やあやあ、さむらいである。
2020年1月22日に当ブログ、『さむらい流らぁ麺道』を始めたのだが、もうすぐ9ヶ月が経とうとしている。
これまでに当記事も含めて68記事を投稿していて、63店舗のお店をご紹介して来た。
移転した店舗を考えるともう少し減るが、大体はこんな所。
更新頻度をもう少し上げたい所であるが、メインブログをやりながらなので、現在の“4日に1記事ペース”を何とか守るのがやっとである。
正直に言って頑張っているつもりではあるが、いまいち、盛り上がりに欠けている。
もう少し、門下生(読者様)の皆様のご要望に沿った記事を作っていきたいと考えていて、例えばであるが、何処そこに新しいらぁ麺屋が出来たが、行列が凄過ぎて行けてないので、行って来て記事にしてほしい、などと言ったご要望があれば、是非ともコメント下さると嬉しい限り。
読んで下さる門下生の皆様あってのブログなので、支えて頂けると嬉しい限りである。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店させた店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は大阪の南方で有名なお店が東京に進出と言う事で、2020年の7月に開店された
『人類みな麺類 東京本店』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は神無月も初めの頃。
平日のお昼時が過ぎた頃、降っていた雨が上がったようなので、以前から気になっていたお店へ訪問する事に。
そのお店と言うのが、山手線の恵比寿駅から徒歩10分程の場所にある
『人類みな麺類 東京本店』
であった。
関東に住んでいる我輩でも聞いた事が有るその珍しい店名であるが、大阪の行列店で食べログの百名店にも3年連続で選出されているお店なのだが、そんなお店がとうとう、東京の恵比寿に1号店を出したと言うのでずっと、伺おうと思っていたお店であった。
恵比寿駅の西口を出て代官山方面へ進み、ケンタッキーの路地を右へ入り6分程進むと、坂を上がった辺りに細い道がぶつかった五差路のような交差点があるだが、右に入りすぐ左手を見るとお店がある。
ちょっと、言葉で説明し辛いのだが、白い建物にツタンカーメンの置物のようなものが3体並んでいる変わった外装なので近くまで行けばわかると思われる。
代官山駅と恵比寿駅の丁度、中間辺りに位置しており、どちらからも徒歩10分程のようである。
15:00頃に到着すると外待ち2名と言う状況であった。
人類みな麺類 東京本店
待っていると順番に案内され、さほど待たずして入店する事が出来、ガラス張りの製麺室が目の前に見えるテーブル席に案内された。
店内はキッチンの前に4名掛けのカウンターが有り、2名掛けのテーブルが二つに、4名掛けにもなるテーブル席が二つあった。
食券制ではなく、オーダー制で店を出る時にレジで会計する後払い方式。
店内のテレビではエンドレスで“Mr.Children”のDVDがヘビーローテーションで流されている。
らーめんはらーめん原点、らーめんmicro、らーめんmacroの3種類で、どちらも909円となっており、注文時に焼豚の枚数は1枚で良いのか尋ねられる。
焼豚2枚の場合は1091円となり、これらは税別表記となっている。
少々わかり辛いのだが、要はらーめんは1000円で焼豚2枚にすると、1200円と言う事になる。
トッピングやサイドメニューを頼むと表記は50円だったり、300円だったりと切りが良い表記なので混乱してしまう。
大阪に比べると200円程高い料金設定みたいである。
我輩は一番人気とされているらーめんmacroの焼豚2枚に味玉50円をトッピングし、雑穀米の特製豚丼300円とビール500円を注文。
ビールは大阪の箕面で生まれた地ビールの箕面ビールを提供していて、おさるIPA、ピルスナー、ヴァイツェン、スタウトの4種類から選ぶ形だったのだが、どれも初めてだったので一番最初に書かれていたおさるIPAを注文。
『ビールはお先にお持ちして宜しいですか?』と尋ねられ、『先でお願いします』とお答えする。
しかし、待てども待てどもビールは届かず、注文を受けてくれた方は忙しそうにお客を捌いている様子。
