やあやあ、さむらいである。
本日は、最近世間を賑わせている“ちゃん系”について、本文を前に先に語りたいと思う。
古くからあると思われがちであるが、“ちゃん系”が誕生したのは、ここ最近のコロナ禍の事。
発祥は、神田の『ちえちゃんラーメン』の創業が始まりと言われ、“ちゃんのれん組合”が作られたそうな。
“ちゃんのれん組合”は他の“ちゃん系”のお店と、新宿だるま製麺で運営され、加盟店は新宿だるま製麺の麺を使用している。
そして、新宿だるま製麺は凪グループが運営する製麺所で、面白いのは『すごい煮干しラーメン凪』のチェーン店舗からの居抜きからオープンしている店舗が多いのである。
関係性はないと謳われているが、『すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店別館』の跡地に『ナギチャンラーメン』が出来た時は流石に言い逃れは出来ないと思ったw
『ナギチャンラーメン』の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 こちらのらぁ麺ブログを開設して、先月で早4年が経過した。 更新頻度が遅いのにここまで続けてこれたのも、偏にいつも読みに来て下さっている門下生(読者様)のお陰である。 この場をお借りして、お礼申し上げる。 […]
ただ、関係性云々の話が重要なのではなく、何故これ程の短期間に“ちゃん系”が認知され、店舗が増えたのかと言う話。
昨今では、水道光熱費の高騰、人件費の賃上げ問題、物価高、令和の米騒動など原価がどんどん上がっていく中で、これだけの結果を残しているのには商売のヒントが隠されているような気がする。
今回はその辺を注目して記事を書きたいと思う。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2024年の1月に開店された
『邦ちゃんラーメン 両国店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は色取月も半ばの頃。
この日は浅草橋の店舗へ伺ったついでに、もう1店舗と向かったのは、お隣の駅の
『邦ちゃんラーメン 両国店』
であった。
まず、『邦ちゃんラーメン 両国店』が通し営業であった為、腹を空かせる為に歩いて行こうと考えたのだが、隅田川を越えなければならず、かなりの回り道をしなければならないようで、仕方がなく電車で向かう。
『邦ちゃんラーメン』は『中野 邦ちゃんラーメン』が発祥とされ、新小岩にも店舗があり、高円寺の『ともちん』の姉妹店で“味のともちんファミリー”だそうな。
『ともちん』も勢いよく店舗を伸ばしているので、近々記事にしなければと思っているが、果たして。
邦ちゃんラーメン 両国店
まずはお店の場所であるが、両国駅を最寄りとし、東口を出て線路沿いを左へ進むとお店が見えてくる。
店頭に券売機があり、食券を購入してから店内へ入る。
左上には中華そば(850円)が位置し、もり中華中(950円)の二枚看板で、塩変更も出来る模様。
半卵と海苔5枚の上中華そば(1000円)、それにチャーシュー増にした特上中華そば(1200円)、チャーシューメン(1100円)などがある。
二軒目なので中華そばのみを購入し、めし用の緑の札を持って席へ着く。
ちなみに、ビールはサッポロ赤星中瓶(600円)となり、おつまみも付く模様w
既に一杯食べて満たされているくせに、めしが無料となれば、頼んでしまうのは自分だけではないはずw
我輩は記事を書く為に、ちゃんと炊けているのかをレポートする役目があるので、半めしでお願いすると、すぐに
『半めし』
が運ばれる。
少々硬めな炊き上がりではあったが許容範囲内で、嬉しい青ガッパもあるw
厨房の様子を見ると、チャーシューを切って皿ごと計っていて、スープを注いで茹で上がった麺を投入すると、用意していたチャーシューを投下していた。
トッピングを終えると、目の前に
『中華そば』
が着丼。
表面にたっぷりの油が浮いた清湯スープで、『ネギトッピングしてたっけ?』と疑う量のネギに、その下にはたっぷりのチャーシュー、そしてメンマが隠れている。
まずは表面に浮いたラードごとスープをレンゲですくい、頂くとしっかり美味しい豚清湯スープ。
もちろん化調も入っているのだが、余計なものを一切省いた引き算のラーメンとでも言うのだろうか?w
続いて
『麺上げ』
を行うと、新宿だるま製麺の平打ちの中太麺が顔を出す。
ツルっとした舌触りの麺で共通とは言え、これがまた美味いのであるw
そして
『切り立てチャーシュー』
は“ちゃん系”の売りの一つでもある。
こちらはバラチャーシューであるが、部位は色々使っていると思われ、何処の店舗も味付けは醤油味がしっかり入った印象で、こちらも醤油先行の味付けで美味い。
デフォでもチャーシューはたっぷり入っているので、コリコリメンマとチャーシューをめしにのせ、自作のチャーシューめしで完食するのであった。
総括
実は我輩が伺った時は中華そばが750円であったのだが、数日後に値上げをされ、混乱させてしまうと思ったので新しい料金を表記している。
変わったのは料金だけではなく、特上中華そばに入っていた餅が、値上げ以降なくなっている。
個人的には、餅が入る事で、他の“ちゃん系”との差別化を図る事が出来ると思うので、復活して欲しいと願っているが、果たして。
ただ中華そばでもめしも付くし、満足度は高いので、一度はお試しあれ。
これだけ原価が上がっている中でも出来るだけコストを削減し、美味しいものを安く提供される営業努力は、中々真似を出来るものではない。
その姿勢がウケているからこそ、これだけ店舗が拡大出来ているのだと思う。
値上げの流れに逆行している“ちゃん系”であるが、今後の益々の発展に期待しよう!
本日はこれにて御免!
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