やあやあ、さむらいである。
メリークリスマスであるw
本日更新日はクリスマスイブと言う事で、世間は盛り上がっている事であろう。
かく言う我輩はと言うと、切支丹(キリシタン)ではないので関係ないw
かと言って、クリスマスと言う行事を否定する事もない。
むしろ生粋の日本人である我輩は、祭好きなので行事ごとは歓迎する。
ただ、何故かクリスマス価格になるレストランや、ホテルに行くかと言ったら行かないし、参戦する事もないw
なので、我輩は大人しく家で過ごそうと思っているし、プレゼントの交換もしない。
少しでも経済効果に貢献する為にも、半額になったケーキくらいは買って帰ろうかと思っているw
さて、本日であるが、“さむらい流家系道”でもある
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2022年の10月に開店された
『こいけのいえけい』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は良月も半ばの頃。
この日はらぁ麺仲間と昼かららぁ活したのであるが、イマイチな結果に消化不良に陥る。
一度は解散したものの、煮え切らなかった我輩達は、再度夕方に待ち合わせをして合流し、ハズレないお店へ行く事に。
そのお店と言うのが、オープンしたばかりで日も浅い
『こいけのいえけい』
であった。
何故、ハズレないお店と断言出来るのかと言うと、こちらのお店はミシュランビブグルマンの常連である『らーめん小池』が手掛けるお店だからである。
本年度は残念ながら『らーめん小池』だけが掲載から外されてしまったが、『中華蕎麦 にし乃』は4年連続、『キング製麺』は2年連続で引き続き、掲載されている。
そんなミシュラン店を輩出する『らーめん小池』の創業者であられる水原店主が、新業態となる横浜家系ラーメンのお店を出すと言うのだから、期待のもと伺うのであった。
こいけのいえけい
お店の場所であるが、巣鴨駅を最寄りとし、駅から徒歩10分程の所。
巣鴨駅目の前の白山通りを渡り左へ進み、ゴルフパートナーと言うお店の角を右に進むと数メートル先の左手にお店があった。
時刻は19:00頃と夕飯時であったが、まだ認知されていなかったのか、待ち客はなくすぐの案内となり、店内はこれでほぼ満席に。
入り口入ってすぐの券売機で食券を購入するシステム。
左上には豚骨醤油ラーメン(850円)が位置し、他は魚介MIXつけめん(900円)の二枚看板のみのラインナップとなり、後は好みでトッピングを追加していくスタイル。
我輩はもちろん豚骨醤油ラーメンを購入し、海苔3枚(60円)、ほうれん草ハーフ(50円)に味玉(110円)を追加する。
そして、家系ラーメンにご飯は必須であると白米様(150円)を購入し、もちろんビール(550円)も追加。
席へ案内され、好みを聞かれるが、麺の硬さと、ニンニクを入れるかどうかだけで、味の濃さや脂の量のリクエストは受け付けていない模様。
我輩は、初めて行く家系では、必ず麺の硬さは普通でお願いしているので、“普通”でお願いし、ニンニクはもちろん“有り”でw
友人に何を買ったのか尋ねてみると、押せるボタンいっぱい押したと言うw
中でもご飯ではなく、コロチャーご飯(230円)を注文したと言うではないか。
考えてみると、白米様に80円追加しただけで、コロチャーご飯に格上げされるのであれば、コロチャーご飯一択ではないか?と思い直し、変更して貰う事に。
先に
『スーパードライ中瓶』
が運ばれたので、追加の80円を現金で渡し、コロチャーご飯に変更をお願いする。
特におつまみ的なものは付かなかったが、確か餃子をコンセプトに打ち出した4号店の『ぷれじでんと』ではお新香が付いてきたのを思い出していた。
そういえば、『ぷれじでんと』はコロナ禍で休業していたはずだったが、どうしたのかな?
そんな事を考えていると
『コロチャーご飯』
が先に到着。
ご飯の上に敷かれた海苔と、キムチ風味に味付けされたコロチャーシューがのっており、80円追加しただけでこれなら大満足であった。
卓上にはご飯に合うタレとか、『王道家系』にある無限ニンニクのようなニンニク醤油漬けや、マヨネーズと言ったものもあり、最近の流行にはのっている様子。
一先ず、キムチ味で味覚が狂ってしまう可能性があるので、手をつけずにラーメンの到着を待っていると、『お待たせしました』と
『豚骨醤油ラーメンほうれん草ハーフ海苔3枚味玉』
が着丼する。
ふむふむ、乳化した白濁とした豚骨スープに醤油が合わさったような色合いであるが、他店舗で見られる獣っぽさを感じる赤みは出ていない丁寧に取ったスープであるのが見て取れる。
具材は、お得意の薄切りレアチャーシューが真ん中に盛られるのは『らーめん小池』を彷彿させ、周りにほうれん草、少し荒めの玉ねぎ微塵切り、半分に切られた味玉と海苔6枚が丼を覆う。
一応、店員さんに確認したが、ほうれん草は50円追加してのこの量だそうなので、頼まなくて良いかも?w
まずは匂いを嗅ぐと、豚骨独特の臭みは一切排除されており、そのままレンゲでスープを頂くと、小池らしい上品な家系ラーメンに仕上がっていて、トロみと言った粘度が凄く、クリーミーで美味しい。
逆にニンニクのパンチはそこまで強く出ておらず、全く以って上品マイルド系であった。
続いて
『麺上げ』
を行うと、少しもっちり感のある中太麺が顔を出す。
恐らく、麺は『キング製麺』製のものを採用している模様。
酒井製麺のものとは全く異なるが、水原店主が手掛ける家系ラーメンの麺はこれなのだろう。
次にお得意の
『薄切りレアチャーシュー』
であるが、適度なレアさ加減に、味付けも申し分ないのであるが、家系ラーメンにこのレアチャーシューは、我輩は違和感を感じざるを得なかった。
一通り食べ進めた所でコロチャーご飯を頂いたが、これは家系ラーメンに合う最高のサイドメニューw
半分食べ進めた所でニンニク醤油漬けと、マヨネーズを掛け最後まで美味しく頂くのであった。
総括
まずは家系ラーメンの記事の多くは、見栄えが悪い事から空丼を載せないようにしているのであるが、『こいけのいえけい』のスープは丁寧に濾しているのがわかる綺麗な空丼であったので、載せてみた。
個人的な感想であるが、上品な家系ラーメンと言った感じでとても美味しかった。
ただ、リピートする程の中毒性が有ったかと問われると、一度食べたら満足かも?と思ってしまった。
購入時に発券した領収証をみると、店名には『こいけのいえけい』ではなく、『ぷれじでんと』の名が入っていた。
気になったので、店員さんに『ぷれじでんと』はどうなったのか聞いてみると、現在は営業はしておらず、社員の研修の場として使っていると言う。
スープだけでも丁寧な仕事ぶりがわかるが、半分に切ってもスープに溶け出さない絶妙な半熟加減の味玉など、褒めたらキリがないw
社員教育も行き届いているのだからこそ、数多くのミシュラン店を輩出出来たのだと感心していた。
家系ラーメンが好きな方は、一度は食べるべき逸杯であるとお薦めする。
本日はこれにて御免!
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