やあやあ、さむらいである。
さて、今宵も美味いらぁ麺を紹介させて頂くのであるが、まずは先にご報告から。
ある程度記事も溜まり、こちらのブログも形になってきたので、広告配信の申請をGoogleに出した所、見事承認されたので、広告の配信をスタートさせたのである。
現在は自動配信に設定しており、出したくない箇所にも広告が出てしまっているような状況であるが、精査してから反映されるまでにしばらく、時間が掛かってしまうみたいなので、煩わしい広告もある点は今しばらく、ご了承下さるようお願い申し上げる。
我輩程度のアクセスでは広告費など、微々たるものではあるが、味玉一個分にでもなればとの思いから貼らせて頂いている。
さて、前回紹介させて頂いたのは、6年連続でミシュランビブグルマンに掲載されている
『らぁ麺やまぐち』
をご紹介させて頂いた。
前回の記事をお読みでない門下生(読者様)はこちらから
やあやあ、さむらいである。 本日は稼働がお休みと言う事で、らぁ活をしようと、目的の店へ。 昼営業は15:00までと言う情報を見て、なるべく混雑は避けたいと思い、14:30過ぎに到着すると店前に行列はなく、してやったりと店前へ。 すると[…]
今回、『さむらい流ミシュラン道』でご紹介するのは、“食べログラーメン部門”でも常に上位に君臨する
『Homemade Ramen 麦苗』
に初訪問した時のお話をご紹介させて頂こう!
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問して行き、取り上げていくつもりである。
4店舗目となる本日は、“食べログラーメン部門”でも常に上位に君臨し、ミシュランビブグルマンに3年連続で選出された
『Homemade Ramen 麦苗』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は神無月も半ば頃。
この日、我輩は兼ねてより伺いたかった店に訪れる。
その店とは“食べログラーメン部門”では常に上位に君臨し、この日10月の時点では第2位であった
『Homemade Ramen 麦苗』
である。
噂は兼ねてから耳にしており、あまりの混雑ぶりに記名式となる“ウェイティング方式”で対応している店。
“ウェイティング方式”とは整理券みたいなもので、朝10:30に並んだ順に名前と人数、連食はするのかを伺っていき、再来店の時間を告げていくものである。
以前から伺いたかったこの店に、この日も意を決して、10:30前に伺ったのだが、何と
『店前には店休日』
の看板が出ていたのであった。
不定休とは出ているが、基本的には水木休みとなっていた為、そこは外して訪問したのにである。
よくよく、Twitterを確認すると、9月末から長期休暇に突入していたのであった。
確かにこのツイートは確認していたのであるが、夏休み位に思って、勝手に営業再開しているものと伺ってしまったのであった。
しっかりと内容を確認すると、メンテナンスのための長期休暇であり、10月中旬には営業再開予定とあった為、我輩がちゃんと確認していなかったのがいけなかったと反省。
いつ、営業が再開されるのかと心待ちにしていた所、11月にリニューアルオープンをしたのであった。
訪問出来る日を調整し、やっとこ伺えたのが12月中頃であった。
この頃にはミシュランガイド東京2020が発表されており、3年連続となるミシュランビブグルマンに選出されるのであった。
再訪問
時は年積月も年末近い頃。
勝手な勘違いで無駄足をした我輩は、勝手にリベンジする日を心待ちにしていた。
そしてこの日、10:15に店に再訪する。
先程も触れたが、こちらの店では混雑を避ける為、“ウェイティング方式”を採用しており、朝の10:30に名前を伺っていき、再集合の時間を告げ、並び直しをして貰うといった方法を取っている。(緊急事態宣言解除後は“ウェイティング方式”は9:00から行っている模様)
さすがは“食べログラーメン部門”で常に上位に君臨しているお店だけある。
この日の訪れた時点では東京近郊で第2位となっていた(執筆している現時点の2月半ば時点では第4位)。
店の立地であるが、最寄り駅は京浜急行本線の大森海岸駅か、京浜東北線の大森駅となっており、どちらも駅から徒歩7分程となっている。
近くには『しながわ水族館』が有り、記名してから再集合までの時間潰しには持って来いの立地。
10:30になると店前には20名ほどの行列がなされ、順に店の女将が名前を聞いていき、再集合時間を告げていく。
平日であれば、12:00や12:30に2回目のウェイティングを取る事もある為、Twitter確認は必須である。
“1日100杯”ほどの提供が基本となるようで、休日ともなれば、朝イチ10:30の時点で売り切れてしまう事も。
この時に連食はするかどうかを聞かれるので、らぁ麺を2杯以上頼まれる方はちゃんと、お伝えしておこう。
混雑している店の中には連食を禁止して、並び直しをお願いしているお店も有るので、注意が必要である。