らーめんを待っている間に厨房で作っている姿をアテにビールを頂くのが格別なひと時であるのに、このままでは先にらーめんが届いてしまうと言う最悪な事態になるのではないか?と心配し、声を掛けようと店員さんの動きを注視していたのだが、最悪な事に豚丼よりも、ビールよりも先にらーめんが到着してしまうのであった。
ビールはらーめんを食べる前の食前酒として捉えているので、キャンセルしようかとも思ったのだが、飲んだ事がない銘柄であったのと、小瓶での提供と言う事だったので、そのまま注文を通す事に。
こちらが、一番人気とされている
『らーめんmacro』
である。
澄んだスープは塩にも見えるが、淡口醤油を使用しているのだそう。
トッピングは分厚い焼豚2枚に太めの材木メンマ、大きく小口切りされたネギと味玉。
続いて運ばれたのは
『雑穀米の特製豚丼』
で、『ビールじゃないんかい!』と思わず、心の中でツッコんでしまった。
注文時に『マヨネーズはお掛けしますか?』と尋ねられてお願いはしたが、これはかなりこってりして、味がわからなくなりそうなので、先に口を付けるのは止めておく。
まずはスープから頂くと、先に際立ったのは『甘い!』であった。
これは味醂の甘さだろうか?その後に魚介系と後味に貝系のコハク酸を感じる。
大きく切られたネギには特別な物を使った感じもなく、特別処理をした訳でもなさそうで、普通に辛味が際立っていたが、甘過ぎるスープとのバランスを考えての事だろうか?
続いて
『麺上げ』
を行うと、全粒粉が混じったような中太麺が顔を出す。
こちらは店舗の製麺室で作っている自家製麺となっていて、啜ると小麦の味を存分に味わえる美味しい多加水麺と言った印象であったが、どうにもスープとの相性には疑問が残り、スープの持ち上げもそうだが、あまり馴染んでいない気がする。
スープと麺を別々で食したような感覚で“一杯のらぁ麺”と言う統一性がないように感じた。
材木メンマはコリコリして美味しく、そろそろ焼豚に挑戦しようかと言うタイミングで、やっとこ
『おさるIPA』
が到着。
ここまで待たされると本当に要らないと思ったが、一口頂いてみると実に美味いw
フルーティーな味わいを持つ、香り高いクラフトビールであった。
次に
『焼豚』
を持ち上げようと挑んだのだが、箸で持つと身が崩れてしまい、美味く画像を撮る事が出来なかったのであるw
肉はホロホロで柔らかく、焼豚と言うよりは完全に角煮である。
焼いた豚ではなく、煮豚の間違いではなかろうか?
更にこれが食べ進めて行く内に顎が疲れる位に筋も有り、後半はくどくなってしまったので、1枚で十分であると反省。
更に更にこの状況で豚丼なのだが、焼豚を切った時に出るカスを甘い煮汁に漬け込んだ物がご飯に載っただけの物で、これまたくどい。
マヨネーズも更にくどさを際立たせていて、完食するのが大変であった。
作って下さった方に申し訳ないと休憩を挟みつつも、何とか完食するのであった。
総括
スープは完飲させて頂いたが、美味しいよりもくどい豚丼を流し込む為に飲んだ形となった。
ビールがちゃんと、先に配膳されていたらまた、違った感想になったのかも知れない。
どうにも、マイナスな思考でスタートしてしまい、全体的に辛口な評価となってしまった。
それと、少しでも安く見せる為の配慮かも知れないが、税別表記ではなく、端数が出ないように税込み表記にした方が良いと思われる。
味玉が50円と言うのは有難いが、税込みにすると55円なので、どうしても無駄に小銭のやり取りが生まれてしまう為、コロナ禍と言う事も有るので、なるべく小銭のやり取りが出ないようにした方が親切ではないか。
計算するのも面倒なので、60円にしてでも税込み表記の方が我輩は有難い。
また、レジでの後払いなら現金以外の電子マネーにも対応して欲しい所で、そうすれば小銭云々の煩わしさも解消されると考える。
ほとんど、並ばずに食べられた事が幸いしたが、これが待たされた挙句にこうなっていたら記事にすらしていなかったと思う。
並んで食べる価値はないかな?と言うのが我輩の正直な感想であるが、お近くに来た時に並んでいなかったら大阪の繁盛店がどの程度なのか挑戦するのは大いに有りだと思われる。
また、これから東京に5店舗出店する計画があるそうなので、お近くに出来たら行ってみると良いだろう。
本日はこれにて御免!
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