やあやあ、新年明けましておめでとう、さむらいである。
2020年は大変な年となったが、トンネルは抜けておらず、2021年も大変な年となる事が見据えている。
“らぁ麺業界”も潰れるか否かと奮闘しているお店も有れば、ここがチャンスであると出店攻勢している法人もある。
我輩としてはもうすぐ、当ブログを開設して一周年を迎える事となり、感極まる所。
抱負と言う程のものではないが、今年も変わらず美味しいらぁ麺を食べ続け、そして読んで下さる門下生(読者様)にお届けしていく所存である。
本年も宜しくお願い申し上げる。
さて、新年一発目となる本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店させた店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の10月に開店された
『Homemade Ramen 青麦』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は師走も初めの頃。
本当はもう少し早く記事にするつもりであったのだが、“ミシュランガイド東京2021”が発表された事で少し、更新を後回しにしてしまったのである。
この日は12月頭の平日の夕方であったのだが、12月から夜営業を再開したと言うので早速、訪問する事に。
こちらの『Homemade Ramen 青麦』であるが、京浜東北線の大森駅を最寄りとしていて、徒歩8分程の位置にあるのだが、京急線の大森海岸駅からも歩いて来れる距離となっている。
まず、気になる『Homemade Ramen 青麦』と言う店名であるが、それもそのはず、同じ大森駅界隈で営業している
『Homemade Ramen 麦苗』
のセカンドブランドのお店なのである。
『Homemade Ramen 麦苗』と言えば言わずと知れたミシュランビブグルマンに3年連続で選出されている銘店である。
『Homemade Ramen 麦苗』に訪問した時の記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 さて、今宵も美味いらぁ麺を紹介させて頂くのであるが、まずは先にご報告から。 ある程度記事も溜まり、こちらのブログも形になってきたので、広告配信の申請をGoogleに出した所、見事承認されたので、広告の配信をス[…]
こちらの『Homemade Ramen 麦苗』の店主が独立を希望する若手育成の為にオープンさせたお店が『Homemade Ramen 青麦』なのである。
果たして、ミシュラン店がプロデュースするお店とは一体、どれ程のものなのか!?
Homemade Ramen 青麦
到着したのは19:20頃であったのだが、外待ち7名であった。
中は満席ではないのだが、作れる杯数も限られているせいか、空いているからと言って案内はせず、外で待ってもらうシステムのようである。
これはコロナ禍と言う事もあるので、安全対策を講じている為でわざわざ、行列が出来ているように見せる為の演出ではない。
30分程待ってやっと、案内されたので回転は決して良いとは言えない。
店内に入るとすぐに券売機が有り、席はしっかりと間仕切りされた9席のカウンターのみ(訪問時)となっている。
らあめんは清濁らあめん(850円)と清澄らあめん(850円)の2種類となっていて、特製にするとどちらも1050円となっている。
清濁らあめんはこってりとあっさりの間のこっさりとしたらあめんとなっていて、清澄らあめんは茶葉とお出汁のすっきりらあめんとなっているらしい。
清濁らあめんも気になるが、茶葉を使用していると言うのが気になり、我輩は特製清澄らあめん(1050円)と肉飯(400円)、それと生クラフトビール(550円)を頼んでみる事に。
瓶でクラフトビールを提供しているお店は良くあるが、生ビールを提供している店は限りなく少ない。
食券を渡す際に本日のクラフトビールを紹介されたのだが、その日に寄って異なり、2種類の中から選ぶのだが、我輩はブルックリンラガーを注文。
そして、お疲れ様でしたと
『ブルックリンラガー』
が運ばれた。
提供されてすぐに写真を撮ったのだが、少々泡が少ない印象。
注ぎ方が問題なのか、元々泡が立ち辛いビールなのかわからぬが、軽めの味わいでホップの香りが強く感じられるとても飲みやすいクラフトビールであった。
ちなみに、瓶ビール(500円)を頼むと銘柄はハートランドとの事である。
ビールが飲み終わる頃に、程無くして
『特製清澄らあめん』
が運ばれる。
清濁らあめんが白濁としたスープなのに対し、こちらの清澄らあめんは透き通った清湯系のスープ。
トッピングにはチャーシューがどどんと5枚乗り、メンマ、海苔2枚に白髪ネギ、味玉が半玉入っている。
特製にすると、チャーシュー2枚、海苔1枚、味玉半玉が追加されるようである。
まず、スープ一口頂くのだが、お茶と出汁をベースにしていると言うお茶感は感じられない。
ただ、鶏ベースの清湯系として頂くと優しい味わいで頂けるが、特に尖った所はなし。
続いて
『麺上げ』
を行うと、角が立った中細麺が顔を出す。
啜り心地の良いストレートな麺で、スープが優しいすっきり系と言う事もあるが、スープの持ち上げはいまいちなのだが、麺は小麦を感じて美味しい。
遅れて運ばれた
『肉飯』
なのだが、これはらあめんに入っているチャーシューにタレが掛かったネギが乗り、軽く炙ったもの。
らあめんの
『チャーシュー』
はこんな感じの薄いロースチャーシューなのだが、全部同じ種類で5枚入っていて、更にサイドメニューに肉飯しかない中、肉飯のチャーシューも同じもので、さすがにこんなに要らないとなった。
せめて、部位の異なるチャーシューが2種類位ないと飽きが来てしまう人が多いのではなかろうか。
特製にしなくてもチャーシューは3枚入っているので次回は特製じゃなくて良いかな?となってしまったのであった。
総括
『Homemade Ramen 麦苗』の店主が店を休んで開店までこじつけたとあって、まずはおめでとうと称したい。
連れが清濁らあめんを頼んでいたのでこちらも頂いたが、個人的にははっきりした味わいであった清濁らあめんの方が好みであった。
まず、先程も書いたが、チャーシューの種類、もしくは味付けを変えるなどした方が良いのではないかと言うのが率直な感想である。
でないと、特製を頼むお客人がどんどんと減っていくのではないか?と言う懸念がある。
また、サイドメニューも肉飯以外のものがあるのが好ましい。
『Homemade Ramen 麦苗』と同じように魚系の丼を取り入れてくれると頼むお客人も増えるのでは?と考える。
『Homemade Ramen 麦苗』と比べても価格が安いので企業努力の賜物であり、この価格の中ではこれが限界なのかも知れないが、少し値段を上げても我輩は美味しいらぁ麺を望む。
とは言え、これからの成長が楽しみなお店であるw
本日はこれにて御免!
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