やあやあ、さむらいである。
新型コロナの感染拡大が広がっており、いよいよ第3波が訪れたと言う状況に。
そもそも、新型コロナの変異型が出て来ているのだからもはや、新型であったのは半年前の話で、新型は外して良いのでは?と思っている。
11月28日から酒類を提供する飲食店やカラオケ店は時短営業を要請される事に。
ロックダウンに近い、外出自粛と言った大掛かりな事はしないと思うが、この感染拡大をどのように対応するのか心配である。
感染拡大を抑えつつ、経済も回すと言うのは簡単な事ではないが、力を合わせてどうにかこの窮地を乗り越えたいと思っている。
さて、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店させた店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の8月と言う、新型コロナで大変な時期であるのに新規に開店された
『麵や べらぼう』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は神楽月も初めの頃。
ここ最近は本業の調子がよろしくないせいか、逆に余暇時間が増え、らぁ麺活動は盛んである。
この日は平日であったのだが、訪問したいと思っていた宿題店を訪れる事に。
そのお店と言うのは東京メトロの銀座一丁目駅を最寄りとする
『麵や べらぼう』
であった。
こちらのお店を知ったのはSNSなどに投稿された写真であったのだが、一目見て行ってみたいと思ったのである。
我輩は有楽町駅から向かったのだが、京橋口から徒歩8分程であった。
土曜の13:40頃の到着であったが、外には2名の待ち客が。
券売機は外に置かれ、食券を買って列に加わるのであった。
麵や べらぼう
外からでも店内の様子は良く見えるのだが、カウンター4席のみの小さいお店で、この日は店主一人で切り盛りするワンオペスタイルであった。
先の2名は入れ替わりですぐに入店出来、我輩も程無くして席に案内される。
開店当初の口コミなどを見た時は2階にも席があるような書き込みもあったのだが、現在は恐らくではあるが、1階カウンター4席のみでの営業のようである。
券売機には淡麗煮干しそばのみの提供で、手もみ麺か細麺かを選ぶ形。
まぜそば(900円)と言ったボタンもあったが、まだ提供していないのか、売り切れ表記であった。
また、ご飯物や和え玉(細麺用)と言ったサイドメニューもあったが、これらも売り切れであった。
和え玉(200円)が出来るなら細麺でも良かったのだが、売り切れならば左上に表記されている手もみ麺を頼もうと思い、味玉淡麗煮干手もみ麺(970円)を購入する。
手もみ麺の場合は和え玉ではなく、大盛(100円)対応となっている。
今日はサイドメニューを頼めないので、他の店での連食も視野にビールも控える事に。
ちなみにビールはハートランド中瓶(600円)と小瓶(450円)が有ったのだが、チューハイ各種(450円)は売り切れであった。
カウンター4席と言う事で、小さいお店である事はお分かりだろうが、席に座ると後ろを通るのも大変な位、導線も狭くなっている。
先客のらぁ麺が配膳され、我輩は次の番であった為、ビール小瓶位頼めば良かったかと思っていた。
程無くして我輩のらぁ麺が運ばれたのだが、目の前に置かれた丼には味玉が入っていない。
別皿提供なのかと思いきや、良く見ると麺が細麺ではないか。
我輩が購入したのは味玉淡麗煮干手もみ麺(970円)でお釣りも30円であった為、買い間違いではないはず。
店主に味玉淡麗煮干手もみ麺を購入したはずで有る旨、伝えるとどうも取り違えたらしく、『作り直します』と言う。
我輩に非はないが、食材を無駄にしてしまうのは勿体ないし、時間も無駄になるので細麺でも構いませんとお伝えしたが、『いえ、作り直します』と言うので待つ事に。
こうなると、ビール中瓶も飲めていたなとビールを頼んでいなかった事に後悔の念が。
らぁ麺を作る姿を見ながら待っていると、麺を茹でているテボの上でチャーシューを温めている。
待っていると、後客も現れ始めたがまずは我輩の
『味玉淡麗煮干し手もみ麺』
が『お待たせしました』と運ばれる。
煮干系とは思えない位、透き通ったスープにレアに仕上がったチャーシューが2枚載り、あおさ海苔に紫玉ねぎのみじん切り、そしてトッピングの味玉が載っている。
今度はちゃんと、手もみ麺となっているw
まずは、スープを一口頂くと、煮干の味わいが口に広がり、少し酸味を感じさせつつ、煮干特有のエグ味や苦みは一切ない、更に煮干だけではない、動物系の味わいも感じ、上手くバランスが取れた美味しいスープ。
煮干系と言えば、低加水のパッツン系の麺を想像するが、麺上げすると
『手もみ麺』
が顔を出す。
麺は加水率も多めでモチモチ食感で手もみされた事によるバラつきがスープをしっかりと持ち上げてくれる。
確かにこのスープであればパッツン系よりもこちらの手もみ麺の方が合う気がする。
次に低温調理された
『チャーシュー』
を頂こうとするも少し、スープで火が通ってしまったようであった。
恐らくは吊るし焼きで調理されたチャーシューだと思うのだが、食べてみると味は淡泊で燻された燻製感もなかった。
味付けも薄味で肉の味を楽しむと言えば通っぽいが、我輩には刺さらずこれには若干の期待外れ感。
レアの内に食していればまた、違ったのだろうか?
あおさ海苔や、紫玉ねぎもスープに良く合っていて
『味玉』
も程良く、半熟で我輩好みであった。
総括
煮干系と言えば『伊藤』をお手本にしたような店が多いと思うが、それとは違った独創的な煮干系であった。
らぁ麺全体のバランスも良く、スープや麺も我輩好み。
ただ、残念な点が二つあった。
一つはチャーシューなのだが、もう少し燻製感を出したり、味付けをはっきりさせた方がらぁ麺にもあっている気がする。
そして、二つめであるが、注文を間違えて作り直したまでは良いが、お詫びの“気持ち”がなかった。
美味しいらぁ麺を食べる為に順番を待つ事に苦はないが、注文を間違えて待たせた場合、客の可処分時間を奪うと言う事である。
作り直したのだからそれで良いでしょと言う訳はなく、待たせてしまった事に対してのお詫びの“気持ち”が有っても良かったのではないか?と思うのである。
例えば、次回訪問時の味玉サービス券を差し上げるとか。
我輩としては作り直す時間を待つ位なら細麺で良かったと言うのが正直な所。
そう言った“気持ち”程度のものでもあれば、待たされたとて気にしなかったし、むしろまた訪問する機会を得れるのではないか。
美味しかったので細麺や、和え玉も試してみたいと思っているので、ワンオペで大変であるとは思うが、こう言った心配りも是非とも尽力して欲しい所である。
本日はこれにて御免!
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