やあやあ、さむらいである。
元々らぁ麺が好きで食べ歩いてはいたのだが、我輩が本格的にらぁ麺活動を始めたのが2020年の事なので、まだまだ若輩者である。
それでもかれこれ5年以上が経過し、こちらのらぁ麺ブログも、運営を始めて6年目となっていたw
初めて記事を投稿したお店が、今は無き、ときわ台の『Soupmen』であった。
正確に言うと、お店は静岡県の焼津に移転と言う形であるのだが、営業権は別の方に移っているので、我輩の中では思い出と化している。
その『Soupmen』の創業者で在られる小松崎氏が、『むかん 中野坂上店』を開店させたのが2022年の事。
完全予約制で行列の出来ないお店ではあったが、その予約を取るのが争奪戦で大変であったw
1年目で食べログ百名店に選出された実績を持ち、脅威の3.97を叩き出していた。
現在は多店舗展開の為に尽力されており、『むかん 中野坂上店』は休業中ではあるが、近々営業再開を仄めかしているものの、小松崎氏は気分屋なのでどうなる事かw
そんな小松崎氏の4店舗目となる『むかん』が池袋に出来たので、早速行ってきた時のお話である。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2025年の3月に開店された
『むかん 池袋』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は早花咲月も半ばの頃。
この日はらぁ友が『むかん 池袋』へ行くと言う連絡を受け、我輩も丁度行こうと思っていた事から、近くで待ち合わせる事に。
長くなると思い、色々書きたい事は前文で書かせて頂いたのであるが、なんと、こちらのらぁ友繋がりで、過去に一度だけ小松崎氏と一緒に飲んだ事があった。
とても明るくて真面目な方で、ガチンコファイトクラブでブイブイ言わしていた方とは思えなかったw
余談が過ぎたが、さて、オープンしてから10日程が経過し、恐らく小松崎氏はもうお店には居ないだろうと思いながらも、少しだけ期待して向かうw
ここで少しだけ『むかん』の歴史を語らせて貰うと、現在は小松崎氏の手から離れているようであるが、五反田に『中華蕎麦 無冠』をオープンさせたのが、2022年11月の事。
中野坂上をお休みし、2023年に初台に『むかん 初台店』をオープンさせるも、苦情が原因で移転を余儀なくされ、移転と言う形で阿佐ヶ谷に『むかん阿 佐ヶ谷店』をオープンさせたのが、2024年7月の話。
同時期、続け様に『むかん 横浜店』をオープンさせ、2025年3月に『むかん 池袋』をオープン。
初台の店舗跡地に『MUKAN78』と言うお店がオープンし、元従業員の方が営んでいるらしいが、こちらも小松崎氏の手からは離れているらしい。
現在は、錦糸町にも『むかん 錦糸町店』を2025年5月にオープンさせ、合計5店舗となっている。
気になるのは他店舗展開をした時に、『むかん』の味が守られているのかどうかであるが、果たして。
むかん 池袋
まずはお店の場所であるが、池袋駅を最寄りとし、東口から徒歩5分程の場所に有り、我輩が崇拝している渡辺樹庵氏が営んでいた『東京ラーメンショー 極み麺』の跡地となっている。
東口の西武線寄りの少し右の方から出て、『ドン・キホーテ』側へ渡り、間の路地を進んで行くと『楽園池袋店』と言うパチンコ屋の敷地内にお店があり、店先でらぁ友と合流し、列へ並ぶ。
この日は平日の14:00過ぎであったのだが、外待ち3人と言う状況であった。
今なら錦糸町店も出来て分散されるので、この位の時間帯ならそこまで並ばないと思うが、どうなんだろ?
食券制ではあるが、そのまま並んで店内に入ったタイミングで購入するスタイルかと。
当初は牡蠣塩ラーメンと豚骨背脂ラーメンの二枚看板で営業する予定であったみたいだが、豚骨背脂ラーメンは休止中で、牡蠣塩ラーメンのみの営業となっている。
同時期に豚骨スープで熟成臭を出せたと喜んでいた中で、その後スープを焦がしてしまったと言う事をポストされていたので、それが原因ではなかろうかw
券売機の左上には牡蠣塩ラーメン(800円)が位置し、平日の15:00までのランチ限定で、牡蠣塩ラーメンとまかない飯がセットで1050円と言うお得なセットも。
サイドメニューには肉丼(350円)や釜揚げシラス丼(350円)にミニチャーシュー丼(250円)と言ったライナップとなり、この日のまかない飯は、角切りチャーシューとシラスのミニハーフ丼であった。
釜揚げシラス丼の口になっていたのだが、どちらの味も楽しめるとあって、牡蠣塩ラーメンランチセット(1050円)を購入し、ビール(450円)と別皿おつまみ(350円)も購入する。
先に
『スーパードライ小瓶』
が届き、少し遅れておつまみも到着。
味玉とピリ辛の甘辛ダレの掛かったレアチャーシューが2枚のっていた。
味玉はらぁ麺に取って置き、チャーシューをつまみながら着丼を待つ。
続け様に
『まかない飯』
が運ばれる。
チャーシューダレが甘くて我輩の好みではないので、次回は釜揚げシラス丼一択であるw
細麺の為か茹で時間も短めで、間髪入れずに
『牡蠣塩ラーメン』
が着丼。
チャーシューに岩海苔、牡蠣のアヒージョに九条ネギがのった慣れ親しんだ小松崎氏の牡蠣塩ラーメンであるw
少し濁った牡蠣ベースの清湯スープとなり、ふんわり牡蠣を感じてこれだけでも美味しいw
これに牡蠣のアヒージョを溶かしてブーストをかけるのであるが、それはまだお預けして
『麺上げ』
を行うと、三河屋製麺の細麺が顔を出す。
こちらを啜ってみると、スープをしっかり持ち上げ、とても美味しいw
最後に
『レアチャーシュー』
であるが、阿佐ヶ谷店は吊るし焼きなので薫香感があるのだが、こちらは薫香感を感じなかったのだが、実際はどうなんだろ?
中盤は徐々に牡蠣のアヒージョを溶かして行くと、ニンニクと牡蠣感にブーストされ、とても美味しい。
そして、後半には卓上のリンゴ酢や、ブドウ山椒を掛けて味変を楽しんでいると、いつの間にか完飲完食しているのであったw
総括
いやはや、美味しかったw
残念ながら、小松崎氏の姿は見えず終いであった。
牡蠣塩ラーメンの完成度の高さが成せる技なのか、これだけ店舗展開して、ご本人じゃなくてもしっかり美味しいw
大盛は出来ないが、替玉(150円)や半替玉(100円)もあるので、頼むと良いだろう。
正直、阿佐ヶ谷店との違いはなく、改めて美味しいと思ったのだが、唯一挙げるならチャーシューの薫香感がない事位である。
意外とチャーシューに薫香感が付いているのと、付いていないのとではスープの味変化が変わってくるのである。
それでもこれだけ牡蠣を使っているのにも関わらず、800円で食べられるのがこれまた凄い。
原価5割と言う話であるが、それも納得の美味しさと、コスパの良さでお客さんがひっきりなしであった。
未だに小松崎氏の牡蠣塩ラーメンを食べた事がないと言う方は、是非とも一度は食べておく事をお薦めするw
本日はこれにて御免!
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