やあやあ、さむらいである。
先日、記事で取り扱わせて頂いた
『中華そばいづる』
を覚えているだろうか?
こちらのお店は大門駅、浜松町駅を最寄りとし、煮干し系らぁ麵を売りにしているお店であった。
『中華そばいづる』を取り上げた記事はこちらから
やあやあ、さむらいである。 緊急事態宣言が発出された事で、思うようにらぁ活が出来ていない。 その為、宿題店の中でも記事ネタになるようなお店を優先的に訪れている。 逆に、これまで攻められていなかったお店などに訪問する機会も有り、これはこ[…]
実はこちらの店主である猪又氏が新たなジャンルでセカンドブランドのお店を出したと話題になったお店がある。
と言う訳で、本日は
『さむらい流新店道』
をお届けしよう!
さむらい流新店道とは?
“さむらい流新店道”とは、その名の通り新たに店舗を開店された店に行き、我輩の感想をここに綴らせて頂くものである。
中には旧店舗から新天地へ移転した店や、セカンドブランドの店も取り上げていくつもりである。
本日は2020年の12月に開店された
『えどもんど』
に訪問した時のお話である!
訪問日
時は祝月も半ばの頃。
緊急事態宣言が発出されたとあって、不要不急の外出が制限される中であるが、この日は土曜だったのだが、自転車で行ける範囲で良い店はないものかと悩んでいた。
そんな中であるが、我輩の生活圏で話題になっていた新店があった事を思い出す。
そのお店と言うのが二郎系だったのだが、一つ問題があった。
それは、二郎系が苦手であるという事である。
二郎系と言えば、二郎系を好んで食す人達を“ジロリアン”と言った造語で呼ぶ位、賑わっているジャンルである。
『ニンニクいれますか?』と尋ねられたら好みをコールするのがそのスタイルなのであるが、行った事がない一見さんはルールが良くわからないと、敷居が高くなってしまいがち。
しかし、今となってはその勢いは全国区となり、らぁ麵好きなら知らない者はいない程の認知度を得ているジャンルである。
らぁ麵好きとして二郎系が苦手であると言うのは、かなりの致命傷なのである。
ただ、我輩としてはあの量の多さや、パンチの強さがどうしても苦手なのだ。
最初は苦手であった方も好きになる程の中毒性があると言われるが二郎系なので、我輩はまだ、その領域には達せていない未熟者なのである。
そんな二郎系が苦手な我輩がなぜ、二郎系を売りとする新店を攻めてみたいと思ったのかと言えば、美味しそうだと思ったからw
その理由はあの、『中華そばいづる』の猪又店主が満を持して作った二郎系ラーメンだと言うので食べてみたいとなったのであった。
果たして、二郎系が苦手な我輩でも食べられる二郎系なのか?
えどもんど
我輩は自転車であったが、最寄りとするのは山手線の西日暮里駅で、昭和通り方面に進み、渡ったら左手(北千住方面)に進むと右手にある。
緊急事態宣言下の現在は時短営業となり夜営業はなく、11:00~17:00の通し営業を行っている。
行列必死と言う話であったので、売切れ御免の閉店間際ならそこまで待たないのではないかと時間帯を狙って、16:20に訪問すると待ち客なし。
ただ、売切れと言う可能性も大いにあるので近くに行くまでドキドキしていた。
暖簾が掛かっていたので営業していると確信し、そのまま店内へ。
店に入ると、ファミコンの時代のコミカルなBGMが耳に残る。
カウンターとテーブル席があったのだが、空いていたのはカウンター2席のみ。
食券制となっているので、先に食券を購入する。
メニューはラーメン(850円)以外に汁なし(900円)と汁なし担々麺(900円)しかなく、あとはトッピングのみ。
そして、遅い時間帯であったせいか、汁なし系はどちらも売り切れで、提供はラーメンのみであった。
我輩はラーメン豚2枚+半玉子(900円)にうずらの玉子(100円)をトッピングする。
そして、食券手渡し時に
『麺の量が選べますが?』
と尋ねられる。
