やあやあ、さむらいである。
先日、始めた新企画である
『さむらい流新店道』
の第2弾を早速、綴ろうと思う。
“さむらい流新店道”と言うのは、こんなコロナ禍でも臆する事なく、開店された店を訪問し、我輩の独断と偏見で記事にしようと言う企画である。
と言う訳で、本日は
『〇恵中華そば』
に訪問した記事をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、上でも説明しているが、その名の通り新たに店舗を開店させた店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の7月に開店された
『〇恵中華そば』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は文月も初めの頃。
訪問した時期的には7月頭の開店して間もない頃合いであった。
現在は開店から1ヶ月以上経過している為、情報が古くなっていないかと言う不安もあるが、どうしても取り上げたかったので今回、記事にする事にした。
今回、訪問するのはJR山手線や都営三田線の巣鴨駅を最寄りとし、あのミシュランで過去に“一つ星”を獲得した
『Japanese Soba Noodles 蔦』
の跡地にオープンしたお店なのである。
そんな銘店の跡地とあってはプレッシャーが半端ではないが、そんなプレッシャーを跳ね除けて手を上げたのが、中目黒の『らーめん 恵本将裕』の恵本将裕氏であった。
こちらの店主は『ラーメン凪』で修行された方だそうで、そのセカンドブランドとしてオープンしたお店のようである。
『ラーメン凪』と言えば、煮干し系を全面的に押し出すお店なので、ニボラーとして我輩の期待は高まるが、果たして、どのようならぁ麺を提供されるのか?
〇恵中華そば
緊急事態宣言が解除されたとは言え、コロナ禍での新規開店はかなりのリスクが懸念される。
とは言え、何ヶ月も前から決まっていたとなれば、状況が悪かろうとオープンするしかない。
ただ、美味しいらぁ麺さえ提供すれば、コロナ禍であろうと成功すると言う見本となれるのかが注目されていた。
我輩が訪れたのは7月初めの開店して間もなくの頃であった。
オープン当初は11:00~19:00の通し営業で、売り切れ次第終了と言った営業時間であったが、現在は昼休憩を取っての営業となり、日・祝日のみ、通し営業を行っている模様。
昼時を避けての来店であった為、外待ちはなしであったが、店内は埋まっていた。
カウンターはコロナ禍と言う事もあってか、余裕の8席といった状況であったが、あくまでこれは7月初めの情報である。
店に入ると右側に券売機があったのだが、高額紙幣対応ではあるものの、Suicaやクレジットカードと言ったものには未対応のものであった。
券売機に目をやると、基本的に中華そば(850円)のみの提供で、それにトッピングをすると言うスタイル。
トッピングのネギが100円なのだが、ネギ中華そばなら950円となり、チャーシューは1枚200円と言う強気営業。
その為、チャーシューメンとなればチャーシュー3枚で1250円となる。
しかも、そのチャーシューにどれだけ自信が有るのかわからぬが、トッピングのチャーシューは1枚から20枚まで有り、チャーシュー20枚となれば4000円と言うボタンまで用意されている。
大盛150円で、他にメンマ150円、バター50円、生卵50円などがあったが、味玉はなし。
唯一、瓶ビール(600円)が有ったので、ビールとチャーシューメンを購入し、丁度空いた席に着く。
新店と言う事も有り、厨房はかなり綺麗であった。
待っているとすぐに
『赤星中瓶』
が運ばれる。
ビールはサッポロラガービールの通称、赤星の中瓶であった。
らぁ麺屋で提供されるビールでは3番目に好きな銘柄である。
ちなみに、我輩個人の好みであるが、1番目はハートランドビールで、2番目はスーパードライとなっている。
ビールを半分程頂いた所で
『チャーシューメン』
がカウンター上に『重いのでお気を付け下さい』と、置かれた。
大盛にした訳でもなく、丼は標準でこのサイズのようである。
我輩はチャーシューが3枚なのかと思っていたが、チャーシュー2枚と、角切りに乱切りされたものであった。
見た目は塩らぁ麺のような澄んだスープにチャーシュー、メンマ、ネギと言ったシンプルなトッピング。
まずはスープを一口と、頂いて驚いたのだが、煮干し感が一切ない事であった。
通ではないのでこれが何かわからないのだが、魚介感はなく、動物系である事は間違いなさそうである。
更に鶏でもなさそうなので、珍しいが豚清湯と言った所であろうか?
何処か牛テールスープを飲んでいるような感じでも有り、上手く伝えられないが美味いw
豚骨と言えば白濁したスープが多いが、清湯系が作れない訳ではない。
この辺の細かい話しは通の方にバトンを渡すとして、次に
『麺上げ』
を行う。
麺は新宿だるま製麺製の細麺となっていて、茹で上げは若干、柔めであった。
そして、恐らくこの店で一番の売りであろう
『炭火窯焼きチャーシュー』
を頂く。
チャーシューに歯を入れると、ジューシー感が溢れ、鼻を抜ける燻製の香りがまた、肉の旨味を増幅させる。
確かにこれは、自信を持って出せるチャーシューであると思った。
配膳された時は角切りにされたチャーシューは損したかのように思ったのだが、この端っこ特有のジューシーさと、少し焦げた燻製感が堪らなく美味しかったのでむしろ、お得感で満足していたw
総括
これだけ大きな丼であったが、スープを完飲してしまうのであった。
スープは熱々なので夏には厳しいと言うのが正直な所なので、他にも冷しらぁ麺か、つけ麺を提供して頂けるとオールシーズン訪問出来るのではなかろうか?
『らーめん 恵本将裕』には行った事がないので、詳しくは語れないが、一つ言えるのはチャーシューは激美味なので、それだけでも一見の価値ありとお薦め出来るお店である。
本日はこれにて御免!
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