方紹介した事も有り、ネタ切れ気味となっている。
美味しいと思ったらぁ麺屋を紹介するスタイルでは、兎に角、最初の方は美味しい店を紹介するだけで済むのだが、日を重ねていくとどんどんと、内容が薄くなってしまう懸念があるのである。
その為、一つのテーマを掲げて訪問し、我輩の独断と偏見の感想を記事にすると言うスタイルにした。
ミシュランの次は、話題となりそうな新店舗を訪問し、我輩の独断と偏見の感想を記事にする
『さむらい流新店道』
を新規企画として掲げさせて頂く事にした。
その他にも考えてる新規企画があるので、時が来たらご紹介させて頂こうと思う。
と言う訳で、『さむらい流新店道』一発目となる本日は
『ニッポン ラーメン 凛 トウキョウ』
に訪問した記事をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店させた店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の8月頭に開店された
『ニッポン ラーメン 凛 トウキョウ』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は葉月も初めの頃。
2020年8月3日に東京駅構内に話題の新店舗が開店した。
そのお店と言うのが北海道は札幌の人気店である
『Japanese Ramen Noodle Lab Q』
がプロデュースしたお店だと言う。
我輩自身は『Lab Q』にも行った事はないのだが、名前は聞いており、北海道に訪問した際には行きたいと思っていた店の一つである。
そんなお店が開店したと言う話を聞いたら、居ても立っても居られなくなり、訪問したのであった。
そのお店が開店したのは何と、東京駅構内なのである。
東京駅八重洲中央口の改札を出た所に“東京ラーメンストリート”が、そして、反対側の丸の内口のKITTE丸の内内には“ラーメン激戦区”が有り、どちらも有名店が並んでいる。
どちらに行くにしても東京駅の改札口を出ないと行けない難点があるのだが、こちらの
『ニッポン ラーメン 凛 トウキョウ』
は東京駅の改札内に有るのである。
最近、営業範囲を大幅拡大してリニューアルオープンしたグランスタ東京の階にある、八重洲口地下中央改札口の真横に店舗はある。
以前は『リーゾカノビエッタ』と言う店の跡地と言う話である。
あくまで、『Lab Q』の平岡店主がプロデュースした店と言うだけで運営はJR東日本フーズと言う事であるが、果たして。
ニッポン ラーメン 凛 トウキョウ
我輩が訪問したのは8月6日で、開店から3日目であった。
混雑を避ける為、昼時のピーク時間帯を外したお陰で待ち客はなし。
万が一、満席であった場合は並ぶのではなく、整理券を発券する機械が入り口に置かれており、順番が来たらお店に戻れば良いようである。
店内に入る前に券売機で食券を購入するのだが
『券売機』
はクレジットカード決済やSuicaにも対応した最新式のタッチパネル式の券売機となっていた。
開店して間もない事もあり、メニューは醤油らぁ麺(990円)のみ。
ご飯物も玉子かけごはんの提供はなく、ごはん(150円)のみであった。
我輩は特選醤油らぁ麺(1510円)と、生ビール(550円)を注文する。
清算はSuicaで済ませたのだが、領収証のボタンが見当たらない。
クレジットカード決済まで対応した最新式の券売機なのに領収証が発行されない事に違和感を覚えながらも店内へ。
新型コロナ対策なのか、入口の引き戸は開放したままであった。
店内は変則的であるが、カウンターのみでパーテーションで仕切られている。
食券を渡す際に領収証をお願いしたのだが、食券の小さい半券が領収証になっているとの返答であった。
しかし、まとめて欲しい旨を伝えると、驚きの返答が。
何と、領収証の用意がなく、後日郵送で送らせて頂く形になりますと言うのである。
商売として領収証をすぐに発行出来ないなんて事があるのだろうか?
正確には半券が領収証になっているので発行していない訳ではないが、最新式の券売機なのに後日郵送すると言う対応には大変、驚いたのであった。
わざわざ郵送してもらう程の事もないのでお断りしたが、開店して3日目でもこの対応なのかと驚いた次第である。
もしかしたら、領収証を要求してくるような客はメディアだろうと言う決めつけで、開店当初はそう言った対応にしていたのかも知れないのだが。
カウンターに座ると
『配膳』
は何処かで見たような感じで、思い出すとそれは湯河原の『飯田商店』であった。
よくよく見ると、『飯田商店』の割烹着を着ている方もおられる。
待っているとすぐに
『生ビール』
が運ばれた。
銘柄はエビスビールのグラスの生ビールで、しかも、おつまみ付と言う事にテンションが上がるw
麺上げを行っているのは『Lab Q』の割烹着を着た方であったのだが、この方が西岡氏なのだろうか?
程無くして
『特選トッピング』
が運ばれ、続いて
『醤油らぁ麺』
が配膳された。
醤油らぁ麺の真ん中には大判の豚バラチャーシューが鎮座し、その上に青ネギが載って、海苔1枚と言ったシンプルなトッピング。
配膳される際に、特選トッピングの巻かれているチャーシューは窯焼きチャーシューとなっていて、麺と一緒にお召し上がりくださいとの事であった。
見た目は『鳴龍』と『飯田商店』を足して割ったような印象であった。
先にスープをレンゲですくい、一口頂くと濃厚な鶏ベースと言うのがわかる。
『飯田商店』を意識したようなと言うコメントを見ていたが、我輩も同じ感想であった。
何処か、『飯田商店』を思わせると感じたのは
『麺上げ』
を行った時も同じ感情であった。
こちらの麺は『松戸とみ田』の富田氏が運営している心の味食品の麺だと言う。
こちらの富田氏も『飯田商店』の飯田将太店主と仲が良いので、何処か繋がりを感じてしまう。
ちなみに、角ばった食感の麺であったが、スープの持ち上げも良く、茹で上がりは固過ぎもせず、少し柔めの我輩好みな塩梅。
先に
『バラチャーシュー』
を一口で頂くが、その下から隠れていた太メンマが出て来たw
チャーシューに関してはバラチャーシューよりも
『窯焼きチャーシュー』
の方が上手かったw
特選トッピングにすると、この窯焼きチャーシューが3枚と、バラチャーシューが1枚、海苔2枚に少量の青ネギ、そして、味玉が付いてくる。
最後にこちらの
『味玉』
を頂くと、我輩好みのドロっと系の仕上がりであった。
総括
ボリューム的には少し、物足りなさを感じたので大盛か、ご飯物が欲しい所であった。
全体的にはバランスも良く、駅中で食べられるレベルではないと言うのが率直な感想。
しかし、我輩の醤油らぁ麺のナンバー1が『飯田商店』だからか、全体的なバランスは良いが、『飯田商店』と比べてしまうと、どうしても突き抜けた感じはしない。
我輩がナンバー1の醤油らぁ麺を食べた時の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 2020年1月22日に『さむらい流らぁ麺道』で初めて記事を投稿し、こちらのらぁ麺ブログが始まった。 マイペースではあるが、"3~4日に1記事ペース"で記事を更新し続けている。 まずは、世界的なグルメガイドブ[…]
だが、このレベルのらぁ麺が朝8:00から食す事が出来、更に通し営業なので時間帯を選べば待たずに食べられると言うのだから素晴らしい。
開店当初は『Lab Q』の店主であられる西岡氏がおられると言う事だったので、いらっしゃる内に行っておこうと思った。
西岡氏が居なくなっても同レベルのらぁ麺が提供し続けられるか、どうかと言うのが今後の成功の分かれ道になるのではなかろうか。
まずは、領収証の発行だけは改善して欲しいと願うばかりである。
本日はこれにて御免!
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