大盛に出来るのではなく、麺の量を減らせるというご案内である。
二郎系に挑戦した事がない門下生(読者様)は、不思議に思われるかも知れないが、二郎系は並盛で普通の大盛以上の麺量となっていて、完食が難しいとわかっている“ジロリアン”は麵の量は少なめで頼むのが普通なのだ。
ただでさえ、二郎系を苦手としている我輩ならここは少なめとするのだが、この日は記事にする気満々であったので、敢えて麺量は普通をお願いするのであった。
麺は大きな鍋で一気に茹で上げ、平ザルで麺上げを行っていた。
そして、提供直前にいよいよ、あの
『ニンニク入れますか?』
と緊張の瞬間がw
“ジロリアン”にとっては造作もない一時であるのかも知れないが、我輩のような“初心者マーク”を付けたにわかにとっては緊張する瞬間なのである。
我輩のコールは
『ちょい野菜・ニンニク・アブラ』
と言うもの。
“ちょい野菜”は“野菜はちょっと”と言う意味ではなく、“野菜ちょい増し”と言う意味。
“ニンニク”は“ニンニク有り”と言う店も有るが、“ニンニク増量”を意味する店が多く、『えどもんど』は後者であった。
そして、“アブラ”は“アブラ多め”を意味し、こちらのお店では“アブラ”は別皿で提供される。
無事に我輩のコールを伝えると
『豚2枚+半玉子うずら』
が運ばれる。
手前には重量感の煮豚が2枚鎮座し、野菜は良く茹で上げられたクタ野菜で、その上にはアブラと増量されたニンニク、奥にはうずらの玉子が4個並んでいた。
見た目から圧倒されるボリュームであったが、まずはスープを頂く。
スープは非乳化でカエシは濃い目のキレを感じるが、二郎系特有のヘビー感は抑えていて、美味い!
麺を頂きたい所だが、手前の野菜からやっつけていく。
やっとこ
『麺上げ』
を行う事が出来たのだが、これぞ二郎系と言ったワシワシ系の自家製太麵を使用している模様。
食べ進めていく内にとある事に気づく。
豚2枚半玉子うずらを頼んだはずが、半玉子が見当たらないではないかw
小声で半玉子が入っていなかった旨を伝えると、最初から入れ忘れたようで申し訳ないと別皿提供されるのであったw。
こちらが
『チャーシュー』
なのだが、チャーシューは煮豚となっていて、アブラも多く、部位は腕肉だろうか?
トロトロで美味しく、ご飯にも合いそうなのだが、こちらのお店はご飯物と言ったサイドメニューはない。
頑張って食べ進めるが、途中から腹パン過ぎて箸が進まなくなり、我輩よりも後に入店したはずの人が先に退店していた。
普段はらぁ麵屋2軒位のはしごは行っているのだが、食べ進める事が出来ない理由は腹パンだけではなさそう。
なぜなら、水が進む進むw
麺を一口頂く度に水を飲み、胃に流し込む。
野菜がある内は麺と交互に食べ進める事が出来たのだが、野菜がなくなると途端に麺が飲み込めなくなっていた。
カウンターに置かれたお水が、普通の店の倍の大きさなのは二郎系では当たり前なのかも知れない。
最後は無理矢理完食し、改めて二郎系が苦手なのだと、悟るのであった。
総括
次回から二郎系は麺少な目から始めるとしようw
なぜ、アブラを追加してしまったのかと後悔すらしていた。
その為、スープ完飲は不可能となってしまった。
いやはや、やはりと言うべきか、我輩に二郎系は合わなかった。
美味しかったので完食こそ出来たが、猪又氏が作る二郎系でも、克服する事が出来なかった。
“ジロリアン”ならご存知だろうが、どちらかと言うと二郎系インスパイアの『富士丸系』に近いらしい。
『富士丸系』程並ぶ必要もなさそうなので、二郎系が好きな方は是非ともお試しあれ!
ちなみに、ビールは400円となっていたが、緊急事態宣言下の現在は提供していないと言う。
苦手ではあるがいつか、我輩でもリピートしたいと思える二郎系に出会えると信じ、今後も挑戦していきたいと思っている。
本日はこれにて御免!
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