そして、我輩にはある“狙い”があった。
それは、リニューアルオープン後に提供を始めた、2杯目以降にだけ注文出来る
『二杯目限定塩』
の存在である。
ここで連食する事を告げ、店を後にするのであった。
Homemade Ramen 麦苗
12:30に再集合と言う事であった為、喫茶店でお茶を楽しみ再訪。
すると、店内に入り食券を購入するよう、促される。
こちらのお店では、食券を購入するのは案内されてからにするべし。
選んだのはこちらの店で一番の売りとなっている“上醤油らぁ麺(1300円)”をまず、購入。
“上醤油”は基本の“醤油”に特製トッピングをした物であり、基本の“醤油”を頼んだことはないが、写真で見る限り、和牛チャーシュー、鶏チャーシュー、ワンタン、海苔などが増量されているようである。
更に2杯目以降、注文する事が出来る“二杯目限定塩(700円)”を購入。
更に更に、利益度外視で提供しているとされている“黒毛和牛飯(700円)”と、お約束である“ビール(500円)”を購入。
“1人で3200円”と言う、らぁ麺屋に1人で注文する金額とは思えない支払いをするが、美味ければそんなものは全く、問題ないw
世の中には〇〇料理と言ったコース料理でウン万円も取る店があるのである。
らぁ麺一杯で一つのコース料理のようなものであり、食材などに拘っていけば単価が上がるのも頷ける。
こちらの店では無添加、無化調を謳っており、旨味成分は全て食材から成されるハーモニーで形成されているのだ。
ビールは美味いらぁ麺を提供する店はハートランドが多いと提唱している我輩が推す、ハートランドの中瓶。
ハートランドは外国産のように見えて、キリンビールが提供する国産ブランドであり、料理を楽しむ場では料理の邪魔をしないらぁ麺には持って来いのビールであると我輩は思っている。
ビールを堪能しつつ、らぁ麺を待つのも楽しみの一つ。
特に、らぁ麺を作っている職人の姿をつまみに飲むビールは格別である。
こちらのお店ではらぁ麺などの商品を撮る事は許されているが、厨房内や人を撮る行為は禁じているので注意しよう。
程なくして、我輩が注文した
『上醤油』
が着丼する。
10月に勝手にリベンジを誓った訳であるが、やっと対面する事が出来た。
リニューアルする前にネットで見ていた物とは違ったビジュアルである。
店を休んでいる間にただでさえ、こだわっている食材を見直していたようで、これまでに扱っていなかったと思われる“和牛のチャーシュー”が添えられている。
見た目がまず、美味いw
何処から食べて良いのかと言う思いにもなるが、まずは基本のスープから。
レンゲから一口、啜る。
『で、あるか!』
発動であるw
いやはや、美味い。
これが無化調、無添加で提供しているというのだから圧巻である。
醤油の芳醇な香りを楽しみつつ、地鶏の出汁を基本に鰹や、何処か貝の旨味も感じ取れるスープ。
麺も自家製麺でこだわりが伺え、小麦胚芽が練り込まれた細めの麺。
程なくして手元に運ばれたのは
『手火山式鰹節』
で、途中で味変用に、お好みでお使い下さいとの事であった。
こちらの麺も美味いが、しっかりとスープを絡み上げて口元に運んでくれる。
豚チャーシューは今回のリニューアルで“林SPFポーク”に変えたそうである。
黒毛和牛のチャーシューはレアで提供されており、スープで火入れされぬよう、最初に頂いたのだが、これも美味い。
鶏チャーシューは珍しくも格子状のサイの目に切られており、これまた美味い。
更に黒毛和牛のレアチャーシューで作られた
『黒毛和牛飯』
が運ばれる。
大きさはそこまで大きいサイズではなく、ミニ丼サイズながら700円と言う値段に高いと思われる方もおられるかと思うが、そう言う方は牛丼チェーン店に行かれると良い。
和牛のイチボで作られたこだわりのレアチャーシューで作った“黒毛和牛飯”はむしろ、採算度外視で提供しているお値打ち品だそう。
赤字覚悟で提供しているそうで、提供を取りやめる事も考えているという噂も耳にしているので一度は食べておくべき逸品である。
幸せの時間はアッと言う間に過ぎ去ってしまい、スープも完飲。
すると、こちらの完食を見計らって
『二杯目限定塩』
が運ばれる。
見た目からかけ塩となっており、具材は薬味のネギ類のみと言ったビジュアル。
丼のサイズは一回り小さく、麺もお替り用と言う事で、80gと少な目となっている。
スープを一口、啜ると醤油とはまた違った味わいが口に広がる。
麺も先程頂いた“上醤油”とはまた、違った麺であった。
総括
こちらの店主の実家が魚屋だそうで、“実家の魚飯(550円)”と言う、サイドメニューもあり、これも人気のサイドメニューなのだそう。
朝早くから訪問しなければならないが、行列に何時間も並ぶよりは全然、良い。
それは面倒だと言う方は余った時に何時以降の提供ですと言うアナウンスが呟かれるので、Twitterを確認すべし。
今回食べた“上醤油”以外に、煮干しベースの“いりこらあ”がある。
こちらも是非、食べてみたいと、再訪を誓うのであった。
本日はこれにて御免!