やあやあ、さむらいである。
本日は稼働がお休みと言う事で、らぁ活をしようと、目的の店へ。
昼営業は15:00までと言う情報を見て、なるべく混雑は避けたいと思い、14:30過ぎに到着すると店前に行列はなく、してやったりと店前へ。
すると、ショックな事に店前には『準備中』の看板が。
行列が出来ていなかったのは昼の分が売り切れていた為であった。
この時間にもなると、近くの次の店を見つけても移動時間を考えると、ランチ営業が終了している店がほとんどとなる。
以前にもこう言った経験があったのだが、こうなると、昼休憩を挟まずに通し営業をしている店を探さなければならないのである。
今日はそんな時にうってつけとなる店をご紹介させて頂こう!(現在は昼休憩有り)
さむらい流ミシュラン道とは?
“さむらい流ミシュラン道”とは、ミシュランガイド東京2020に掲載され、星やビブグルマンを獲得した、名だたる“らぁ麺屋”をさむらいが実食し、独断と偏見ではあるが、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
目標では、年内中に都内近郊の全22店舗を制覇するのはもちろんの事、過去にミシュランガイドに掲載された名店も訪問して行き、取り上げていくつもりである。
3店舗目となる本日は2015年にミシュランビブグルマンに選出され、6年連続で掲載されている
『らぁ麺やまぐち』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は睦月も半ば頃。
この日は遠征して稼働を試みたが、昼過ぎには身体が空いてしまう。
昔、同じ店をマイホとして戦っていた戦友が同時に身体が空いた為、一緒にらぁ麺を食いに行こうと言う話に。
我輩のらぁ麺熱を知ってか、美味しいらぁ麺屋を紹介してくれと言う流れになったのだ。
戦友はらぁ麺は好きな方だが、わざわざ、並んでまでは食べないと言う。
初めは徒歩で行ける店に赴こうと言って歩き出していたのだが、戦友のひょんな一言から遠征する事に。
向かったのは電車1本で行ける場所であったが、板橋区の煮干しを売りとする店。
我輩も初訪問の店であったのだが、『残り20杯あります』と言うTwitterの投稿を見て、その足で向かう。
このようなツイートをする時は並びが無くなった時に投稿しているものと考えていたのでチャンスであった。
今から向かえば、昼営業の14:30までには間に合うと思い向かった末、店に到着したのは14:15頃。
何とか間に合ったと思い、店先まで来ると店頭の『仕込み中』と言う看板を見て天を仰ぐ。
ツイートを確認したあの時間から1時間以内に到着したのにも関わらず、売り切れとなっていたのであった。
人気店を侮っていた我輩が悪いが、付き合わせてしまった戦友にも申し訳ない思いであった。
ここからタクシーで移動すれば何処か店はあるかも知れないが、板橋区は我輩にとってはアウェーな地。
行きたい店は数多くあるが、今のタイミングで食べられる店が出て来ない。
ともなれば、通し営業をしている店が多い、都心寄りに戻る事に。
池袋や新宿と言った繁華街に行けば、通し営業をしている店も多いのである。
電車に揺られながら行く店を考えていた。
さすがに次の店で決めなければ戦友も付き合い切れないとなってしまうだろう。
それでいて、これまでのらぁ麺の概念を変えてしまうような逸杯を提供してくれる店となれば、そんなお店はそうは多くない。
それでも我輩には心当たりの店があったのである。
それは西早稲田にある
『らぁ麺やまぐち』
であった!
らぁ麺やまぐち
我輩は高田馬場から徒歩で向かったのだが、およそ10分ほどで到着。
一番の最寄り駅は副都心線の西早稲田で、徒歩6分となり、東西線の早稲田からも徒歩10分程のようである。
後は路面電車であるが、都電荒川線の面影橋から337mとの事であった。
我輩は高田馬場が一番、都合が良いので徒歩で向かうようになった。
今回で2回目の訪問となるが、どちらもランチの混雑する時間帯を避けての訪問であった為、待ちはなく入る事が出来たのであった。
こちらの店の良い所は昼休憩なしの通し営業である事がまず、あげられる。(緊急事態宣言解除後は昼休憩有りとなっているので注意)
これは時間帯を選ばずに訪問出来る為、大変有難いのである。
とは言え時折、中休みを取る事もあるようなので、Twitterを確認して向かうようにしよう。
我輩と戦友が頼んだのは基本となる、鶏そばの特製トッピングとなる
『特製鶏そば』
と、ローストポーク丼。
それと、もちろん忘れてはならないのがビールであるw
今回は戦友との久々の再会を祝し、乾杯していたら写真を撮り損ねてしまったのであるが、銘柄はエビスビールとなり、小瓶であった。
二人で飲んだらあっと言う間であったが、程なくしてまずは
『ローストポーク丼』
が着丼する。
無駄に電車賃を使わせてしまったお詫びから、戦友にもローストポーク丼をプレゼントしたのであった。
そして、待ってましたと
『特製鶏そば』
も着丼する。
丼に顔を近付けずとも香ってくる鶏の香り。
スープに浮かぶ、鶏油が輝いている。
まずはスープを一口、レンゲから啜ると、濃厚な鶏の味わいが口一杯に広がる。
いやはや、やっぱり美味い。
芳醇な醤油の香りも楽しみながら間違いないとうんうん、頷きながら横を見ると、戦友も美味い美味いと唸りながら食べていた。
人は本当に美味しい物と出会うと、唸るのであるw
食べただけで人を幸せな気持ちにさせてくれる食べ物であるらぁ麺を本当に凄いと思う。
具材には豚と鶏のチャーシューに、太めのメンマ、ワンタンが2個と、味玉が入っており、見た目にも美しい、カイワレが添えられている。
ローストポーク丼もジューシーな肉感を楽しみながら頂ける、格別な一杯であった。
辿り着くまでの道のりが長かったが、戦友も気に入ってくれたようで何よりであった。
総括
ここ最近の話しであるが、煮干し系のらぁ麺を限定で提供すると言った、限定麺もたまに提供しているようである。
本当に美味い店で、通し営業をやっている店が少ないので大変、重宝する店であると思う。
鶏清湯系でも群を抜いて美味い上に、時間帯を狙えば並ばずとも食べられる可能性もあると思うので、お薦めする逸杯である。
東陽町には
『らぁ麺やまぐち 辣式』
と言う、汁なし坦々麺を売りにした『らぁ麺やまぐち』の2号店があり、こちらも2019年のミシュランビブグルマンに選出された実績を持つお店である。
辛いのは苦手とするので我輩は、未だに訪問していないのであるが、こちらでは本店では扱っていない塩らぁ麺があるようなので今度、挑戦するつもりである。
ちなみに、こちらの店舗は通し営業ではないので、ご注意下され。
本日はこれにて御免!