やあやあ、さむらいである。
9月いっぱいで、緊急事態宣言の解除をする方向で調整しているそうな。
東京のコロナ感染者も10日連続で3桁で収まっており、妥当の判断ではなかろうか。
我輩も2回目のワクチン接種を済ませているが、全国でも半数以上の方が接種済みとの事。
今年に入ってからまん延防止か緊急事態宣言の日がほとんどで、もはや、緊急事態宣言の意味もないと思っており、徐々にでも飲食店の制限を緩めていくべきであると思っていた。
大規模な集客を伴うイベントも実験的に行っていくそう。
当たり前であった日常を少しでも取り戻す為に、今後も感染対策をしつつ頑張っていこうではないか。
さて、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2021年の6月に開店された
『麺屋 周郷』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は長月も初めの頃。
この日は新橋方面に訪問したので、行きたかったお店を思い出し、伺う事に。
昼営業は15:00までとなっているが、並び次第では早く閉めるお店もある。
どの程度並んでいるお店かもわからないが、新橋駅に着いた時、時計を見ると14:30を過ぎており、急いで向かうのであった。
新橋駅の烏森口を出て、新橋西口通りのアーチをくぐり、真っ直ぐ進み、三政の角を左に曲がると右手にお店があった。
到着したのは14:40頃で、外には5名の待ち客が居たが、何とか間に合ったようである。
5分と待たずして、店内から店主が出て来て、本日終了の看板を出していたので、本当にギリギリだったようである。
先に食券購入するよう言われたのだが、Paypayでの支払いが可能とあったのでPaypayでの支払いを希望すると入店してからお伺い致しますとの事であった。
麺屋 周郷
待ち客6人に対して、座れたのはおよそ、25分後の15:05。
決して、回転率が良いとは言えないなと思って入店してみると、すぐにその原因を理解する。
店内はカウンター5席のみと小さく、店主1人のワンオペ体制であった。
更には太麺とくれば、茹で時間は余計に掛かるので、回転率が悪くなるのもうなずける。
メニューを見るとつけ麺(900円)のみとなっていて、同一料金で麺の量を小(150g)・中(200g)・大(250g)から選ぶ事が出来、後はトッピングを追加していく形となる。
我輩は特製つけ麺大(1200円)を選択し、気になったまかない飯(300円)をお願いした。
ちなみに、ビールの販売は自粛中であったので銘柄はわからないが、小瓶で400円となっていた。
これをPaypayで支払いをし、着丼を待つ。
店主と対面する形ではあるが、厨房は小上がりになっており、中の様子は伺う事は出来ないが、手際良く動いているのは良くわかる。
お店が大きくないので、仕込みの関係からメニューを増やすのは難しい為、つけ麺1本での勝負なのだろう。
後ほどご案内するが、待たせない為に予約も出来るようで、予約の際はクレジット決済となっている。
未だに現金のみが多い、らぁ麺業界なので、電子マネー決済であったり、予約時のみだがクレジット決済に対応してくれているのは有り難い。
待っていると
『特製つけ麺大』
が運ばれる。
こちらは別皿で運ばれた
『具材』
となっていて、肩ロースとバラの2種の豚チャーシューに鳥チャーシュー、メンマに筍の柔らかい姫皮だけを使用した珍しい筍ゆばが存在感を示していた。
つやつやの麺の上に煮玉子と海苔、濃厚で白濁としたスープには紫玉ねぎのみじん切りに柚子、そして芽ネギが添えられていて、ビジュアルは満点。
先に麺だけを頂くと、モチモチとして小麦の香りと味をしっかりと感じられる仕上がり。
続いて、スープにくぐらせて
『麺上げ』
を行うと、いわゆる濃厚な動物×魚介系スープをしっかりと持ち上げ、スープの旨味と麺の旨味が口に広がる。
スープは豚と鳥、五種の魚介を超高圧で炊いたスープだそうで、骨まで溶け込んだようなザラザラとした食感となっている。
我輩の好みではザラザラ感は苦手な食感なのだが、それを上回る旨味を感じる事が出来る。
麺は菅野製麺所の特注麺だそうで、福岡県産の国産小麦を使用した喉越しの良い一品となっている。
遅れて運ばれた
『まかない飯』
であるが、贅沢にも小振りのチャーシュー4枚に筍ゆばも添えられていて、コスパも良いので我輩としては注文必須アイテムとなったw
具材それぞれの画像は省略させて頂くが、しっかりと仕込まれていてどれを食べても美味しいw
筍ゆばは薄味なので、スープには付けず、そのままで食べた方が良いだろう。
最後にスープ割りを頼むと
『締めのスープ割セット』
が運ばれた。
紫玉ねぎ、端っこのチャーシュー、ちょこっとご飯の小鉢付きと太っ腹な締めが出て来たのであるw
スープを半分程楽しんだ後、これらを投入し、雑炊にして綺麗に完飲完食するのであった。
総括
回転率は決して良いとは言えないが、予約した方から優先的に案内されるそうなので、訪問予定の方はこちらから予約すると良い。
我輩が最後の客であったので、何処かで修行経験があるのかと店主にお声を掛けると元は和食をやっていて、自分のお店をやってたのだそう。
和食のお店かと思いきや、『麺屋 寿』と言う小岩のらぁ麺店であった。
海外で出店する夢を追って一旦お店を閉めたのだが、コロナのせいで一時帰国し、こちらの新橋と言う新天地でお店を出したのだそう。
コロナが収まったらまた、海外へ行ってしまうかも知れないので、その前に一度は足を運ばれると良いだろう。
本日はこれにて御免!
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