やあやあ、さむらいである。
気が付けば8月ももうすぐ終わりとなり、暦の上では立秋を迎え、秋となっている。
まだまだ残暑で暑い日が続いているが、そろそろ冷やし系のらぁ麺が終わる頃合いではないかと心配している。
冷やし中華や、冷やしらぁ麺につけ麺、冷やし油そばと言った様々なジャンルがあると思うが、お気に入りの逸杯は見つかっただろうか?
まだまだ冷やし系の食べたいお店が残っているので、我輩は焦っている。
今年はまだ『これだ!』と言う逸杯に出会っていない為、もう少し頑張りたいと思っているので、お薦めがあれば教えて下され。
さて、本日であるが
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2023年の4月に開店された
『Japanese Ramen 五感』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は早苗月も初めの頃。
この日は前々から伺いたいと思っていた池袋の新店へ訪れるのであるが、それが『麺屋 六感堂』の跡地に出来た
『Japanese Ramen 五感』
であった。
しかし、この日は14:00過ぎに着いた頃には既に売り切れとなっていたので、他のお店へ向かったのであった。
オープン当初から話題となっており、開店前から行列が出来るのが当たり前となっていたようで、食べる為には覚悟を決めないと食べられないと知る。
日を改めてリベンジを誓い、半月程過ぎた頃に再挑戦。
この日は13:30過ぎに着いたのであるが、行列はあれどまだ締め切ってはいない様子。
先頭から並んでいる人数を数えながら最後尾に着くと、先客は17人であった。
最後尾と思われる方に『こちらが最後尾ですか?』とお尋ねするのは、いつものルーティーンである。
わかっていてもそうお声掛けするのには、いくつか理由がある。
仮に打ち切りになっていた場合に、お声掛けする事で『もう閉店のようです』と聞き出せる可能性が上がったり、先に食券を購入するようなルールがあった場合に教えて貰えたりと、良い事は有っても悪い事はないので、我輩は一人でも声掛けするようにしている。
そして、この日は我輩を最後に店員さんが出て来て、ここで打ち切りと告げられるのであった。
これにより、我輩に課せられた仕事は、後ろに並んだ方に売り切れを伝える係である。
店先を見れば既に打ち切りである事はわかるように案内が出ているのであるが、見ずに並ばれる方が多いのである。
そう言った方々に『もう閉店のようです』と我輩がお伝えしていたw
店の隣にあるコインパーキングには人懐っこい地域猫がおり、癒されながら入場を待っていた。
およそ、待つ事70分程で、店内へ案内されるのであった。
Japanese Ramen 五感
まずはお店の場所であるが、池袋駅の東口側となり、前述の通り『麺屋 六感堂』の跡地に出来たお店で、池袋駅からは徒歩10分程の所にある。
店内に入ると券売機で食券を購入するのであるが、この時既に全部のせ系の特上、ご飯物、生ビールが売り切れとなっていた。
特上醤油らぁめん(1400円)を頼むつもりでいたので、致し方なくワンタン醤油らぁめん(1300円)に地鶏味玉をトッピングし、生ビールは売り切れとなっていたが、瓶ビールはあるらしく、小瓶(500円)を購入する。
他には100円増しではあるが塩らぁめん(1100円)があり、売り切れではあったが、炭火おにくごはん(500円)や、地鶏TKG(350円)と言ったメニューもある。
席へ案内され、待つ事数分で
『エビスビール小瓶』
と、嬉しいおつまみが運ばれる。
一足早く、コマチャーシューを頂く事が出来たのであるが、これだけでもレベルの高さがわかる一品。
そして、着席から待つ事5分程で
『ワンタン醤油味玉』
が運ばれる。
丼の淵に火が入らないようにか、チャーシューが貼られ、ワンタン3個にメンマ、地鶏チャーシュー2枚に味玉、中心には九条ネギが盛られ、海苔が添えられている様子は、微かに『飯田商店』を思い出させる。
まずはスープから頂くと、簡単に言うと鶏ベースの清湯系であるが、貝出汁や昆布の旨味も重層的に感じて無茶苦茶美味いw
拘りを見ると、名古屋コーチンをベースに岩手県産いわいどり、鳥取大山鶏、みつせ鶏を使い、天然羅臼昆布で旨味をプラスし、貝出汁には千葉県産天然蛤、北海道産天然あさり、茨城県産涸沼しじみ、ホタテ貝柱をふんだんに使用しているとの事。
続いて
『麺上げ』
を行うと、大成食品特注の細麺が顔を出す。
言わずもがな、スープとの相性を考えて作られた特注麺とだけあって、スープの持ち上げも良く美味い!
こちらの
『チャーシュー』
であるが、炭火焼きマルチオーブンで焼いた豚ロースとなり、銘柄は仕入れに寄って変わるとの事。
自身の脂で薫香を纏わせているとだけあって、香ばしい香りが鼻を抜け、非常に美味しいチャーシューであった。
炭火焼きから低温調理し、再度仕上げに炭火焼きしたと言う
『地鶏チャーシュー』
は鳥取県産大山鶏の胸肉となり、これまた香ばしくて美味いw
最後に、こちらの
『ワンタン』
は岩手鴨のミンチで作っており、絶品であった。
食材は徹底して国産に拘り、全ての具材に妥協なく美味しかった。
もちろん、スープは完飲して、大満足でご馳走様をするのであった。
総括
こちらのうつわであるが、四季火土矢野孝徳先生の手作りなのだそう。
これだけレベルの高いらぁ麺を作られる店主とはどんな方なのか興味が湧くが、店主は『一風堂』ご出身とのことでビックリ。
博多豚骨ラーメンとは全く異なったジャンルにも関わらず、これ程の完成度の高い逸杯を作られるとは。
4ヶ月が過ぎ、そろそろ並びが落ち着くかと思いきや、口コミが更に客を呼んでか、未だに並ばずには食べられず、早閉まいは当たり前な状況のようである。
まだ4ヶ月だと言うのに、既に食べログ評価は3.9を超えているのは驚きである。
我輩としても特上が食べたいし、塩の評価も高いようなので再訪確定である。
本日はこれにて御免!
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